運命を紡ぐ、英雄たちの絆。
ファイアーエムブレム無双とは、Nintendo SwitchおよびNewニンテンドー3DSで2017年9月28日に発売されたゲームソフトである。
概要
コーエーテクモゲームスの「無双シリーズ」における、コラボタイトルのひとつである。任天堂系のゲームシリーズでは、『ゼルダ無双』に次ぐ無双シリーズとのコラボとなる。
製作スタッフはプロデューサーの早矢仕洋介、ディレクターの臼田浩也をはじめとしてゼルダ無双開発に携わった人材が多く登用されており、開発の経緯も早矢仕がゼルダ無双開発を機に任天堂へ企画書を提出したことが事の発端である。
『手ごわいシミュレーション』の名に恥じない戦略性がウリで、仲間に細かく指示を出したり、三すくみや特効などとといったユニット間の相性などが重要になってくる。また、局面に応じてプレイヤーキャラクターを切り替えることもできる。
モードはオリジナルキャラクターであるアイトリス王国の王子王女の戦いを描くストーリーモードと各FE作品の名場面をモチーフにしたボードでミッションをこなしていくミッション集「ヒストリーモード」の二つがメインとなる。
参戦キャラクターについて「基本は『新・暗黒竜と光の剣』と『覚醒』、さらにif』から」になるとインタビューで言及されている。
これは「兵種」「三すくみ」「ダブル」といったFEシリーズではおなじみの要素も組み込まれている仕様から「各タイトルの主人公ばかりを出すと、剣を扱うキャラクターが多数を占めることになる」ため「三すくみの遊びが機能しなくなって」しまうことや、「キャラクターを切り換えて遊ぶという要素もあり、いろいろな武器や兵種のキャラクターを操作してほしいという思いがある」ために、あえて参戦タイトルを絞ることにしたという。
その他、詳しい開発経緯は本記事後半の余談も参考にされたし。
ストーリー
ある日、突如としてアイトリス国に現れた「異界の門」。
そこから現れた魔物たちにより、王家はあっけなく陥落してしまう。
王城から逃れた王女リアン、王子シオンの双子の姉弟は異界から現れた英雄たち、
そして母から託された「炎の盾」とともに、国を取り戻すための戦いに身を投じていく。
登場キャラクター
※剣は赤、斧は緑、槍は青、魔法は紫、弓は灰、マムクートは橙で表記する
スキルはそのキャラが習得できるスキル。
無双オリジナル
- シオン(ロード→マスターロード) / CV:内田雄馬 スキル:よく効く薬
- 主人公で、アイトリス王国の王子。リアンは双子の姉。活発で前向きな性格で、馬に乗れないけど騎士にあこがれている。
- 専用武器はシルベリオンまたはエリクシアン。
- リアン(ロード→マスターロード) / CV:内田真礼 スキル:ご奉仕の喜び
- 主人公で、アイトリス王国の王女。シオンは双子の弟。普段は弱い自分を隠して優等生として振る舞う。
- 専用武器はシルベリオンまたはエリクシアン。
- この姉弟だけがそれぞれの専用武器を持ち替え(シオンがエリクシアンを装備したり、リアンがシルベリオンを装備)できる。
- 余談だがゲームを進行すると衣装替えとしてアイトリス国の「ファイアーエムブレム」である炎の盾を装備したグラフィックに変更できる。
主人公2人のCVを担当する内田雄馬と内田真礼は双子でこそないが実の姉弟であり、姉弟役のキャラクターを本物の姉弟が演じる形になる。無双開発時に、インテリジェントシステムズ(IS)側はファイアーエムブレムヒーローズを開発しており、オリジナルキャラが兄妹の組み合わせであるアルフォンスとシャロンであったため、ISは開発中の資料を見せて、被らないようにしてほしいと要請したとのこと。
なお、両名はシナリオ上もゲームシステム上も、別キャラとして扱われる。ゲーム開始時にシオンとリアンどちらか一方を選択し、ストーリーモードの序盤では、選んだ側のみを使用することになる。
中盤以降は二人とも選択できるが、最初に選んだ方は分岐を除き最終話まで強制出撃となる。
- ダリオス(ロード→マスターロード) / CV:佐藤拓也
- NPC。アイトリス王国の隣国グストン王国の王子。シオン・リアン姉弟との仲は良く二人の兄貴分でもある。
- 専用武器はリジル。
- ユアナ
- NPC。アイトリス王国の王妃でシオン・リアン姉弟の母。崩れゆく王城から避難する際崩落に巻き込まれ、国宝の「炎の盾」を二人に託したのちさらなる崩落に遭い死亡したと思われていたが実は生きていたことが後半になって発覚する。
- オゾット
- NPC。グストンの国王でダリオスの父。ダリオスには知られないように密かに軍備を増強、異界から現れたファウダー、マクベス、ガーネフを客将として迎え入れアイトリスの侵略に乗り出す。その目的は『炎の盾』と“邪竜”イビルザーグの力を手にいれること。
ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣
言わずと知れた初代FE。今回はニンテンドーDSでのリメイク版の解釈を採用する模様。
- マルス(ロード→スターロード) / CV:緑川光 スキル:エリート
