ペガサスナイト(ファイアーエムブレム)とは、天馬を操り空を飛ぶ女の子である。
ここでは、ファイアーエムブレムのものについて記述する。
天馬に跨り空を駆ける騎士であり、HPや力は低いものの高い素早さと技、そして魔防が高く
高い機動力で戦場を駆け華麗なる技で戦う。
所謂飛行ユニットであり、屋外マップなら高い山、海、川はおろか一部の城壁すら足を取られることなく乗り越えて
移動することができる、反面、地形効果を受けられず弓や風魔法に弱い。
屋外マップなら実質全地形無視と言う騎馬系以上の物凄い機動力を誇り、素早い攻撃ができる反面、
守備が低く地形効果もないため弓が来ると一瞬で落とされることから慎重な運用が求められる。
ただし、ナイトキラーに特効はない。また作品次第ではアイテムやスキルで弓の特効を無効化できる。
現在、少なくとも味方になるのは女の子だけで女性専用職となっており
また、ペガサスナイトの三姉妹とそれによるトライアングルアタックはFEの伝統である
(最近は他のクラスも使えたり姉妹じゃないときもあるが。)
上級職は通常はドラゴンナイト又はファルコンナイトで、作品によって仕様が異なる。
ドラゴンナイトになると装備がいかつくなり魔防が大きく下がってしまうため最早「クラス変更」に近かった。
ファルコンナイトの方は天馬騎士であり、ペガサスナイトの特性をそのまま引き継ぐ、
この場合はドラゴンナイトはパワー重視の飛行クラスとして別に独立している時が多い。
敵としては、最近の作品では大群となって押し寄せて来るイメージはあまり無い上、登場機会も少ない。
そのせいか影が薄い(あくまで敵として)。紋章の謎や聖戦、トラキア776などでは大量発生するマップも存在する。
更に体格やユニットの性質に対して全く合わない鋼の槍を持たされていてかなり攻速落ちしていることが多く、闘技場などでは「経験値の塊、カモ」などと言われてしまっていたりする。味方のときとはえらい不遇っぷりである。
伝聞や主観が入っているため、加筆求む
直接戦闘の強さだけでなく、「飛べる」ということのメリットはデカイ。
記念すべき第一作目のヒロイン・シーダはペガサスナイト。
また、マケドニア王国白騎士団からパオラ、カチュア、エストの三姉妹が登場する。今作では、ペガサスナイトからドラゴンナイトにクラスチェンジする仕様なのでミネルバもペガサスナイトだったのかもしれないと考えたり考えなかったり。
アルム軍にクレアというキャラが加わり、セリカ軍はアカネイアからご出張の三姉妹が仲間に加わる。
また、上級となるファルコンナイトが登場したのもこの作品から。どのキャラもHP成長率に難があるがCCすると
40にまで上がり且つ魔物に対して特効が付くのでモンスターの相手が多いセリカ軍では非常に強い。
また、弓特攻を食らう機会がたったの1MAPしかない為、これについて気にする必要は皆無同然である。
| 下級 | CC | 上級 | 下馬 |
|---|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ドラゴンナイト(槍) | ナイト(剣) |
第一部『暗黒竜と光の剣』では第1章からペガサスナイトのシーダが参加、第8章でドラゴンナイトのミネルバ、第11章でペガサス三姉妹の長女パオラ・次女のカチェア、第16章で三女のエストが仲間になる。
第二部『紋章の謎』では第2章でカチェア、第3章でパオラ、第5章でシーダ、第9章でミネルバ、第15章でエストが仲間になる。
屋内MAPでは強制的に下馬しナイト(使用武器:剣)になるというシステムを採用した結果、魔防・移動力が激減するため屋内では使いづらい。反面、弱点である弓の特効を回避することができるというメリットもあるため、弓兵を相手にする場合は屋外マップでも下馬したほうが有利に戦える。
特効を無効化するアイテムが存在するため、それを持たせれば弓を恐れる必要はなくなる。特に第二部では序盤で隠しアイテムとして手に入れることができるため弓を恐れない飛行ユニットを作ることができる。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍・剣) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣・杖) |
『紋章』と比べてマップが広くなっているため飛行ユニットの価値は増大。便利で使い勝手が良いので縦横無尽に活躍できるが、その分単独行動が増えがちである。再移動を活かして歩兵が届かない場所から手槍なりで攻撃してまた戻るといった方法も可能。スタート地点から遠く離れた村を襲う盗賊を退治しにいったりということも多い。また、上級職としてファルコンナイトが復活。杖レベルがC(クロードが親のフィーはB)なので、いざという時には回復役としても活躍できる。
