QSoundとは、音響技術の一つである。
カナダの「QSound Labs
」が開発した音響技術の名称。
2chの環境で立体的なサウンドを実現するいわゆるバーチャルサラウンド。
あらかじめ処理を行ったデータを再生する「Qサウンド(Q3D)
」と、ラジカセや通称Qサウンドアンプと呼ばれている機器を用いて、通常の音源にエフェクトを掛け擬似的な3D音源化する技術「Qサラウンド(QXpander)
」が混同されているため注意が必要。(Q3DとQXpanderについての参考情報
)
音声データにフィルタリング処理を行い3D 2chサラウンド化(タイミング、振幅、周波数特性を操作して、バイノーラルイメージを生成)した音源を出力し、Qサウンド化された音源は適切な位置にスピーカーを配置することで専用アンプなどの機材なしで、再生機器を選ばず一般的なステレオ装置で3Dサラウンドが体感できることが特徴。(ドルビーデジタルのように専用デコーダーを必要とする方式ではない)
日本国内ではゲームメーカーの株式会社カプコンが業務用基板CPS2や一部のCPS1.5タイトルで採用していた。
またそれらの家庭用移植版やサウンドトラックCD、他社のビデオゲームや一般の音楽CDにもQSOUNDが採用されているものがある 。
| 主なQサウンド使用 ゲームタイトル |
発売 |
|
| アーケード CPシステム1 |
1992年11月 1993年4月 1993年5月 1993年7月 1993年12月 |
|
|
スーパーストリートファイター2 |
アーケード CPシステム2 |
1993年10月~ |
| ストリートファイターEX スターグラディエイター2 テトリス グランドマスター 超鋼戦記キカイオー ストライダー飛竜2 ほか |
アーケード PSX |
1996年11月 1998年3月 1998年7月 1998年9月 1998年12月 |
| エコー・ザ・ドルフィンCD(国内・北米版) ソニックCD(北米版) ナイツ ソニックR ソニックアドベンチャー |
MEGA-CD SEGA-CD SEGA SATURN SEGA SATURN Dreamcast |
1995年2月 1993年9月 1996年7月 1997年12月 1998年12月 |
エコーザドルフィンSEGA-CD版(北米版)マニュアル
4P-5P、ソニックCD(北米版)マニュアル5P
にはQsoundの正しいスピーカーセッティングと視聴方法について以下のような記載がある。
・スピーカーをリスナーから等距離かつ、平面、高さを合わせる、壁から3フィート(0.91m)ほど離して設置する(実際には左右との距離を均等にし、高さを合わせるだけでも十分効果を体感できる)
・音響にバランス調整機能がある場合はできるだけ中央、均等に合わせる
・配線の+-を正しく接続すること
などの条件を満たすことで最大限Qサウンドを楽しめるとのこと
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https://twitter.com/uyo_U4/status/1021593133358796800
なお、国内版のエコーザドルフィンCDもQサウンドが使用されているがマニュアルに詳細についての記載はない。
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https://twitter.com/uyo_U4/status/1787804715281248428
天地を喰らうII 赤壁の戦い サウンドトラック同封の冊子4ページ目にも「基本的なステレオ再生システム以外には特殊な装置を必要とすることなく、立体的な音の配置を行う技術です」との記載がある。
Qサウンドでない音源を疑似3Dサウンド化するエフェクターの一種
一般音響機器向けのQX-1(ボード・A社)、アーケードゲーム筐体に組み込み用QS-1(三和電子株式会社)などのQサウンドアンプと呼称される機器や、過去にAIWAが一部のステレオラジカセに採用
していたり、PC用サウンドカードでも採用していたものがある。
ポータブルオーディオプレイヤーで採用している例もあった。
※2009年10月10日に発売された㈱マトリックスコミュニケーションズの「SoundAmyule A7
」など
Qグランダム、impressなど、カプコン純正筐体がQサウンド対応筐体として販売されたことと、Qサウンドについての詳しい説明がない状態で「すごい新技術が搭載されている」というメーカーのイメージプロモーションが先行したせいもあり、専用のQサウンドデコーダー、アンプが内蔵されているという誤解が広がり、都市伝説化しているケースも多い。
実際にはヤマハ製YAMAHA AST(YST) Systemアンプ、スピーカーが搭載されており、他社製ゲーム筐体よりも高品質なステレオサウンドの出力が可能ではあるものの、あくまでも一般的なステレオサウンド再生装置である。(同世代の一般的なアーケードゲーム筐体はモノラル出力のものが多いためQサウンド再生に適した筐体であることは間違いない)立体音響のデコード機能を持つ専用機器、QXpanderに相当する機材は搭載されておらず「カプコン純正筐体のQサウンドアンプ」なるものは存在しない。
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https://twitter.com/Hitsheegame/status/1659243972454383617
CPシステム2の基板でQサウンドを使用する場合は
・基板設定画面でQサウンドを選択する
・マザーボード側のステレオジャックから音声を取り出す
・一般的なオーディオアンプ経由でステレオスピーカーに接続することで対応ができるため専用筐体である必要はない。
Qサウンド適応済の音源に対してはそもそも専用機材を必要としておらず、QXpander機器であるQX-1や対応コンポを繋ぐのはエフェクト二重掛けになるため本来意図した使用方法ではない。
掲示板
5 ななしのよっしん
2024/08/20(火) 10:13:09 ID: Hua57vpWx8
自宅でプレイするならそれなりに効果のある技術だが、周囲の環境がクソうるせーゲーセンでこれ載せて何の意味があるんや?って昔からずっと思ってた
実際カプコンだけが頑なに載せてたけど他のメーカーは全く追随しなかったし
6 ななしのよっしん
2024/08/26(月) 01:34:48 ID: 5H+6gM6Y5J
ちびまる子ちゃんの1期の時に出たイメージアルバムがQサウンドのCDで、後から聞こえたり自分の周りを回る様に聞こえたり、ビックリした記憶が。
もしかしたら違う技術かもだけど、普通のラジカセだったから凄いなと思った。
7 ななしのよっしん
2025/04/06(日) 02:59:18 ID: UT6qpk6Lel
ちゃんちゃらおかしい
この部分のーおーとー
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最終更新:2026/06/12(金) 20:00
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