ペガサスナイト

ペガサスナイトとは、天馬を操り空を飛ぶ女の子である。
ここでは、ファイアーエムブレムのものについて記述する。

概要

天馬に跨り空を駆ける騎士であり、HPや力は低いものの高い素早さと技、そして魔防が高く
高い機動力で戦場を駆け華麗なる技で戦う。

所謂飛行ユニットであり、屋外マップなら高い山、海、川はおろか一部の城壁すら足を取られることなく乗り越えて
移動することができる、反面、地形効果を受けられず弓や風魔法に弱い。
屋外マップなら実質全地形無視と言う騎馬系以上の物凄い機動力を誇り、素早い攻撃ができる反面、
守備が低く地形効果もないため弓が来ると一瞬で落とされることから慎重な運用が求められる。
ただし、ナイトキラーに特効はない。また、アイテムやスキルで弓の特効を無効化できる。

現在、少なくとも味方になるのは女の子だけで女性専用職となっており
また、ペガサスナイトの三姉妹とそれによるトライアングルアタックはFEの伝統である
（最近は他のクラスも使えたり姉妹じゃないときもあるが。）

上級職は通常はドラゴンナイト又はファルコンナイトで、作品によって仕様が異なる。
ドラゴンナイトになると装備がいかつくなり魔防が大きく下がってしまうため「クラス変更」に近かった
ファルコンナイトの方は天馬騎士であり、ペガサスナイトの特性をそのまま引き継ぐ、
この場合はドラゴンナイトはパワー重視の飛行クラスとして別に独立している時が多い。

強さの変遷

伝聞や主観が入っているため、加筆求む
直接戦闘の強さだけでなく、「飛べる」ということのメリットはデカイ。

 暗黒竜と光の剣

 記念すべき第一作目のヒロインはペガサスナイトであった。

外伝

アルム軍にクレアというキャラが加わり、セリカ軍はアカネイアからご出張の三姉妹が仲間に加わる。また、上級となるファルコンナイトが登場したのもこの作品から。ＣＣすると魔物に対して特効が付くのでモンスターの相手が多いセリカ軍ではかなり重宝する。

紋章の謎

ペガサスナイト（槍）→ドラゴンナイト（槍）

第一部『暗黒竜と光の剣』では第1章からペガサスナイトのシーダが参加、第8章でドラゴンナイトのミネルバ、第11章でペガサス三姉妹の長女パオラ・次女のカチェア、第16章で三女のエストが仲間になる。
第二部『紋章の謎』では第2章でカチェア、第3章でパオラ、第5章でシーダ、第9章でミネルバ、第15章でエストが仲間になる。

屋内MAPでは強制的に下馬しナイト（使用武器：剣）になるというシステムを採用した結果、魔防・移動力が激減するため屋内では使いづらい。反面、弱点である弓の特効を回避することができるというメリットもあるため、弓兵を相手にする場合は屋外マップでも下馬したほうが有利に戦える。

特効を無効化するアイテムが存在するため、それを持たせれば弓を恐れる必要はなくなる。特に第二部では序盤で隠しアイテムとして手に入れることができるため弓を恐れない飛行ユニットを作ることができる。

聖戦の系譜

ペガサスナイト（剣･槍）→ファルコンナイト（剣･槍･杖）

『紋章』と比べてマップが広くなっているため飛行ユニットの価値は増大している。ナイトの特性として再移動があるので使い勝手は非常に便利となっている。歩兵が届かない場所から手槍なりで攻撃してまた戻るといった方法も可能。その分、単独行動が増えた。特にスタート地点から遠く離れた村を襲う盗賊を退治しにいくことがさらに多くなった。また、上級職であるファルコンナイトは杖レベルがC(クロードが親のフィーはB)なので、いざという時には回復役としても活躍できる。

