No.86 H-C ロンゴミアント 単語


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ナンバーズハチジュウロクヒロイックチャンピオンロンゴミアント

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No.86 H-C ロンゴミアントとは、遊戯王OCGカードである。

概要

「THE DUELIST ADVENT」(2014年4月19日発売)でOCGに登場。日本語ワールドプレミアの1枚。

エクシーズ・効果モンスター2023年10月より禁止カード
ランク4/闇属性/戦士族/ATK 1500/DEF 1500
戦士レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカーは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドカードを全て破壊できる。

素材の数に応じて様々な効果を得られる。

素材には戦士族の定があるが、条件を満たせるカードは多くあり、「H-C エクスカリバー」などと併用できるので、出すだけならばそこまで苦にはならない。

素材2つでも3000の攻撃力が得られ、決して低い数値ではないが、一時的な攻撃力であれば「H-C エクスカリバー」や他の「H-C」エクシーズ体のほうがより高い値を得られるため、攻撃力当てならばそちらのほうがよい。
ただ、素材が3つ以上あれば効果と戦闘の両方に耐性を得られるため、召喚時の「奈落の落とし穴」などは受け付けなくなる。4つ以上の効果も、相手に反撃させないようにできる。

5つ以上の効果は、相手フィールドの全体除去。直接にカードアドバンテージ(カード枚数による優位性)を得られる可性のある一の効果。5枚消費するだけにその威力もかなりのものだが、相手フィールドに5枚以上のカードがなければアドバンテージを得るには至らない。
そもそも、5体もの戦士モンスターを展開するという行為自体が相当に難しく、さらに「神の宣告」などでエクシーズ召喚そのものを効にされるリスクもあるので、この効果はあまり積極的には期待できないだろう。

あまり素材を多くしすぎると「神の宣告」などを受けたときの損失が大きくなるため、下手に素材数を増やすことは避けたいが、かと言って2つだと、「H-C エクスカリバー」で事足りてしまうので、3つ程度がちょうどいいかもしれない。

展開力に優れる【テラナイトデッキとの相性も良い。5体でのエクシーズ召喚も狙うことができ、このカードの3つ以上の効果によって、「因士 アルタイル」の攻撃不可のデメリット無視できるため、切り札となり得る。

幻影騎士団】にて、「No.75 惑乱のゴシップシャドー」を吸収させることで、5素材のこのカードと「未来ホープ」を成立させることが可で、一時期環境に進出し、現在では【幻影騎士団】の1タイプとして活躍している。

その後、「H・C モーニングスター」の登場で、「ヒロイック」を導入したデッキでこのカードエクシーズ召喚することが現実的になった。(ただし依然としてリソースは大きく切るためハイリスクなのは変わらない)
この時期、環境較的使われているデッキの中では【ふわんだりぃず】では基本通常召喚しか行わないため、「ナンバーズエヴァイユ」からこのカードの特殊召喚するギミックを導入しやすく、デメリット無視の「発禁」も的に導入しやすい。しかし、この方法は後攻でしか動きを通せないため本来の強みである耐性や制圧部分がフルには活かせない形となる。


ヒロイックの中では一の闇属性

ロンゴミアントは、アーサー王伝説に現れるのこと。

ナンバーズ(No.)の1枚。
ナンバーズアニメ漫画遊☆戯☆王ゼアル」と関わりの深いカード群であり、作中ではアストラル記憶ピースとされる。このカードそのものはアニメ漫画に登場していないが、アニメ漫画でこのカードと同じナンバーナンバーズは登場していない。
また、ヒロイックアニメゼアルゴーシュが使用したカードカテゴリ。一時的に入手した「No.54 反骨の闘士ライオンハート」を除いて、彼がナンバーズを持っていると明確に示された場面はないが、Mr.ハートランドの配下として行動していたころにはこのカードのようなナンバーズを持っていたのかもしれない(もっとも、そのころは【バウンサーデッキを使っていたが)。

非常にゼアルと縁の深いカードではあるが、OCGアークファイブとなった後のパックで登場している。DUEAではほかにもゼアル出身のカテゴリの新規カードが登場している。ワールドプレミアムという新しい組みの中であるとはいえ、一般パックで旧シリーズの関連カードが収録されるのはしい。

リミットレギュレーションについて

OCGでは制限カードだが、海外ではNo.75 惑乱のゴシップシャドーとのコンボがから2019年1月28日禁止カード定された。現在マスタールールならともかく、リンク召喚体の新マスタールールでの禁止なので相当危険性があると見なされたのだろうか。その後、OCG海外マスターデュエル(後述)の後を追うように禁止カード定された。

マスターデュエルでも実装当初から【幻影騎士団】で使われてきたため、2022年8月31日No.75 惑乱のゴシップシャドー禁止カード定された。しかし、その後の新パックでナンバーズエヴァイユ」「発禁」が実装されたため再びこのカードが注された。
約1年間ノータッチであったが、シングル戦で対策が困難な状況を作り出すデッキや、期決着によりデュエルの駆け引きの要素が著しく損なわれるデッキと見なされたせいか、2023年9月1日禁止カード定された。

ちなみに、マスターデュエルにおけるロンゴミアントのレア度はURなのだが、改訂直後なら分解しても生成分のポイントが帰って来るため問題い。しかし、関連カードの「ナンバーズエヴァイユ」「発禁」はURであるため、このカードの為に用意したプレイヤーにとっては相当な痛手であることが伺える。
なお、No.75 惑乱のゴシップシャドー」はRなのでレア度という点では問題外。

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