- 異界からやってきたアリティア王国の王子。あらゆる困難を一人で乗り越えた大英雄アンリの子孫であるが、アンリとは違い仲間とともに戦い歩むことに長け、自分の弱さを自覚しながら前へと進み平和を築いた賢王。
- 強1攻撃でゲージを溜めることで専用のゲージをチャージ、それを消費することで各種強攻撃後にも出せる専用の強攻撃が使用できる。ゲージは3つしかチャージできないが、強3で吹き飛ばした敵にも追撃できるようになるので暇を見て溜めておきたい。専用武器は神剣ファルシオン。
- シーダ(ペガサスナイト→ファルコンナイト) / CV:早見沙織 スキル:速さ+10
- 異界からやってきたタリス王国の王女。
- 移動速度と魔防に優れ、クラスチェンジすると杖や祓串を装備できるのがペガサスナイト共通の特徴。攻撃を当てて専用のゲージを溜めることで、強1攻撃での空中攻撃が可能となる。飛び上がったその場での攻撃となるためコンボパーツぐらいにしか使えないが、横槍を受けづらくなるので乱戦時のスタンゲージ削りなどにおすすめ。
- シーダはティアモ、ヒノカと比べ、特に幸運・速さに長けている。そのため幸運値を参照する一部スキルや、覚醒の恩恵をより大きく受けられるのが強み。3人のペガサスナイトたちはモーションが全て共通でパラメーター以外の差はないため、何らかの形で差別化を図っておきたい。
- 特定条件を満たすことで一部奥義がトライアングルアタックへと変化する隠し要素がある。別段威力は代わらないが、勲章解除の条件となっているので気が向いたらやってみよう。
- 専用武器はDLCで追加されたウイングスピア。専用武器では唯一騎馬と重装2種類に対し特効が得られる。
- チキ(マムクート→神竜族) / CV:諸星すみれ スキル:金剛の一撃
- 異界からやってきた竜族の王族であるナーガ族の王女。後に「覚醒」で再登場するが、無双では「暗黒竜」時代の幼い姿で登場。
- ゼルダ無双に登場したこどもリンクの系譜である覚醒特化キャラ。通常時は全兵種に軽い不利が付き、ステータス総合値も全キャラ最下位の弱キャラだが、覚醒すると竜の姿に変化しステータスが大幅増加。広範囲高威力の攻撃、さらに強1攻撃で無双ゲージを覚醒ゲージに変換することで他キャラよりも長時間覚醒状態を維持できるトップクラスの強キャラへと変貌する。
- このような独自の性能に加え、覚醒時はキャラチェンジが不可能、CPU操作時は覚醒してくれない等の仕様もあってチキを使う際は独特の運用を要求される。最初の覚醒用ゲージをいかにすばやく確保できるかが鍵。
- 竜特効持ちが最大の弱点。間違ってもファルシオンを持つマルス、クロム及びルキナやソール・カティを持つリンにぶつけてはいけない。特効付きの攻撃によるダメージはやたらでかいので最悪死ぬ。
- 専用武器は神竜石(要DLC)…というか竜石カテゴリの武器が実質彼女専用。また、チキのAmiiboを読み込ませることで「チキの涙」という竜石も入手可能(初回のみ)。
- ガーネフ(ソーサラー) / CV:成田剣
- NPC。カダインの暗黒司祭。地竜王メディウスと結託し暗黒戦争を引き起こした。ヒストリーモード「悪の司祭ガーネフ」の「英雄王の戦い」では彼が指揮するドルーア軍が登場する。
ファイアーエムブレム Echose もう一人の英雄王
FE第二作である『ファイアーエムブレム外伝』のリメイク作。無双発売時点でのFEシリーズ最新作にあたる作品。
- セリカ(神官→プリンセス) / CV:東山奈央 スキル:幸運+20
- 異界からからやってきた少女。その正体は彼女の世界で滅亡したソフィア王国生き残りの王女。
- モーションはマルスと共通だが、タイプとしては主人公姉弟やカムイと同じ万能型剣士。
- マルスとの違いは専用武器に竜特効がない代わりに杖が使えること。
- 専用武器はなぜか宝剣ソフィアではなくレディソード。剣ユニットの中では魔力が高いため、「物理魔法反転」の特性を付けて魔法剣として使うのも一手。
ファイアーエムブレム 烈火の剣
ゲームボーイアドバンス作品で尚且つFEシリーズで初めて海外で発売されたFE作品。前作「封印の剣」の過去を描いている。
- リン(ロード→ブレイドロード) / CV:大本眞基子 スキル:すり抜け
- 異界からやってきたロルカ族の娘。稲姫ではない
- 技と速さがよく伸びるアタッカー型剣士。専用武器はソール・カティ。ちなみに弱5以降ではマーニ・カティとの二刀流を見せる。
- 天に地へ軽快に動き回るモーションは周囲の巻き込み能力が高い反面、タイマン時は攻撃が外れてしまったりという欠点がある。
- 乱戦時は巻き込み能力が高い強6を軸に、対ネームドのタイマン時は比較的外れづらい強3や強5を軸に立ち回りたい。
- 空中に飛び上がる強4は一見使いづらく見えて、実はスタンを発生させる攻撃がヒットした瞬間にデュアル交代することで相方が即着地出来る。そのまま地上コンから必殺の連撃へと移行することも出来るため覚えておくと使い勝手が上がるだろう。
ファイアーエムブレム覚醒
マルスの時代からはるか未来の世界を描くニンテンドー3DS作品。
- クロム(ロード→マスターロード) / CV:杉田智和 スキル:月光
