サッカーノルウェー代表とは、ノルウェーサッカー協会(NFF)により編成されるサッカーのノルウェー代表チームである。ユニフォームはホームが上下とも赤、青、白。アウェイは上下とも白。
| サッカーのナショナルチーム | |||
| ノルウェー代表 | |||
|---|---|---|---|
| 基本情報 | |||
| 国旗 | |||
| 協会 | NFF | ||
| 大陸 | UEFA(ヨーロッパ) | ||
| FIFAコード | NOR | ||
| FIFA加盟 | 1908年 | ||
| 監督 | ストーレ・ソルバッケン | ||
| FIFAワールドカップ | |||
| 出場 | 2回 | ||
| 最高成績 | ベスト16(1回) | ||
| UEFA欧州選手権 | |||
| 出場 | 1回 | ||
| 最高成績 | グループリーグ敗退 | ||
FIFAワールドカップに3回、UEFA欧州選手権に1回出場。オリンピックでは1920年のアントワープ大会でベスト8、1936年のベルリン大会では銅メダルを獲得した実績がある。
ウィンタースポーツのイメージが強い国だが、サッカーも古くから人気が高く、ヨーロッパの上位リーグで活躍するタレントを輩出はしているものの、同じ北欧のスウェーデンやデンマークと比べると実績では見劣りし、近年は1998 FIFAワールドカップでベスト16に進出した以外は目立った戦績を残せていない。むしろ女子代表のほうが結果を残している。
チームとしてのスタイルは北欧のチームらしいフィジカルの強さを活かしたダイレクトな攻撃と組織的な守備が特徴であり、カウンターとセットプレーが武器としている。もっとも近年では選手の技術力向上により、従来のロングボール主体の攻撃だけでなく、ショートパスを織り交ぜたビルドアップも試みるようになっている。
実はブラジル代表相手に相性の良いチームであり、過去に4度対戦して2勝2分と負けたことがない。1998年のワールドカップでは2-1で勝利する番狂わせを演じている。
トップリーグである「エリテセリエン」は、若手選手の育成と成長の場として機能しており、21世紀に入って欧州の中でも優れた若手育成システムを確立。2020年代にはアーリング・ハーランド、マルティン・ウーデゴールといった世界トップクラスの実力を持ったスター選手が登場している。
1908年7月12日のスウェーデン戦で初の国際試合をおこなう。ひと足早く代表としての活動をスタートさせた隣国のスウェーデンやデンマークと比べて劣勢が続いていたが、1920年のアントワープオリンピックでベスト8に入る。1930年代に入って黄金期が到来し、1936年のベルリン大会では開催国のドイツを下して準決勝進出。準決勝では優勝国のイタリアに敗れたが、3位決定戦ではポーランドを下し銅メダルを獲得。1938 FIFAワールドカップ・フランス大会でワールドカップ初出場を果たすが、初戦でイタリアに敗れて敗退している。
第二次世界大戦後は長きに渡って低迷期が続き、1980年代までワールドカップや欧州選手権では予選で敗退していた。
1990年にエギル・オルセンが監督に就任すると、オランダ、イングランドと同居した欧州予選を突破し、1994 FIFAワールドカップに56年ぶりの出場を果たす。本大会では初戦のメキシコ戦でワールドカップ初勝利を挙げるなど1勝1分1敗と善戦するが、惜しくも総得点の差で最下位となりグループリーグ敗退となる。
1998 FIFAワールドカップで2大会連続での出場を果たすと、トーレ・アンドレ・フロ、オレグンナー・スールシャールといったタレントの台頭によって前回よりも戦力が強化。2引き分けで迎えたグループリーグ第3戦では優勝候補のブラジル相手に勝利する大番狂わせを演じ、初のグループリーグ突破を果たす。ラウンド16でイタリアに敗れはしたが、これまでの国際大会で最高の成績を残した。
EURO2000ではUEFA欧州選手権初出場を果たし、グループリーグ初戦ではスペインを破るが、グループリーグ3位に終わり敗退となった。
その後は再び冬の時代が訪れ、ワールドカップやEUROのプレーオフに進出することもあったが、予選を突破することができず国際舞台から遠ざっていた。2020年代になってアーリング・ハーランド、マルティン・ウーデゴールといった傑出したタレントが登場し期待値が高まるが、EURO2020、2022 FIFAワールドカップ、EURO2024と予選敗退となり、低迷は続いていた。
2026 FIFAワールドカップ欧州予選ではハーランドが8試合全試合でゴールを決め、16ゴールを挙げる規格外のゴールラッシュを披露。イタリアにはホームとアウェイ両方で快勝し、8戦全勝37得点という圧巻の強さで28年ぶりの本大会出場を果たす。
太字はワールドカップで指揮を執った監督。国旗が付いているのは外国人監督。
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最終更新:2025/12/08(月) 09:00
最終更新:2025/12/08(月) 09:00
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