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SZMS（SuZuMuShi・スズムシ）とは、Sims4ゆっくり字幕動画「男子高校生～」シリーズの登場人物、シグ・ザム・マヒル・ソルの4名で結成された男子高校生アイドルグループである。
概要
主にSims動画を投稿しているながる氏とkushima氏のコラボレーション作品で、「0円眼鏡男子たちがお金持ちをめざす。」シリーズ（ながる氏）のマヒルとソル、「エイリアン兄弟の収集録」シリーズ（kushima氏）のシグとザムの4人の男子高校生が共同生活を送る「男子高校生4人がのんびり暮らす。」シリーズより発生。
「4人をアイドルデビューさせたい」という両氏の意向の元、2016年12月24日、kushima氏投稿の『【Sims4】 男子高校生4人でELECT』にてデビュー。以後、両氏によってSZMSのダンス動画や派生動画が投稿される。
「SZMS」というグループ名は各自の名前の頭文字、シグの「S」ザムの「Z」マヒルの「M」ソルの「S」を組み合わせたもので、『ELECT』動画内の寸劇でマヒルが提案。読み方はスズムシ。「これ、何て読むの？」という問いに対し、マヒルが思わず呟いた「スズムシ…」の一言が徹夜明けでハイになっていた全員のツボにハマり即決した。
デビュー後は街の至る所でポスターや看板に多用されているところを見ると、Simsワールドでアイドルとして成功している模様。リアルワールドでも、ながる・kushima両氏以外の動画に彼らが登場したり、ファンによるCCが作成されたりしている。
現在では本編、派生作品に関わらず、4人を指す総称として定着している。
メンバー紹介
シグ・モーガン（Sig Morgan）
シグザム星出身のエイリアンシム。ザムの兄。基本特質は「自信家」「アウトドア好き」。
髪は白と灰色のツーブロック。首・胸部と背中に文様がある。本来の体色は青。
SZMSの実質的なリーダー。日常生活においても物事の中心になって引っ張っていく事が多い。
かなりの凝り性で、興味のある物事に対しては徹底的に準備を怠らない。
他人への面倒見がよく、特に子供や動物と遊ぶ事が好き。ファンに対してもマメに対応する為メンバーで一番人気があり、バレンタインに届いたチョコの大多数は彼宛てであった。
弟のザムや最年少のソルには保護者的に接する一方、同年代のマヒルに対しては若干おちょくっている傾向があり、マヒルがどんなにドヤっても最後に美味しいところをさらっていく。
モデル並みの容姿に加え、料理や器用さなどの実用スキルも高く、宝くじで大金を当てた豪運の持ち主という高スペックなスパダリであるが、宿題だけは苦手で「シグが自主的に宿題をやると大雪が降る」という都市伝説がある。
（本編ネタバレ）
「エイリアン兄弟の収集録」の主人公で、母親のアララニが大富豪の友人に対抗する為、「お金では手に入れる事の出来ないアイテムを収集する」というムチャ振り使命を受けて地球にやってきた。
学校生活やクラブ活動を送る傍ら、アイテム収集に奔走する日々を送る。
実は宿題以外にも、ゲームに弱いという弱点がある。
現在はティーンから若年に成長し、特質「オタク」が追加された。これ以上残念なイケメン化が進まない事を祈る。
成人した事を期に活動拠点をウィロークリークからウィンデンバーグに移し、科学者キャリアに就職した。
ザム・モーガン（Zam Morgan）
シグの弟。基本特質は「不器用」「陽気」。
髪は濃灰色のマッシュボブ、前髪に紫のメッシュ。シグと同様の文様があり、本来の体色は青。
温厚で人当たりが良く、大人しい性格。あまり自分を前面に出さず、他者のフォローに回る事も多い。
不器用特質のせいか火を扱うとよく焦げる。火気厳禁。
よく食べよく運動しよく眠る健康優良児。非常に大食漢で、寸劇のみならずフリーウィル時にも飲食している場面がよく見られる。どちらかというと甘党で肉類が大好き。
植物を育てるのが好きでガーデニング、ハーブ学のスキルが高く、釣りも得意。
場の空気が読めるので他人と衝突する事は滅多にないが、食べ物を粗末にするのを見ると大魔神の如く怒りを露わにする。
（本編ネタバレ）
「エイリアン兄弟の収集録」のもう一人の主人公。地球に来た経緯はシグと同じ。
実は動植物その他、シムならざる者の声を聞く事ができる能力を持っている。
シルバングレートの大樹の精霊に好かれ、一日だけ実体化した彼女とデートするという、4人の中で唯一ロマンスエピソードを持つ。狼男から後継者として目を付けられた時も、彼女の加護に助けられた。