味方としては前半はフュリー、後半はフィーが加わる。両者共に追撃が保障されてるので安定した活躍をする事が出来る。フュリーは素早さ以外がさほど伸びぬためリングや武器で何かしら補う必要がある。一方のフィーは父親しだいで能力が左右される。ただし兄であるセティが魔法系なのでレヴィンやクロードと言った神器持ちの魔法系を親にされる事が多く、序盤は力の伸びに悩む事もある（ただしレヴィンが親の場合は１０章において力＋５という破格のイベントが存在する）。また、間接攻撃の際は魔法扱いとなる剣も存在しているため、魔法系が父親の場合でも対処法は存在している。アレクを親にした場合、敵の特効を防ぐ見切りスキルを持ったペガサスナイトが誕生するため、弓に関して恐れる必要はなくなる。

尚、フュリーが戦死、もしくは未婚（運用上、単独行動が多くなるため未婚で終わる可能性もやや多い）の場合に出るフェミナは追撃が無く、ステータスもフュリーに毛が生えた程度しか伸びないが、運の伸びが５０％と高いので、２０台まで伸びればフィーよりも回避だけは上になれるかもしれない。

ちなみにこの作品での三姉妹のポジションは敵方である。終章に登場するメング、ブレグ、メイベルの三姉妹は耐久無限の大地の剣を持ちステータスはバカ高くスキルも豊富で見切り（特効・必殺・スキル無効）持ちというチートキャラと言ってもおかしくない性能を持っている。見切り持ちか惜しみなくバルムンク、フォルセティで対抗するのがベターであろう。

トラキア776

ペガサスライダー（剣･槍）→ペガサスナイト（剣･槍）

下級と上級で仲間になる。なお、下級の呼称はペガサスライダーで上級はペガサスナイトである。カリンとミーシャ、両者共に運用方法はさほど変わらない。ただし、ミーシャはルートによっては仲間にならない。また、序盤のうちにカリンの移動力が成長していると非常に便利になるのでレッグリングの使い道に迷ったら彼女でもいいかもしれない。アイテムで特効無効の『見切り』スキルをつけられるため弓を恐れないユニットを作ることも可能だが、『見切り』にはその他の用途も多いためあまり作られることはない。

紋章の謎と同じく下馬システムがあり、ランスナイトやアクスナイトも城内では剣を使わなければならない。ただしペガサスナイトについてはソシアルナイト･トルバトール・フリーナイトと同様に騎乗時から剣を使うことができるため武器を持ち替えることなく闘うことができ、また、今作では魔力＝魔防というシステムのため、『紋章の謎』で発生した魔防の低下はなくなった。

『トラキア』から追加されたコマンドである『かつぐ』（後の作品では救出）を使って他のユニットを運ぶことが可能。飛行系の場合、城壁や川･海なども超えて味方を運ぶことができるため、地上ユニットの『かつぐ』より重要性は増している。

封印の剣

ペガサスナイト(槍)→ファルコンナイト(槍、剣)

それぞれ見習い、現役、結婚を機に一度退役　という三姉妹が仲間になる

体格システムの影響でペガサスナイトは重たい槍が使いこなせず育てるのには苦労するが
今作は避けゲーなのである程度成長すれば高速2回攻撃でドラゴンナイト以上に強いとも言われるが。
ドラゴンナイトのミレディが非常に強いため慣れないプレイヤーには使いづらい。

なお本作と後述の「烈火の剣」には、体格+救出=25(女性は20)のペガサスナイト(ファルコンナイト)が存在する。つまり男性ってこと。

烈火の剣

ペガサスナイト(槍)→ファルコンナイト(槍、剣)
それぞれ、気弱、真面目、強気という構成の三姉妹が仲間になる。
ゲームバランスの変化の都合上、封印の剣の時より使いやすくなっている。
特に魔防が重要のヘクトル編ハードではフィオーラが重宝されやすい。

尚、エリウッドは長女のフィオーラと、ヘクトルは次女のファリナor三女のフロリーナと結婚エンドがあるため
前作主人公ロイとヒロインリリーナがいとこ同士だった可能性がある。

