ザトー=ONEとは、格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターである。
プロフィール(公式)
性格・設定
性格(公式)
冷静且つ残虐な暗殺者。
穏やかでセツをわきまえた口調でも、決して相手を対等に見ない含みを口元に表している。
しかし、それは保身を極めた結果的な装いであって、実際の彼は小心を核とした普通の男性である。(要するに見栄っ張り)
本来、彼の心の奥底には善意なども存在する。
設定
- 影を自在に操る盲目のアサシン組織首領。
- 名前の元ネタは盲目の侠客として有名な「座頭市」から。
- 元々は下っ端のチンピラだったが、禁呪 卑・泥獄墜法第5法『蝕精影陣』を使用したことで、自らの視力と引き換えに「影を自在に操る能力」「周囲の気配を察知する能力」を手に入れ、その能力を行使して組織のトップにまで昇り詰めた。
- かつての組織の部下であるミリアとは師弟・愛人関係の間柄だったが、ミリアの裏切りをきっかけに現在は愛憎入り乱れ互いに殺し合う関係となっている。
- 同じく部下であるヴェノムからは心酔されている。
- これはかつて組織から役立たずと判断され処分されそうになっていたヴェノムにザトーが救いの手を差し伸べ、生きがいを与えたため。
- ヴェノムの心酔っぷりは凄まじくホモ疑惑も上がるほど。
- アサシン組織はチップの師匠の殺害やファウストの患者の少女を医療ミスに見せかけて殺すといった数々の悪事を行ってきたため、ザトーを恨む人物は多い。
設定の変遷
初代GUILTY GEARにて、意思が生じた自らの影「エディ」に体を乗っ取られたザトーは、次作GUILTY GEAR XのEDにて死亡してしまう。
当初Xのストーリーでは「ザトーが自分を取り戻しエディが立ち去る」という結末を予定していたが、CVの塩沢兼人氏が急逝したため、それに合わせる形でザトーもこの設定に変更され、CVは子安武人氏が引き継ぐこととなった。
しかし、Xrdでは人類初の黄泉帰りとして晴れて現世に生還することとなった。
GGXrd
エディ
- ザトーが能力を使う内にひっそりと力を蓄えていた影の禁獣。自我の芽生えと同時にザトーの体を支配した。
- GUILTY GEAR XX以降、「ザトーは完全に死亡し、エディがザトーの亡骸を操っている」という設定となったため、キャラクター名も「エディ」に変更された(Xrdでは前述通り「ザトー=ONE」名義に戻っている)。
- やたらとテンションの高い掛け声を発するが、冷酷で残虐・相手を見下す・見栄っ張りといった根底の性格は宿主のザトーに似通っている。
- エディはザトーの体を支配し結果的に衰弱死させてはいるものの、「ザトーは自らにとっても宿主としてかけがえのない存在であった」と話しており、決して望んで殺したわけではないことが伺える。
- 禁獣は生物兵器であり、兵器としての暴走を防ぐためか寿命が短く設定されている。そのためエディは宿主が死んでしまったことも相まって余命が残り少なく、寿命を少しでも伸ばすため新たな宿主を探して各地を放浪している。
- 後に元老院に捕獲され、黄泉帰りを果たしたザトーと共に囚われていた。セカンドライフを謳歌しようぜとザトーを説得していたりと茶目っ気が増えていた。
ゲームキャラクターとしての特徴
本体とは完全に独立した影の分身「エディ」を召還し、個別に操作できるのが最大の特徴。
本体と分身による連携攻撃は非常に強力で、長年の間最強キャラの座に君臨し続けた。
長所
短所
- 操作性が非常にトリッキーで難しく、性能を引き出すためには相当の修練が必要。
- 分身は相手の攻撃を受けると消えてしまい、エディゲージが回復するまでは再召還できない。
- 本体自体の性能はあまり高くなく、分身がいないと立ち回りがイマイチ心許ない。
- 切り返し手段に乏しいため、守りに入ると苦戦を強いられる。
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