野々原雛桜

野々原雛桜(ののはら　ひなざくら)とは、枕で発売中のアダルトゲーム『向日葵の教会と長い夏休み』に登場する
ヒロインである。CV: 雪都さお梨
エンディングテーマは『さくらとことり』。

プロフィール

 身長:148cm 体重:35kg
 スリーサイズ:B67(A)/W49/H68
 誕生日：8月生まれ(しし座)　    
 血液型：O型

 朧白教会に預けられた幼女少女。1匹の猫を通じて仲良くなっていく。
 持ち前の行動力で色んな事に挑戦していく。木登りが得意。
 子供の時は「ヒナちゃん」と呼ばれ、みんなから愛される「朧白聖歌隊」のマスコット的存在。
 教会の「鐘つき職人」でもある。彼女がいないと朧白村の朝は始まらないに等しい...。
 そして、「ムフン」とドヤ顔するのはお約束。
(反転→)　因みに、金剛石シナリオでは、金剛石の母親、朧白瑠璃子はヒナに全く目がない。
             また、成長した雛桜は色々借りがあるのか、「ヨミ」と言う黒猫に頭が全く上がらない。

概要

「ちびヒナ」における概要

主人公、明日葉陽介が8年ぶりに朧白村に帰ってきた日、彼女は朧白教会に引き取られる。
あまりにも小さいので、朧白・ヒポポ・金剛石には網で捕まえられそうになる羽目に。
最初の頃は周りになじめないところがあったが、とある1匹の猫を通じて心を開くようになり、みんなと仲良くなる。
持ち前の行動力で朧白聖歌隊の小さなメンバーとして、秘密基地再生計画に協力する。
ちなみに金剛石が秘密基地の屋根を壊した際、代わりになるトタン板を見つけたのは、実はヒナである。
が、大きすぎて持ち込めなかった為に一時は却下されるものの、夜間に陽介と詠が改めて持ち込み屋根を
修復した。

(ここからは雛桜シナリオのネタバレの為、反転)

そんなヒナに対して、かつて同じ境遇にいた陽介はとても優しい部分を見せている。
例えば河原でたんぽぽ水車を作ってあげたり、鷺月ルカ(彼女もある意味同じ境遇)と買い物に出掛けた際には
着ぐるみ(ヒナゴン)を買ってあげて喜ばせた。一緒にお風呂に入ったら苦手だったシャンプーを克服させたり、
一緒に寝てあげたり...。ただ、ルカにはロリコン扱いされたのは言うまでもないが。

しかし、陽介とケンカもする時も。
事の発端は鐘つき当番だったヒナが、いつもの木登りのように鐘のある塔の上を登ってしまう―
その瞬間を見た詠(この時猫になっていた)が陽介に助けを呼び、なんとか助けようとしたら陽介と一緒に塔から
落下してしまう。陽介は軽いけがで済んだものの、ヒナを叱責した為に大ゲンカしてしまう。しかし、詠と黒猫
(になった詠)のおかげですぐに仲直りする。ヒナが陽介に恋心を抱くようになったのはここからかもしれない。

そして、ヒナの誕生日―
朧白聖歌隊のみんなで楽しく誕生日を祝ったが、神父である荒川天海が渡したプレゼントが誕生日にトラウマを
植え付けてしまう。というのも神父が渡したプレゼントはヒナの母親からだったからである。そのため、誕生日の
存在をヒナは嫌うようになる...。そんな天海から陽介に伝えられた真実はある意味驚愕のものだった。
実は、ヒナの母親は野々原梢という人物で、陽介の養母でもあった。つまり、血は繋がっていないが兄妹の関係
であった。言うまでもなくヨスガれない関係...。

陽介はヒナの母親である野々原梢に事の真相を聞こうとしたら、黒井にフルボッコにされてしまい殆ど真相は
聞けずじまい。失望の中、再び朧白村へ戻る事に。そして、ヒナの父親になる為に神父に嘆願するが願いは
叶わず。それでも陽介は夏休みの終わり以降、大学を卒業し朧白漁協に就職、ヒナを引き取り、かつて朧白
教会であった建物にヒナと住み、父親になる為に奮闘する。

そして、夏休みの終わりに近づいたある日、夏咲詠は陽介の目の前で姿を消す。そしてヨミという黒猫に
転生する。

因みに雛桜のシナリオはエンディング曲が2つ用意されており、ちびヒナのED曲は『ヒマワリの教会』である。

 

雛桜における概要

それから10年の歳月が流れる。実は雛桜のシナリオはここがメインシナリオになっている。
変わらない村と陽介と雛桜とみんなの関係の変化が描かれている。

(ここからは雛桜シナリオのネタバレの為、反転)

雛桜は朧白学園に入学し、「ちーこちゃん」こと今井市子と楽しい学生生活を送る。
楽しい生活を送るものの、雛桜は陽介との養子縁組を拒否し続けていた。しかも子供扱いされるのが嫌で、
陽介の目の前で水着姿で生活までしてしまう。_おい。

実は彼女の心中では、自分の為に陽介の青春時代を棒に振ったと言う罪悪感があった。
しかも、陽介は鮎ヶ瀬月子とのお見合いを断ってしまいその辛さが負担になっていた。そんな折、陽介が隠して
いた10年目の出来事を知ってしまい、単身東京へ行ってしまう。結局陽介に引き留められるが、彼自身から
10年前の真相を聞き、養子縁組の方向に動くのだが...それでも2人の間には何かギクシャク感があった。
陽介は父親になりたかったが、雛桜は陽介のお嫁さんになるのが夢だったからである。

そんなある日、朧白村にやってきた黒井の計らいで、黒井を今度はフルボッコにした陽介に対して野々原梢との
対面が再び実現する。雛桜は自分が梢に引き取られる事を不安視していたが、ハンズフリー越しで陽介と梢の
会話(陽介を引き取った事と雛桜の出生の秘密)を聞き、遂にある決断をする。陽介も同じように...。
そして陽介はなんと、雛桜にプロポーズした！ついに10年越しの愛が実り2人は結婚する事に。
この結婚式の日は、雛桜が嫌っていた彼女の誕生日でもあったが、逆に記念すべき最高の誕生日になった。
そして、この日。それと同時に梢と親子の対面も果たした。
 
それから―
雛桜は学生生活をこなしながら、楽しい夫婦生活をしたり、黒井と梢の恋の応援をしてあげたり...。
その後は受験勉強を行う姿が描かれているが、陽介が青春時代を彼女の為に棒にした事を気にしているので
大学に行ったかどうかは定かではない(陽介はもっと楽しんでほしいと願っているが)。
最後には陽介との間に1男1女の家族に恵まれた生活を送る。

実は攻略ヒロインの中では、彼女のみ結婚と家族エンドである。但し、血の繋がらない兄妹なのでヨスガれない。

関連項目

• 向日葵の教会と長い夏休み
• ロリコン
• ヨスガれない(←反転)