- 異界からやってきたイーリス聖王国の王子で、自ら自警団を組織し国の治安を守る。マルスの子孫にあたる。
- 力・守備がよく伸びスタンダードなアタッカー型剣士。専用武器は封剣ファルシオン。
- 強1のため攻撃は中間距離からの強襲に使える他、巻き込み能力の高い強3やスタンゲージ削りに役立つ強5、強6と粒揃いのチャージ攻撃をそろえている。
- 下記のルキナと比べてHPと守備が高く、非操作時の固さはこちらの方が上。強敵にかかりきりで交代できない場面などでもある程度安心して放置できる。
- なお、序盤で参加することもあってか専用武器の威力がやたら低いことがネック。最終的には他の専用武器と並ぶ威力になるものの、状況次第では銀の剣などに持ち替えたほうが火力を発揮できるかも。
- ルフレ(戦術師→神軍師) / CV:細谷佳正(男)・沢城みゆき(女) スキル:方陣
- クロム自警団に拾われた記憶喪失の男。計略に優れ軍師を務める。
- 女性版もヒストリーモードでプレイアブルにした後、ルフレの「衣装チェンジ」として使用可能になる。これが理由なのか性別限定ステージで男女両方に出撃可能となっている(発売当初はできなかった)。専用武器は雷書トロン(要DLC)。
- 魔道士は敵を攻撃することで専用ゲージを溜め、それを消費することにより強1攻撃でスタンさせることができる特徴を持つ。そのため雑兵が多く出現する場所では回転率が高くなる一方、闘技場などの敵将しか出ない場面ではなかなかゲージを溜めることができないという欠点がある。
- 欠点は幸運と速さが低いこと。このため「月光」を始めとする一部スキルによるブーストや覚醒による爆発力に期待できないのが悩み。
- 余談だがやたら策、策と言う。店番時にまで「店番の策」とか言い出す。
- リズ(シスター→バトルシスター) / CV:阿澄佳奈 スキル:力+10
- クロムの妹でイーリス聖王国のおてんば王女。
- 味方唯一の斧歩兵。強1攻撃で一時的にパラメーターをアップできるのが特徴。攻撃モーションは掴み判定の強5こそ強力だが回避や交代キャンセルが効かないものが多く、有利以外の敵を相手取るのはやや苦手。
- 攻撃よりも魔力の方が伸びるため「物理魔法反転」の武器特性を付けて……と考えがちだが、それをやるとネームド槍兵が多く所属するペガサスナイト相手の火力が伸び悩んでしまう。飛行特効を付けるか、あえて「物理魔法反転」を付けずに対魔道士用斧兵として運用するかはプレイヤー次第。専用武器はリズの癒斧(要DLC)。
- フレデリク(グレートナイト→ガーディアンナイト) / CV:小野大輔 スキル:大盾
- イーリスの王族に忠誠を誓う騎士。クロムの側近でもあり彼を絶対死守するグレートナイト。専用武器はフレデリクの堅斧。
- 味方ユニット唯一の重装騎馬。全キャラトップの守備とトップクラスの力、掴み判定となる一部強攻撃を生かしたごり押し戦法が基本となる。相手の攻撃を無理に避けようとするよりは被弾上等、倍にして返すぐらいの強引さで攻めた方が活躍できるだろう、チキのスキル「金剛の一撃」を取得するとなおよし。騎乗兵の中では遅いとはいえ、歩兵の倍早く動けるのも利点。
- 弱点は速さ、幸運、魔防が低いこと。スキルはステ+を優先し、魔道士相手にはなるべくぶつけないようにしよう。
- ティアモ(ペガサスナイト→ファルコンナイト) / CV:岡田栄美 スキル:太陽
- イーリス天馬騎士団所属の努力を惜しまない天才的なペガサスナイト。クロムへ密かに想いをはせるが…。
- 専用武器はティアモの愛槍。
- 他二人のペガサスナイトと違って魔力が高い。逆に言うとそれぐらいしか強みがないので思い切って「物理魔法反転」を付けてしまってもよいだろう。魔物やマムクートは魔力のほうがダメージの通りが良いので特効と合わせて狩り担当にするのもあり。
- ルキナ(ロード→マスターロード) / CV:小林ゆう スキル:覚醒
- かつてはマルスを名乗っていた謎の剣士。クロムに接触してきた彼女の正体は…未来から来たクロムの娘である。
- クロムとモーションを共有する剣士。クロムとの違いは守備、HPに劣り、速さと幸運に勝るところ。
- スキル込みの攻撃力はクロムより上の一方で素の固さや攻撃力はクロムより劣るためどちらかといえば自操作向きのキャラだろう。役割もモーションも丸かぶりなので「三すくみ反転」の武器特性を付けて対槍兵にするのもあり。
- 専用武器は裏剣ファルシオン。封剣同様武器威力がやたら低いので中盤以降は真の力を開放しない限り厳しい。
- ファウダー(ソーサラー) / CV:子安武人
- NPC。イーリスの隣国ペレジアの邪術師で、邪竜復活をもくろむギムレー教団の教祖。
- ギムレー / CV:沢城みゆき
- NPC。かつて初代イーリス王に封印された邪竜。覚醒本編ではマイユニット(ルフレ)と同じ性別だが、ヒストリーモード「運命か、絆か」ではルフレ(男)とは逆に女性として登場する。
ファイアーエムブレムif
白夜王国と暗夜王国、ふたつの対立国にきょうだいを持つ主人公の選択が話題となったニンテンドー3DS作品。