聖魔の光石

ペガサスナイト(槍)→ファルコンナイト(槍、剣)
　　　　　　　　　　　　　→ワイバーンナイト（槍、スキル「貫通」）

今回は三姉妹ではなく、下級/上級で加入する姉妹と、フレリアの王女が仲間になる
姉妹は妹の方が技と速さが高く、姉の方は魔防が伸び共にペガサスらしい成長をする
（余談だが、妹の方のヴァネッサさんはフレリアの王子ヒーニアスの愛人になったりする）
王女であるターナのほうはファリナ並の成長率で、魔防が伸びない半面力が伸びかなり強い。

今作の新クラス、ワイバーンナイトは槍しか使えないものの、力、技、速上限がファルコンナイトより高く
(代わりに魔防が3低い)敵の守備を無視する「貫通」を持っているため非常に強い。

蒼炎の軌跡

特効が3倍ではなく2倍なので、撃墜される危険は少ない。
仲間になるキャラにはマチスの流れを汲むバカ兄貴マカロフを兄に持つ苦労性の脱走兵（笑）ことマーシャと彼女の元上官で「鬼の副長」と呼ばれる上級加入のタニスがいる。
後者に関しては「蒼炎の軌跡」限定ではあるが友軍の天馬騎士を最大6体まで召還できる「援軍」のスキルを扱えた。
また、重要な役割を持っているクリミアの王女エリンシアもペガサスナイト系である(剣、杖)
特定のイベントをこなす必要があるがトライアングルアタックは健在。

暁の女神

ペガサスナイト(槍)→ファルコンナイト(槍、剣)→エンリルナイト(剣、槍)

マーシャ、タニス、エリンシアに加え一部の間で「おっぱい隊長」と呼ばれているシグルーンも仲間になる。
今作では弓兵が強くなったうえ、特効が「武器威力3倍」に戻った上に、「威力が超高いが『力』が反映されない」
ボウガン系が登場したことで、ボウガンを食らうと即死しかねない事態になってしまった。
しかも、この状況下でライバルであるドラゴンナイト系が竜扱いになり「弓、風特効」が「雷特効」に変化したため
(雷使いはサンダーマージ系のみで、ほとんど出てこない)異常なまでに強くなった結果
ものすごく使いにくくなってしまった。

立場的にも、ドラゴンナイト系が序盤→3章と2章→3章と長い間使えるのに対し
2章の間だけと3章後半でやっと仲間になるという扱いである。
また同じ飛兵の鷲ラグズが強いこともあって影の薄さに拍車を掛けている。

新・暗黒竜と光の剣

ペガサスナイト(槍)→ドラゴンナイト(槍、斧)　通常時
　　　　　　　　　　　　　→ファルコンナイト（槍、剣）　「天空のムチ」使用時

やはり空が飛べるというメリットは大きく、ヒロインのシーダ、上級加入のミネルバ、その部下の三姉妹も強い。
力が伸びずトライアングルが使えない為、火力不足で三姉妹の下位互換になりがちだったシーダだが、専用武器として追加された「ウイングスピア」が文句無しに強武器。普通に使えるうえに特攻までついていた。結果、練成との相乗効果で、上級すら単騎で屠る実力を持つ強キャラへと変貌した。　ただし激変したのは攻撃面だけなので過信はできない。

昔のドラゴンナイトはペガサスナイトの上位職なので「剣、槍」だったのだが、ペガサスとドラゴンを差別化した
最近の作品の影響で使用武器が「槍、斧」に変更され、上限値も速さが低く攻守が高いというものであるため、
速さが伸びまくるシーダには少し分が悪い。ファルコンナイトはwifi限定のオマケで、速さが少し高く攻守が低め。

余談だが、ミネルバはこの武器変更の影響を大きく受けており、槍より斧の方が得意になった上に
神器に匹敵する最強の斧「オートクレール」を装備して登場する。、
紋章の謎において、彼女の兄ミシェイルは「私はお前の槍で胸を貫かれ、瀕死の重傷を負った」というのだが
紋章の謎がリメイクされたらミシェイルは一体何というのであろうか？

関連動画

 

関連項目

• ファイアーエムブレム
• トライアングルアタック
• ドラゴンナイト