味方としては前半はフュリー、後半は娘のフィー、その代替ユニットのフェミナが加わる。フュリーは素早さ以外がさほど伸びぬためリングや武器で何かしら補う必要がある。フィーに関しては魔法系である兄セティとの兼ね合いで父親選びに頭を悩ませることとなるが、フュリーから追撃を受け継いでいる上にセティは初期値が高かったりフィーは飛行系というだけで十分に有用なユニットではある。攻略面では魔法系ではレヴィンやクロード、戦士系ではアレクが挙げられやすいい。魔法系の親の場合は力の伸びに悩む事もある(ただしレヴィンが親の場合は10章のイベントにおいて力+5という破格のボーナス効果を得ることが出来る)。また、間接攻撃の際は魔法扱いとなる剣も存在しているため、魔法系が父親の場合でも強みは存在している。アレクを親にした場合、敵の特効を防ぐ見切りスキルを持ったペガサスナイトが誕生するため、弓に関して恐れる必要はなくなる。
フュリーが戦死や未婚(運用上、単独行動が多くなるため未婚で終わる可能性もやや多い)の場合に、フィーの代替で登場するフェミナは追撃が無く、ステータスもフュリーに毛が生えた程度しか伸びないが、運の伸びが50%と高いので、20台まで伸びればフィーよりも回避だけは上になれるかもしれない。また、守備力にボーナスが貰えるイベントもある。
ちなみにこの作品での三姉妹のポジションは敵のみで、後半に二組の姉妹が登場する。一組は魔道士三姉妹で、もう一組は終章に登場するメング、ブレグ、メイベルのファルコンナイト三姉妹である。彼女らは耐久無限の大地の剣を持ちステータスはバカ高く見切り(特効・必殺・スキル無効)などの強力なスキルを持ち、チートキャラと言ってもおかしくない性能を持っている。同じ見切り持ちか、バルムンク、フォルセティを惜しまないで対抗するのがベターであろう。
上記のキャラクター以外にもフュリーの姉で四天馬騎士の筆頭であるマーニャや、それに続く実力者のディートバやパメラなども登場する。ファルコンナイト三姉妹はシレジアの祖であるセティ傍系の血を引いているので、彼女らもシレジア出身なのかもしれない。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスライダー(槍・剣) | ⇒ | ペガサスナイト(槍・剣) |
ファルコンナイトは登場しない。ペガサスナイトが上級ユニットとなり、さらにその下級職としてペガサスライダーが登場した。最初に仲間になるのはシレジアのペガサスライダーのカリンで、ルート選択しだいで敵として登場するミーシャを説得することができる。ミーシャもシレジアの天馬騎士で、前作に登場した中ボス・ディートバの娘である。また、オルエンが自軍居ない場合はカリンはマージナイトのイリオスも説得できる。
両者共に運用方法はさほど変わらない。前半の飛行ユニットはカリンだけであり、彼女の移動力が成長しているだけで非常に便利になるのでレッグリングの使い道に迷ったら彼女でもいいかもしれない。アイテムで特効無効の『見切り』スキルをつけられるため弓を恐れないユニットを作ることも可能だが、『見切り』にはその他ユニットに付けることでのメリットも多い。
紋章の謎と同じく下馬システムがあり、ペガサスナイトも城内では剣を使わなければならない。また、今作では魔力=魔防というシステムと下馬によるステータス低下の度合いが変化したので防御面での不安は少ない。
『トラキア』から追加されたコマンドである『かつぐ』(後の作品では救出)を使って他のユニットを運ぶことが可能。飛行系の場合、城壁や川・海なども超えて味方を運ぶことができるため、地上ユニットの『かつぐ』より重要性は増している。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
それぞれ見習いのシャニー、現役のティト、結婚を機に一度退役したユーノのイリア天馬騎士団の三姉妹が仲間になる
体格システムの影響でペガサスナイトは重たい槍が使いこなせず育てるのには苦労するが
今作は避けゲーなのである程度成長すれば高速2回攻撃でドラゴンナイト以上に強いとも言われるが。
ドラゴンナイトのミレディが非常に強いため慣れないプレイヤーには使いづらい。
なお本作と後述の「烈火の剣」には、体格+救出=25(女性は20)のペガサスナイト(ファルコンナイト)が存在する。つまり男性ってこと。一応言っておくと、これは槍による攻速落ちを少しでも減らすための処置であろう。本当に男性なのかは知らんが。
職分けは封印の剣と同じ。
それぞれ、気弱なフロリーナ、強気なファリナ、生真面目なフィオーラという構成の三姉妹が仲間になる。
ゲームバランスの変化の都合上、封印の剣の時より使いやすくなっている。
特に魔防が重要のヘクトル編ハードではフィオーラが重宝されやすい。ファリナはヘクトル編でのみ仲間になるが仲間にするのに20000ゴールドを要求してくる(値切れない)。しかしそれに見合ったほどの強さがあることは確かである。
尚、エリウッドは長女のフィオーラと、ヘクトルは次女のファリナor三女のフロリーナと結婚エンドがあるため、組み合わせによっては前作主人公ロイとヒロインリリーナがいとこ同士になる可能性がある。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