- カムイ(ダークプリンセス→ダークブラッド/ダークプリンス→白の血族) / CV:佐藤聡美(女)・島﨑信長(男) スキル:竜盾
- 異界からやってきた竜の力をもつ王女。白夜王国の出身で、暗夜王国で育ったという経歴を持つ。
- 男性版もヒストリーモードでプレイアブルにした後、カムイの「衣装チェンジ」として使用可能となる。こちらもルフレ同様男女両方の限定ステージに出撃可能。専用武器は夜刀神。
- 竜化と剣と体術を組み合わせた全く新しいモーションは全体的に癖が強く、初心者向けとは言いがたい。だが慣れて来れば、出の早い強3や強4を軸としたタイマン性能の高さを生かせるようになってくる。ただ、全体的にモーションがゆっくりめであるため、「流星」を習得して改善しておきたい。
- パラメーターは若干高い幸運値を除くと全体的に平べったく、特化型よりも火力面に劣りがち。似たような性能から比較対象となるシオンと比べて、専用武器に特効を2つつけることができる一方、敵の竜特効を受けてしまうため安心して出せないステージがあるという違いがある。
- 同じif剣士枠に攻撃面に秀でたリョウマがいることを踏まえると三すくみ反転を付けて対槍兵にするのもありだろう。
- リョウマ(剣聖→白夜王) / CV:中村悠一 スキル:流星
- カムイと同じ世界の白夜王国の王子。カムイの兄。
- 力、技、速さ、幸運といった攻撃に関するパラメーターがよく伸びる物理アタッカー剣士。専用武器は雷神刀。
- 強1攻撃で相手のガードを崩せるのが最大の強みで、攻撃モーションスピードがアップするスキル「流星」を取得すれば三すくみなど知るかとばかりに一方的に攻撃し続けることが可能。幸運も最終的に3桁まで達するのでスキルを覚えれば覚えるほど強くなる。地味にデュアル後衛時に補正してくれるパラメーターも多い。
- 守備、魔防が並程度しかないのが一応欠点だが、自分で操作する分には特に問題とならない。FEで無双やってると称された男は無双の世界でも無双やってた。
- 以下3人を含む4人は白夜のきょうだい達である。
- ヒノカ(天馬武者→聖天馬武者) / CV:名塚佳織 スキル:守備+10
- 天馬に乗り戦う勇敢なカムイの姉。一部奥義でヒノコプターをしてくれる。専用武器はヒノカの紅薙刀。
- 他二人のペガサスと比較して、DLC非導入でも専用武器があり、バランスのよいステータスとなっている。ただし、専用武器の威力が低いため、真の力を早めに開放したい所。
- 裏を返せばシーダほど爆発力はなく、ティアモのように魔力で殴ることもできないわけで、if、白夜限定ステージとかでもない限り他二人の方が優先されがち。
- 思い切って「三すくみ反転」を付けるのもよいかもしれない。槍限定ステージで斧持ちに対処できるようになるのでそういった場面での使い道が出てくる。
- タクミ(弓使い→弓聖) / CV:梶裕貴 スキル:技+10
- 皮肉屋だが性根は優しい弓兵でカムイの弟。専用武器は風神弓。
- 弓の特徴としてはデフォルトで付いている飛行特効が挙げられる。これにより飛行している兵種にはめっぽう強い反面、三すくみを持たないため考え無しに出撃させても活躍させるのは難しい。
- 金スタンを自力で発生させる方法が覚醒以外だと強1攻撃最大溜め(流星を付けても7秒近く必要)しかないのも難点で、相手の射程外から溜める、味方を囮にしてチャージ、開門と同時に先制攻撃などの工夫がないと他武器よりも火力に劣りがちなのが辛い。
- 攻撃範囲と射程に優れたモーション、三すくみを気にしないで戦える、非三すくみ兵種にいつでも必殺の連撃を出せるという利点も有り、闘技場などでは立ち回り次第で一方的に攻撃し続けることもできる。
- タクミは同兵種の他3人と比べて、力、技に優れる反面防御面はかなり脆く、非操作状態で放置するのは不安が残るのが欠点。
- 自操作ならプレイングで補えるので、闘技場など交代の必要性が無いステージでは大活躍できるだろう。それこそ後衛を騎兵や飛兵にして全ての敵を自分だけで倒すという立ち回りも有り。
- サクラ(巫女→戦巫女) / CV:金元寿子 スキル:HP+50
- 気弱ながらもしっかりもののカムイの妹。専用武器は破魔矢。
- 最初から杖を使えることが最大の特徴。拠点や兵長を守りながら戦うのは4人の中でもっとも得意。スキル「ご奉仕の喜び」があれば自分自身も回復するようになり持久力も付く。
- しかし力は弓兵中最下位。魔力が高いので「物理魔法反転」を付けたくなるが、それをやると折角の高い魔防があまり活きない(魔力判定の攻撃をする敵は魔道士とチキ、後はラスボスぐらいしかいない)と少々チグハグなパラメーターが欠点。
- DLC暗黒竜パックで追加された武器特性、「攻守反転」と組み合わせれば高い魔防を火力に変えつつ欠点の防御面を補えるようになるのでおすすめの武器特性である。
- マークス(パラディン→暗夜王) / CV:小西克幸 スキル:聖盾
- カムイと同じ世界の暗夜王国の王子。リョウマと同じくカムイの兄。専用武器はジークフリート。
