ナイト・オブ・ザ・スカイとは、2005年のフランス映画である。日本公開は2006年。
監督は『TAXi』のジュラール・ピレス。
フランス版『トップガン』ともよばれるが『トップガン』が飛行場面の75パーセントを地上で撮影しているのに対しこちらは75パーセントを空中で撮影している。
監督自身が航空免許を複数持つほどの飛行機好きなこともあってフランス空軍の全面協力のもと徹底的に実写にこだわって製作されている。
例えば、初めてパリ上空での撮影が許可・廃棄予定だった実際の戦闘機(ミラージュⅢをミラージュ2000に見立てている)を爆破・補助タンクを翼下に取り付け改造しカメラを取り付ける・戦闘機に乗る俳優をダッソー社の戦闘シミュレーターを使った疑似空戦やオランダで3カ月間みっちり訓練させ極力俳優自身でスタントさせる(セブ役のコルニアックは複葉戦闘機“ステアマン”に乗っているシーンで撮影隊のヘリとぶつかりかけるなどして非常に怖かったという)など。
その映像は空中映像とは思えないほど乱れがなく非常に美しい。本作を史上最高の戦闘機映画におす声も多く映画のドッグファイトシーンを語るうえでしばしば話題にあがる。
空中以外のスタントも滑走中のミラージュにトラックから乗り移ったり実際に平手打ちを食らったりと俳優の体当たりの演技が見れる。
このように映像への評価は極めて高いもののストーリーはうやむやになった伏線やぶつぎりの展開が多く評価は総じて低い。
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最終更新:2025/12/21(日) 20:00
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