| ⇒ | ワイバーンナイト(槍、スキル「貫通」) |
今回は三姉妹ではなく、二人姉妹のシレーネとヴァネッサ、フレリアの王女ターナが仲間になる。
妹ヴァネッサの方が技と速さが高く、姉シレーネの方は魔防が伸び共にペガサスらしい成長をする。しかし姉の方は初期値が悲惨であるが。
(余談だが、ヴァネッサさんはフレリアの王子でターナの兄・ヒーニアスの愛人になったりする)
王女であるターナのほうはファリナ並の成長率で、魔防が伸びない半面力が伸びかなり強い。
今作の新クラス、ワイバーンナイトは槍しか使えないものの、力、技、速上限がファルコンナイトより高く
(代わりに魔防が3低い)敵の守備を無視する「貫通」を持っているため非常に強い。
しかし剣が使えないためバランスは一応は取れている。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
| クリミア王女(剣・杖) |
特効が3倍ではなく2倍なので、撃墜される危険は少ない。
仲間になるキャラにはマチスの流れを汲むバカ兄貴マカロフを兄に持つ苦労性の脱走兵(笑)ことマーシャ、彼女の元上官で「鬼の副長」と呼ばれる上級加入のタニスがいる。
後者に関しては「蒼炎の軌跡」限定ではあるが友軍の天馬騎士(銀槍ファルコン、鋼槍ペガサス、手槍ペガサスを3体ずつ)を最大6体まで召還できる「援軍」のスキルを扱えた。
この「援軍」スキルは大変強く、しかも難易度による補正を受けるためマニアックモードだとレベル1で技速さがカンストしているというあまりにも強いファルコンナイトが来たりする。その便利さは「タニスは「援軍」が本体と言われるほど。
また、重要な役割を持っているクリミアの王女エリンシアもペガサスナイト系である(剣、杖)
特定のイベントをこなす必要があるがトライアングルアタックは健在。
| 下級 | CC | 上級 | CC | 最上級 |
|---|---|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) | ⇒ | エンリルナイト(槍・剣) |
マーシャ、タニス、エリンシアに加え一部の間で「おっぱい隊長」と呼ばれているシグルーンも仲間になる。
今作では弓兵が強くなったうえ、特効が「武器威力3倍」に戻った上に、「威力が超高いが『力』が反映されない」
ボウガン系が登場したことで、ボウガンを食らうと即死しかねない事態になってしまった。
しかも、この状況下でライバルであるドラゴンナイト系の弱点が「弓、風特効」から「雷特効」に変化したため
(敵の雷使いはサンダーマージ系のみで、ほとんど出てこない)異常なまでに強くなった結果
ものすごく使いにくくなってしまった。
立場的にも、ドラゴンナイト系が序盤→3章と2章→3章と長い間使えるのに対し
2章と、3章後半でやっと仲間になるという扱いである。
また同じ飛兵の鷲ラグズが強いこともあって影の薄さに拍車を掛けている。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ドラゴンナイト(槍・斧) |
| ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) ※天空のムチ使用時 |
やはり空が飛べるというメリットは大きく、ヒロインのシーダ、上級加入のミネルバ、その部下の三姉妹も強い。
力が伸びずトライアングルが使えない為、火力不足で三姉妹の下位互換になりがちだったシーダだが、専用武器として追加された「ウイングスピア」が文句無しに強力な為に大幅に補強された。武器の性能もさることながら、特攻までついてた結果、練成との相乗効果で上級すら単騎で屠る実力を持つ強キャラへと変貌した。 ただし激変したのは攻撃面だけなので過信はできない。
リメイク前のドラゴンナイトはペガサスナイトの上位職なので使用武器「剣、槍」だったのだが、最近の作品の影響で使用武器が「槍、斧」に変更され、上限値も速さが低く攻守に優れる調整の為に速さが伸びまくるシーダには少し分が悪い。もう一つの上級職であるファルコンナイトはwifi限定のオマケで、速さが少し高く攻守が低め。
余談だが、ミネルバはこの武器変更の影響を大きく受けており、槍より斧の方が得意になった上に
神器に匹敵する最強の斧「オートクレール」を装備して登場する。、
紋章の謎において、彼女の兄ミシェイルは「私はお前の槍で胸を貫かれ、瀕死の重傷を負った」というのだが
紋章の謎がリメイクされたらミシェイルは一体何というのであろうか?
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最終更新:2025/12/06(土) 15:00
最終更新:2025/12/06(土) 15:00
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