- 味方唯一の剣騎兵。強3攻撃を筆頭に動きながら攻撃する技が多く、敵将を壁端へ追い詰める能力はトップクラス。そこから強4でスタンさせ、強3の突進攻撃を繰り返すことで一気にスタンゲージを削りきるのが基本戦法となるだろう。また強1攻撃はダッシュ中に足を止めることなく連発可能で、ちょっとした撃破数稼ぎや壁端でのコンボに利用できる。
- ステータスは防御と幸運に優れた半面、魔防は他剣士ユニットと比べて頭1つ低い。魔道士が多数登場するステージでは出撃を控えた方がいいだろう。
- 以下3人を含む4人は暗夜のきょうだい達である。
- カミラ(レヴナントナイト→レヴナントマスター) / CV:沢城みゆき スキル:見下す者
- カムイへ過剰な愛情を抱く、レヴナントナイト(ドラゴンナイトの上級職)のカムイの姉。
- DLC非導入時は味方唯一の斧飛兵。他の騎兵や飛兵同様にダッシュ攻撃が可能だが、カミラのダッシュ強攻撃ことボディプレスの判定が頭1つ抜けており敵の群れている場所を適当にビッタンビッタンするだけで結構な撃破数を稼ぐことができる。
- 力と守備が高いのが特徴。飛兵としての高機動力に加え、低レベルの敵将はボディプレス一発で葬れるため素材稼ぎにも重宝する。
- ただし強4の性能の悪さから三すくみ有利を取れない相手が苦手なこと。幸運の低さから一部スキルの恩恵が低いこと。なにより敵の弓特効と竜特効を両方食らうのが最大のマイナス点。
- なお魔防も低いのだがDLC暗黒竜パックで追加される武器特性、攻守反転があればそこそこ高い魔力を魔防に変えることである程度の防御力を確保できる。同パックには敵の特効を無効化するスキル持ちのキャラがいるので、カミラを使い込みたいなら購入を推奨。
- レオン(ダークナイト→ケイオスナイト) / CV:宮野真守 スキル:魔力+10
- 一見冷酷ながらもきょうだいを慕う聡明なダークナイト(魔道を使う騎馬兵)。カムイの弟。専用武器はブリュンヒルデ。
- レオンとエリーゼは魔道騎兵という兵種になる。魔道歩兵のルフレと比較して、移動力に優れダッシュ攻撃が使用可能な一方で弱攻撃からそのまま繋がらない強攻撃が多く、強敵相手の真っ向勝負は若干苦手となっている。
- 同一モーションであるエリーゼと比較して、HPが高く防御面に秀でている半面魔力、幸運、速さといった攻撃面は劣っており、杖も装備できないことから一見するとエリーゼの下位互換と思われがち。
- とはいえHPの高さから事故死の危険性が低く、魔防もエリーゼ並に伸びることから非操作時にとっさの壁役ができたりという強みも存在する。ヒストリーモードでは味方のHPが多いほど、Sランク取得のために許容できるダメージが増えるのでそういった部分でエリーゼより優先される場面もあるだろう。
- それこそ機動力を生かし、スキル「方陣」や「竜盾」を付けて歩兵の運搬役に回るのもあり。その場合デュアル時に魔力が伸ばせることから魔力アタッカーの歩兵が相方候補となるだろうが、そういったユニットは概ね杖が使用可能なので自分が杖を使えないことはたいしたデメリットにならない。
- エリーゼ(ロッドナイト→ストラテジスト) / CV:諏訪彩花 スキル:魔防+10
- 年相応の幼さながらも家族思いの王女。カムイの妹。専用武器はムーンライト。
- 上記のレオンの項で触れたように魔力、魔防、速さ、幸運に優れている。
- 反面技の低さから奥義や必殺の一撃の有効性が低いこと、なにより原作のようにワンパン即死こそしないとはいえ、HPや守備の低さは誤魔化しきれない。
- 魔道士は三すくみ兵種より覚醒ゲージを溜めづらいのも地味な欠点。武器に「撃破報酬覚醒」をつける等の対策は必要。
- 杖が使用可能なのでスキル「ご奉仕の喜び」を付けて回復役をやらせるのもいいだろう。
- マクベス(ソーサラー) / CV:江越彬紀
- NPC。暗夜王国の悪徳軍師で、暗夜王ガロン直属の部下。
その他
- アンナ(トリックスター→マスターディール) / CV:世戸さおり スキル:一攫千金
- シリーズおなじみのお姉さん。プレイアブル以外にも戦場に現れては収集要素「アンナの記憶」の販売を行ったりゲームの案内もしてくれる。やはりみんな同じ姿で同じ顔。
- 全キャラ中1、2を争う幸運値の高さが最大の特徴。「月光」といった幸運値判定のスキルを有効活用することができる。また他の弓使いと比べて防御が高く、サクラに負けるとはいえ魔防も並みの剣士程度にはあるので、スキル「大盾」や「聖盾」を習得すれば3人(DLC導入時は4人)の中では一番安定して戦えるようになる。
- 使用可能になるのが大分後半になるためDLC非導入時だと使いどころが少ないのが欠点。
- DLC購入時なら火力が大幅に増加するスキル「滅殺」が手に入るifパック、念願の専用武器&覚醒ゲージを手軽に確保できるスキル「才覚」が手に入る暗黒竜パックとDLCを買えば買うほど強くなるので追加ステージの主力として長い間使っていけるだろう。
- スキル「一攫千金」は幸運値に応じて入手金額が上昇するスキル。レベル上げや錬成などでとにかく出費が多いため、スキル枠に余裕があるなら常に付けておきたい。
DLC
- アクア(歌姫→ディーヴァ) / CV:Lynn スキル:天照らす
