ヤマト&コサブロウとは、アニメ『ポケットモンスター』の登場人物である。
1998年8月6日に放送された無印編第57話「そだてやのひみつ!」で初登場したロケット団員。ムサシ・コジロウの2人に次いでの好成績でロケット団養成学校を卒業したエリート候補生であったが、度重なる作戦の失敗によりムサシ達と同じく徐々に落ちぶれて行った。
登場する度、ムサシ達と同じように口上を喋るが、その内容は2人のもののパクリ。ただし無印編のものをベースにしているため、AG編で喧嘩別れをした4人がそれぞれムサシ・コサブロウ、ヤマト・コジロウのコンビを組んだ際はムサシ達の変更された口上と全く噛み合わずグダグダになった。DP編ではDPベースのものに更新されている(内容は後述)。
ヤマト・コサブロウの2人ともナンバ博士(CV:永井一郎)の下に配属されており、度々博士から命令を受けている。なお、博士は2人から名前を「ギンバ博士」「ナンギ博士」などと頻繁に間違えられており、その度にたとえどんなに遠くに離れても地獄耳で間違いを聞き取り、無線機で一々名前を修正しにかかる。
無印編以外にも『週刊ポケモン放送局』のサイドストーリーや続編のAG編・DP編にも登場したが、以降は本編への登場はない(なお、ヤマトの中の人の勝生真沙子はXY編のゴジカ役で再登場した)。
コサンジコサブロウのパートナーの金髪の女性。名前の由来は旧日本海軍の大和型戦艦1番艦大和から。対となるムサシ(武蔵)は2番艦である。
ムサシとはロケット団養成所時代からのライバルで、出会う度に2人は激しくいがみ合っている。DP編では「ムサシに会うと作戦が失敗する」とまで言ってのけたほど。
性格はそのムサシと同様に気が強く高飛車で、コサブロウに対してきつく当たったりこき使ったりする事も多い。
ヤマトのパートナーの緑髪の男性。相棒のヤマト程ではないがコジロウと対立することが多い。名前の由来はコジロウ(小次郎)の次という意味の小三郎。
無印編でヤマトと共に数回ジュンサーさんに捕まったが後にサカキが保釈金を払ったことにより釈放されている。
登場する度にコサンジなどに名前を勘違いされており「コサブロウだ!」と訂正する流れになることがあり、コジロウ達だけにとどまらずサトシ達や他の団員にすら勘違いされることも多々ある。あまりに間違えられすぎてヤマトからちゃんと正しい名前で呼ばれたにもかかわらず「だから、コサンジ!」とツッコんでしまったこともある。ちなみに、サカキだけは絶対に名前を間違えない。
なんだかんだと聞かれたら
答えないのが普通だが
まあ特別に答えてやろう
地球の破壊を防ぐため
ヤマト! コサブロウ!
なーんてな ラッチューノ!
マネネマネ!
まあ特別に答えてやろう
地球の破壊を防ぐため
世界は…
(って、ちっとも噛み合ってないじゃない!)
(確かに…)
答えないのが普通だが
まあ特別に答えてやろう
健気に咲いた悪の花
ムサシ… コサブロウ…
(って、全然噛み合ってないっつーの!)
何だかんだの声がして
ジャイロボールのようにやってきた
ヤマトのキャラクターのデザイン自体はポケモンカードゲーム 「第4弾拡張パック ロケット団」にて収録されたトレーナーカード「ロケット団のおねーさん」が初出だが、アニメ出演の際に命名された経緯がある。ポケモンシリーズ全体で同様の経緯を持つキャラクターは漫画「ポケットモンスターSPECIAL」の登場人物「サキ」が該当する。
彼女のアニメ出演が好評だった事が理由になったのか、アニメ登場後に発売されたゲーム本編作品である『金・銀』ではヤマトのキャラデザを流用する形でロケット団のしたっぱ(女性)が登場したのだが、同作のリメイク『ハートゴールド・ソウルシルバー』では別のキャラクターに差し替えられたのは悔やまれる。
ちなみに、概要の通り現在のアニメでは二人の出演が途絶えているのだが、この理由については「BW編でのムサシ・コジロウの手持ちリセットの影響」が通説として挙げられているが、「『HG・SS』でのロケット団のしたっぱ(女性)のキャラデザ差し替えに伴いゲーム側との整合性を取る為」という説も挙げられているとか。要するに「大人の事情」。
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最終更新:2025/12/12(金) 16:00
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