リボンとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
星のカービィ64に登場した、リップルスターからやってきた妖精の女の子で、カービィシリーズでは珍しい「ヒロイン」にあたるキャラクター。カービィと共にくだけ散ったクリスタルを集める旅に出る。
妖精ではあるが、カービィシリーズでは数少ない人型キャラ。背中には2枚の羽が生えていて、それで飛行している。身長はカービィより若干低いくらい。髪はピンク色で、長さはセミショート。ボタンのついた赤い服を来ている。名前通り、頭には赤いリボンをつけている。
主としてカービィと行動を共にし、クリスタル回収時に現れる。最終決戦ではクリスタルの力を借りて、カービィと共に戦った。
公式サイトでの一人称は「わたし」。ムービーでは皆に踏んづけられたカービィを運んだりする等、優しい性格が伺える。
エンディングではカービィと握手をしたり、真のエンディングではカービィにキスをするなど、しっかりヒロインしている。なぜかゲームオーバー画面に唯一いない。
最終決戦のゼロツー戦では、カービィの飛行を助ける形で活躍する。その時の能力欄にされる表示はリボンの形とクリスタルの形であるため、リボン+クリスタルと呼称される。漢字表記にした時には「妖+晶」と表示され、人気のゼロツー戦アレンジBGM(妖晶零弐)の影響もあって、こっちの呼称のほうが有名。
カービィシリーズで数少ない人型という共通点を持つアドレーヌとは違い、漫画作品での出番はあまり多くない。
デデデでプププなものがたりでは、わがままな性格だが比較的常識人。歌手になったりリポーターになったりする等テレビで活躍している光景が見られた。ポップスターでは珍しい人型の女の子であるせいか、初登場時にはデデデ大王や住人から引っ張りだこになった。その後は先述の芸能活動をしていたが、カービィ64発売から時間が経つとともにカービィ達との絡みが少なくなった。そして最終的には姿さえも見せなくなってしまった。しかし同作が11年の時を経て再開すると再び登場し、掲載誌が変わった事もあってか「合コンに行きたがる」「メタナイトを芸能人が通うクラブに誘う」など妙な方向に背伸びするようにもなった。
エニックスの4コマ漫画の各作家に届けられた資料では「幼い喋り方をする」という情報があった様子。そのため、でしゅましゅ口調で喋らせているものもあった。また、光文社の4コマ漫画ではその服装から、「パンツまる見え子ちゃん」という特殊な呼称で呼ばれているものもあった。
カービィ64のプレイ動画などでリボンの姿を見る事ができる。カービィ作品では64の知名度がそれなりに高いことと、かわいらしい容姿から人気があり、二次創作漫画といった手書き作品では比較的多く登場する傾向にある。カービィの大切な友達、恋人の様なポジションで登場している場合が多い。イラストにおいてもカービィとセットの場合が多い。
よくカービィの性別を議論する時に引き合いに出されるのが「カービィがリボンにキスをされて赤面するシーン」である。リボンがどう見ても女の子のため、赤面しているカービィは男だという主張がされる。
あくまでカービィは性別不詳なことを忘れないでほしい。
企画当初、64の操作キャラはカービィだけでなく、他のキャラクターも選べるようになっていたのだが、リボンは操作キャラクターの選択と切り替えの役目も担っていた。また、完成版ではクリスタルを入手した時にカービィからリボンが出てくるが、企画段階の時にはステージ上空の安全圏で待機しているという設定があった。
ちなみにリボンという名称はギリギリまで決まっていなかったらしく、ロクヨンドリームでは発売後(2000年5月号)で初めて名前が明かされた(それ以前は妖精と紹介されていた)。またリボンが付けている赤色のリボンは、CMでは紫色になっていた。
何故か企画段階の絵コンテ等では「川島」と呼ばれており、リボンという名前は見られなかった。その理由は不明である。
なおこの呼び方を快く思わない人もいるので、使うタイミングには十分気を付けましょう!
2018年7月6日のお昼頃、星のカービィポータル公式ツイッターにて国内外で歓喜の声が巻き起こる。
約18年のブランクを経て、星のカービィ本編への再登場が約束された。しかもプレイアブルである。
同じく星のカービィ64にて登場した仲間アドレーヌと共に、「星のカービィ スターアライズ」第二弾アップデートのドリームフレンズとして登場。空中での活動が苦手な彼女をしっかりサポートする大役を得た。
アップデート日時は2018年7月27日を予定している。
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最終更新:2024/12/18(水) 18:00
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