- DLC第一弾で追加。暗夜王国王女だったがカムイ誘拐の報復として白夜王国に連れ去られ、白夜王女として育てられた少女。歌と踊りが得意。専用武器は聖なる槍。
- 原作通りHP、守備が最低クラスで非常に脆い一方で技、速さ、幸運が高いため、奥義や覚醒を主体とした戦い方がメインとなる。
- ちなみに奥義は白の歌姫、黒の歌姫バージョンの2種類がある他、デュアル奥義では夜刀神・白夜と夜刀神・暗夜を引っ張り出してくるなどやりたい放題している。
- スキル「天照らす」はダブルの後衛の時前衛を少しずつ回復する効果。
- オボロ(槍術士→槍聖) / CV:ささきのぞみ スキル:カウンター
- NPCとして登場していたが、DLC第一弾でプレイアブルに昇格。白夜兵で、白夜王子タクミ直属の部下。個性的な口調が特徴で、暗夜王国を嫌っている。専用武器はオボロの漆薙刀。
- 一言で言うなら飛行特効がなくなったヒノカ。さらに守備の値がかなり高いため、意外とタフ。
- スキル「カウンター」は敵の強攻撃をジャストガードした時、衝撃波を発生するというもの。強攻撃を食らう前に避けるか奥義で強引に回避してやり返すかだが、とっさの時に使えると便利。
- ゼロ(シーフ→アドベンチャラー) / CV:子安武人 スキル:滅殺
- NPCとして登場していたが、DLC第一弾でプレイアブルに昇格。暗夜兵で、暗夜王子レオン直属の部下。意味深で厭らしくイケない言葉を性別問わずに頻繁に吐いている。専用武器はゼロの虐弓。
- まず目に付くのは高い魔防。非操作状態でも魔道士狩りをやらせることができるのでその分柔軟な運用が可能。また速さも高いので覚醒主体で戦うこともできるだろう。
- 反面それ以外が劣るため、武器特性やスキルをきちんと構成しないと他弓兵の劣化で終わってしまう。
- どちらかといえばCPU操作に任せた方が強いタイプ。魔道士が大量に出るステージのNPC枠として1方面を任せるなどの使い方がおすすめ。
- スキル「滅殺」は幸運値に応じた確率で必殺の威力が大幅アップする。火力が倍以上も変わってくるので幸運が高いキャラには最優先で付けておきたい壊れスキル筆頭候補。なおゼロの幸運は低いので自分のスキルなのにさほど恩恵が受けられなかったりする。
- ナバール(傭兵→勇者) / CV:子安武人 スキル:孤高
- NPCとして登場していたが、DLC第二弾でプレイアブルに昇格。山賊団に雇われていた傭兵。シーダの説得でマルス達に力を貸す。専用武器は倭刀で、弱攻撃の一部でキルソードとの二刀流を発揮する。
- リンとモーションを共有しており専用武器に特効を2つ付けられる等の違いもあるが、目に見えるほど差は無いので「男性・暗黒竜限定ステージに出撃できるリン」感覚で使用するといいだろう。
- スキル「孤高」はダブルを組んでいないときに火力が上昇するスキル。基本ダブルを組んだ方がいいので普段は使わないが、ステージによってはあえて組まずにバラして運用したほうがいい場合もあり、そういったときの火力上昇手段としての使い道がある。
- ミネルバ(ドラゴンナイト→ドラゴンマスター) / CV:佐倉綾音 スキル:アイオテの盾
- DLC第二弾で追加。マケドニア王国第一王女。専用武器はオートクレール。
- 一言で言うと物理に特化したカミラ。レベル100越えでも1桁の魔力、フレデリク以下の魔防と引き換えに高い力と守備と速さ、並程度にはある技と幸運を確保しており「月光」や「滅殺」の恩恵を踏まえると正面火力はカミラより上。
- 弱点は魔法。魔道士が多く出るマップでは出撃を見合わせたほうがいいだろう。
- スキル「アイオテの盾」は敵の特効を無効化できる。貴重なスキル枠を1枠割いてしまうとはいえ、ドラゴンナイトで弓兵を狩れるようになったり、カムイやチキが竜特効を気にしないで済んだりとキャラによっては装備するだけの価値があるだろう。
- リンダ(魔道士→司祭) / CV:瀬戸麻沙美 スキル:才覚
- DLC第二弾で追加。アカネイアの大司祭・ミロアの娘。専用武器はオーラ。
- 魔力、技、幸運が軒並み高水準で、技か幸運のどちらかのステータスに難を持つことが多い魔法ユニットの中では最も総合火力に優れる。
- ただし、守備は全キャラ中ワーストクラスであるため「大盾」でカバーしておきたい所。
- スキルの才覚は必殺の連撃を発動すると覚醒ゲージが回復するようになるスキル。能動的に必殺の連撃を発動できる弓兵や魔道士向けのスキル。
- ウード(剣士→ソードマスター) / CV:高橋英則 スキル:均衡せし力の共鳴
- NPCとして登場していたが、DLC第三弾でプレイアブルに昇格。未来からやってきたリズの息子で、早い話が中二病。専用武器はミステルトィン。「覚醒」では髪色は父親の髪色となっていたが、無双のウードは髪色がリズと同じになっていて、父親が誰なのかはぼかされている。
- 能力的には力が平均以上、魔力も同等に伸びる分、その他の部分がリョウマに劣る・・・と言うかリョウマが強すぎる。高い魔力を活かして魔法剣士として戦うのがベター。
- スキル「均衡せし力の共鳴」は|力-魔力|の値が小さいほど与えるダメージが増えるというもの。この効果を最大限得られるのはウード本人の他にセリカとティアモ。
