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この記事は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!とは、2010年に公開された日本映画の1つである。
1997年1月~3月に放映されたフジテレビ系列の刑事ドラマ「踊る大捜査線」の映画第3弾。前作「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」からじつに7年ぶり、シリーズとしては「容疑者 室井慎次」以来5年ぶりの映画制作となる。
本作では、インターネットを通じて物語が進行する。時系列も同様に7年進んでおり、主人公の青島俊作は刑事課強行犯係長へ出世している。また、和久平八郎を演じたいかりや長介は2004年に亡くなったが、本作では病死した設定となっている。
かわりに伊藤淳史が演じる甥っ子の和久伸次郎が登場し、新人刑事として湾岸署刑事課に配属されている。
また室井慎次は、「容疑者 室井慎次」の騒動後に広島県警本部へ異動となるも、本作では池神警察庁長官のはからいにより警察庁長官官房審議官として中央に復帰している。
湾岸署を襲った猟奇的連続殺人事件から7年。お台場は外国からの要人が入国してくる空港が近く、高速道路やライフラインが通る東京湾岸部の要衝となっていた。この背景によりセキュリティ強化を急いでいた湾岸署では、厳重なセキュリティシステムを搭載した新庁舎への移転を決定した。そして、その引っ越し作業の本部長として刑事課強行犯係長の青島を任命した。
湾岸署引っ越し対策本部長に任命された青島は、引っ越しの細かい指示を出すなど引っ越し作業に追われていたが、その最中にバスジャック事件と銀行強盗事件が同時多発的に発生したとの一報が入る。
すぐに青島と恩田がそれぞれ現場へ急行するもなぜか「何も盗られてない」という不可解な事件となっていた。
一方、新庁舎を視察していたスリーアミーゴスの3人はふと拳銃保管庫を確認すると拳銃が3丁紛失していることに気づく。これを青島や恩田に話し、隠ぺいするよう工作するもネット上のリークで署外にバレてしまい、謝罪説明会見を開くこととなる。
すると翌日に湾岸署管内で射殺事件が発生したとの一報が入る。青島が急行すると紛失した拳銃とともに船上に倒れている遺体を発見した。
これを受けて警視庁は湾岸署に捜査本部を設置。本部長に任命された一倉管理官は所轄に捜査をさせない方針であったが、所轄と本庁のサーバントリーダーとして参加していた鳥飼管理補佐官の進言により、捜査の参加を認めた。青島はその鳥飼とコンビを組み、捜査に動くのであった。
一方、真下の後任として交渉課課長となった小池は交渉人として捜査に参加。被害者がプレーしていたオンラインゲームのチャットを通じて犯人と接触。通話チャットに切り替えると、犯人から過去に青島が逮捕した犯罪者9名全員の解放を要求。解放しなければ残り2丁の拳銃で無差別殺人を実行すると脅した。
これを受けて警察庁上層部は対策会議を開き、対応を協議した。この中には、池神警察庁長官の便宜で広島県警本部から呼び戻されて、警察庁長官官房審議官となった室井慎次の姿もあった。室井は犯人の要求に屈せず現場の人間による解決を信じることを固辞していたが、他の上層部らの思惑による政治的な力との板挟みで苦悩するのであった・・・。
「踊る大捜査線」の記事を参照。
これまで、「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」、「レインボーブリッジ封鎖できません!」など数々の青島の名セリフを生み出してきたが、今回も名セリフとされる青島の発言がある。
その名セリフというのが「俺に部下はいない、いるのは仲間だけだ」というセリフである。
この発言が登場するのは日向真奈美の解放決定直後のシーンで、室井が電話で小池に日向の説得役を青島にやらせることを命じた。青島本人もこれを聞いたが、捜査本部長の一倉は「所轄に捜査はやらせない」という信念を貫いたため、命令を無視して本店捜査員にやらせようとする。
これが所轄捜査員とのもみ合いに発展し、現場は騒然とする。その様子をテレビ中継で見ていた恩田は、外部スピーカーに通じるマイクを使って自分の思いを吐露し、皆を諫めた。
これを静かに聞いていた青島は、一倉に対して再度説得役をやらせてくれるよう要請した。そして以下の引用シーンとなる。
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最終更新:2025/12/06(土) 09:00
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