- サーリャ (ダークマージ→ソーサラー) / CV:高田憂希 スキル:破滅の誓約
- DLC第三弾で追加されるペレジアの呪術師。根暗な性格だが、悪人ではない。専用武器はサーリャの禁呪。
- スキル「破滅の誓約」が常時スリップダメージを受け続ける仕様からか、魔道士系にもかかわらずHPが異様に伸びる他、無双奥義でHPを吸収できるため安定感はある。
- しかし、原作同様技と幸運がかなり低く、「破滅の誓約」以外のスキルや奥義による火力上昇があまり見込めないことが弱点。
- オリヴィエ(踊り子→プリンシパル) / CV:松嵜麗 スキル:疾風迅雷
- DLC第三弾で追加。キャラバンの踊り子だが極度の恥ずかしがり屋という付く職業間違えてるんじゃないかという性格。専用武器はオリヴィエの舞剣。
- アクア同様強1で味方の無双・覚醒ゲージを回復できるが、力、魔力、守備、魔防がワーストクラスに低く、基礎能力で非常に難儀する。その一方で技、速さ、幸運が非常に高く、奥義も高火力のため、スキルでガッツリ補強して奥義をぶっ放しまくる戦術が有効。
- スキルの疾風迅雷は強敵を倒すことで奥義、覚醒ゲージが回復するようになるスキル。機動力の高いキャラにつけたら最初から最後まで覚醒し続けたままクリアしたという報告もある壊れスキルその2。
システム
奥義
無双おなじみの「無双乱舞」に相当するシステムで「三國6以降」の単発炸裂タイプが採用されている。
ゼルダ無双同様、発動時にヒットが確定した敵は白く光る。
「無双奥義」の他に「三國7の『覚醒乱舞』」に相当する「覚醒奥義」、
「三國シリーズの『激・無双乱舞』」に相当する「デュアル奥義」が搭載。
覚醒
「三國7」同様の覚醒システムが搭載。ただし三國7と違い、覚醒ゲージが50%以上あれば覚醒可能。
覚醒中は
また、覚醒中に発動可能な「覚醒奥義」も搭載。
三すくみと特効
「剣は斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強い」のシリーズおなじみの三すくみや「弓で飛行ユニットに大ダメージ」の特効が再現されている。前者は有利な武器で攻撃すると与ダメージの上昇、スタンゲージが発生しやすくなるといった恩恵が受けられる。後者は特効効果のある組み合わせで発生し、文字通り大ダメージを叩き込める。アーマーキラーといった特効武器ももちろん存在。
特効は武器特性の1つとして存在し、騎馬、重装、飛行、竜、魔物の5種類存在。1つの武器に2種類まで付加できるが、付加すると基本攻撃力がダウンするというデメリットが存在する(ただし例外あり。)
スタンゲージには金色、白、薄灰色の3種類存在し、それぞれ有利武器で発生させた場合は金色に、不利武器で発生させた場合は薄灰色、それ以外が白となっている。
スタンゲージを削りきると、「三國無双7の『ストームラッシュ』」に相当する「必殺の一撃」が発動する。
「必殺の一撃」は、金スタンゲージを削りきった場合のみさらに威力がアップした「必殺の連撃」に変化する。
ダブル
「覚醒」で登場したタッグシステム。操作可能キャラクター同士でダブルを組み、二人一組のユニットとなる。
ダブルを組んでいる間は前衛側のステータスが後衛に応じて一部上昇。さらにデュアルアタックゲージとデュアルガードゲージが出現、 アタックゲージがたまると敵のガードを崩す「デュアルアタック」、ガードゲージがたまると後衛が攻撃を完全防御する「デュアルガード」が発動。さらに二人の無双ゲージがたまっていると強力な「デュアル奥義」を発動できる。
後衛は一時的に退却している扱いなので、敵の特効からユニットを保護したり、飛行ユニットで歩兵ユニットを輸送するといった原作さながらの活用が考えられる。
また前衛と後衛の交代は一部攻撃モーション中でも可能。回避ではキャンセルできないが交代ならキャンセルできるという強攻撃も数多く存在するので、覚えておくとコンボに幅が出る。
なお前衛がアイテムを取得しても後衛には何の影響も及ぼさないが、前衛が覚醒した際、敵兵を一定数撃破することで発生する覚醒ゲージ回復は後衛にも影響を与えている。
非三すくみ兵種が簡単に覚醒ゲージを取得できる貴重な手段なので覚えておくと損はない。
ロスト
ファイアーエムブレムらしく、そして無双シリーズとしては斬新な、キャラロスト要素が搭載。
HPがゼロになったキャラクターが怪我により撤退し、すべてのモードで出撃できなくなる。
また、近年FEらしく、そしていつもの無双と同じく何のペナルティもないカジュアルモードも搭載。
なお、クラシックにも救済策はあり神殿で多額のゴールドと金素材を支払えばロストしたキャラを復帰させられる。また最終手段として、オプションでカジュアルモードに戻すことで全員復帰させられるが、代償としてそのデータでは二度とクラシックモードでプレイすることはできなくなる
支援
FEではおなじみの支援会話はフルボイスで搭載される。
発生するのはステータス上で「A+」と表示されるキャラの組み合わせで、出撃・ユニット撃破・ミッションクリア・ダブル等によって親密度が上昇し、上限に達すると発生する。
別作品との絡みも存在し、設定面では親元であるISの監修が入る。
男女が存在するルフレとカムイは男女別に2パターンの会話(流石に会話のシチュエーションは同じである)が用意されている(システムボイスやショップの店番も同様)。
また絆が上限に達した時に手に入る素材で、そのキャラが持つ固有スキルを他キャラに覚えさせることができる。強力なスキルを持つキャラは、絆会話が搭載されて無い組み合わせでも積極的に絆を上げていこう。
クラスチェンジ
原作と同様に規定レベルに達したキャラクターに「マスタープルフ」を使うことでクラスチェンジできる。見た目が変わるほか、ステータスも大幅に上昇する。
原作ですでに上位職になっているキャラクター及び上位職が存在しないキャラクターにはゲームオリジナルの上位職が用意されている。
原作と違い、レベルが1には戻らないので手に入り次第さっさとクラスチェンジさせるべき。
なお、クラスチェンジ後もコスチューム変更で強さはそのままに元の姿・クラスに戻ることもできる。
追加コンテンツ
有料の追加コンテンツとして第1弾から第3弾まで各1,400円(税込)で発売予定。第1~3弾までをまとめた「まとめてお得パック」3,000円(税込)では購入特典としてルキナの花嫁コスチュームも追加される。なお、これとは別にゲームのアップデートも定期的に行われ、UIの改善、レベル上限の上昇、祝福や武器の特性などが追加されている。こちらはDLCを購入していなくても利用可能。
各パックごとに
・追加キャラ3名
・追加ヒストリーステージ3つ
・追加武器
・追加衣装
・追加絆会話
が収録予定。
また、北米版の発売と合わせて英語ボイスパックも2017/10/16に無料で配信。
第1弾:「ファイアーエムブレム if」追加パック(2017年12月21日配信)
第2弾:「ファイアーエムブレム 新・暗黒竜」追加パック(2018年2月15日配信)
第3弾:「ファイアーエムブレム 覚醒」追加パック(2018年3月29日配信)
余談
あっさり決まった開発
ゼルダ無双のプロデューサーである早矢仕洋介が「キャラクターを切り替えたときに三すくみがあったら面白いんじゃないか」という思い付きでファイアーエムブレム無双の企画書を作成したことが発端であるが、意外にも任天堂とISの反応はすこぶる良好であり、そして、特に社内で相談することもなく企画が進行しわずか1週間程で開発が決定。
事後報告を受けたゼルダ無双のディレクター臼田浩也はその勢いに飲まれ「はい、わかりました」と頷く他なかったという。
内田姉弟の選出
本作は今までのファイアーエムブレムシリーズとして考えると、フルボイスであるエコーズにも引けを取らないボイス量が収録されている。その中でも主役であるシオン・リアン役の内田雄馬と内田真礼は出演シーンが多いためか、収録に4日程はかかったとディレクターの臼田は語っている。
なお、声優の選出にあたってキャスティング担当から内田姉弟を紹介された時、臼田は「双子だからといって実際の姉弟に演じていただくのはあまりにも商業的(営利目的)ではないか」と当初は難色を示していた模様。
だが、候補者のボイスデータを全て聞き比べても結局この二人がシオン・リアン役に適役という判断となり、キャスティングが決定したという。
お蔵入りになった軍師モード
これまでの無双シリーズと比較して、かなり戦略性が求められるゲームバランスに仕上がっている。実際にプレイすれば分かるが、原作の三すくみや特効の影響が色濃く再現されており、相性の良し悪しを間違えると高レベルに育てたキャラでも(難易度で差はあるが)非常に苦戦を強いられる。
そのため、ミッション前のキャラ選出は然り、戦況を見極めて仲間への指示出しや操作キャラの切り替えを行う軍師的采配がプレイヤーに要求されることになる。
その点を考慮してか、ディレクターの臼田は「このゲームをやり込んだら絶対に軍師目線で進めるモードが欲しくなるはずだ」と軍師モードの導入を望んでいたが、画面内の戦況が見辛くなるためか、早矢仕をはじめとしたスタッフの誰にも理解されてもらえず、結局お蔵入りになってしまった。至極残念である。
※参考資料『電撃Nintendo 2017年12月号 p44~47』
…だったのだが、2018年3月29日のアップデートで「軍師の祝福」を受けることにより味方NPCが攻撃的になる代わりにプレイヤーの攻撃力が0になる「軍師モード」でプレイできるようになった。
関連動画
初報の映像では『暗黒竜と光の剣』におけるファルシオン(マルスが装備しているデザインのもの)、『if』の雷神刀・ジークフリート・夜刀神、『覚醒』のファルシオン(クロムやルキナが装備するデザインのもの)の存在が確認され、映像の最後にはクロムが登場している。
2017年1月19日に公開された初報映像の完全版ではクロムが多くの兵士たちを倒している姿が、2017年6月にはE3_2017のプロモーションビデオにおいてマルス・カムイ・リョウマ・マークスの戦闘シーンが公開、つまりプレイアブルキャラとして登場することが確定し、様々なアクションを披露している。
関連項目
外部リンク