ストレンジャービルの異変を解決した際には、マザープラントの呼び掛けに応え、最後の願いを適えた。
現在はティーンから若年に成長し、特質「美食家」が追加された。当初は就職せずにガーデニング等で生活費を稼いでいた（実際、新しい家の費用のほとんどは彼の稼ぎによるものらしい）が、後に在宅で公共デザイナーの職に就き奮闘中。
マヒル・タチバナ（Mahiru Tachibana）
メンバー唯一の人間シムだったが後にヴァンパイアシムに転身。
ソルの叔従父。基本特質は「天才」「ブラザー」。
髪は赤毛のショートウルフ。右肩から腕、腰部に文様がある。ヴァンパイア状態の時は頬に血管が浮き、金色の猫目になる。
その言動から生意気でヒネくれてると見られ易いが、実は真面目で面倒見がよく、頼られると断れない性格。典型的なツンデレ。根が常識的な為、エイリアン達の突飛な行動に振り回される事も多い。
天才特質の為か頭が良く勉強もできる。ゲームの腕はプロ級でパソコンのスキルも高い。ただしハッキングはダメ、絶対。
運動神経は良い方でダンスも得意だが、体力が無くよく風邪を引く。基本的にインドア派で、あまり外へ出たがらない。油断するとプヨる。
ホラーが大の苦手で高所及び暗所恐怖症。ザムに付き添ってもらわなければ動けない程ビビりまくる。
イケメンで人気のあるシグに対抗心を燃やし、時折悪さを仕掛けたりもするが、感情が顔に出易い為、見破られて返り討ちに遭う事が多い。
タグに「不憫」という単語があれば、それは彼の事だと思ってまず間違いない。しかしこれも彼が愛されている証拠である（？）
（本編ネタバレ）
「0円眼鏡男子たちがお金持ちをめざす。」§25より登場。
自分のせいで家を出た（と誤解していた）兄のリクシを連れ戻しにやってきたが、リクシに帰る意志がない事を知って自分も居候を決め込み、家主のナガルも許可した為にそのまま眼鏡屋敷の一員となる。
実は身寄りのない孤児であり、幼少の頃リクシに拾われ、タチバナ家の子供として育てられた。後に、本当の両親は既に他界していた事が判明。
リクシを憧憬しているがなかなか素直になれない屈折したブラザーコンプレックスの持ち主。
ソルの姉ユズとリクシがいい雰囲気なのになかなか進展しない事をヤキモキしつつ、お節介を焼く事も多い。
§59で人間からヴァンパイアに転身。後にティーンから若年に成長し、特質「オタク」が追加された。ますます引き籠りに磨きが掛かる。
ヴァンパイアとなった自分が一家に危害を加える事を恐れ、成人した日の夜に密かに旅立とうとしたが、その気配を察したソルの妹ヒナとリクシに止められて思い止まる。現在は在宅ワーカーとして働いている。
なお、ながる氏の次作「あおい海と森の動物病院」シリーズにも登場し、ソルと共にライブ活動をしている事が語られているが、SZMSとしての活動かどうかはまだ不明である。
ソル・レン（Sol Lenx）
地球生まれのエイリアンシム。人間とエイリアンの遺伝子を持つハイブリッド。
マヒルの従甥。基本特質は「完璧主義者」「アウトドア好き」。
髪は銀髪のナチュラルウルフ、前髪は長め。本来の体色は青白色、右腕に文様がある。
父親の影響か、プライベートでは眼鏡を掛けている事が多いが、実は視力は良くダテ眼鏡。
外見はティーンだが実年齢はまだ子供。その為か他の3人も彼には甘い。
掃除や片付け等のお手伝いを率先してやる良い子。好奇心が旺盛で、新しい物事には真っ先に興味を示す。無邪気で素直な反面、潔癖で頑固な部分もある。
動物が大好きで特にお気に入りなのはカエル。シグ・ザムの兄弟と知り合ったのも、子供の頃に公園でカエル捕りをしていたシグを見掛けたのが切っ掛けだった。
（本編ネタバレ）
「0円眼鏡男子たちがお金持ちをめざす。」§49にて爆誕。
UFOにアブられた父親（母親？）のナガルの体内に移植されたエイリアンの子で、地球の病院にて出生。ナガルとエイリアンの遺伝子が組み合わされている為、種族的にはエイリアンだが、容姿はナガルと瓜二つである。
子供の時に体だけが急成長し、外見的には姉のユズより年上になってしまった。（現在はユズもティーンに成長し、外見も年相応の姉弟となった）
血の繋がらない姉のユズを深く敬慕し、彼女が初恋の相手・リクシと結ばれて幸せになる事を願う反面、彼女が自分から離れていってしまう事を恐れる複雑なシスターコンプレックスを抱えている。
マッサージが上手く、気持ちよくしてあげるのが得意（？）
動物だけでなく小さい子供の世話も好きで（自身の出生のせいか）子供を「産みたい」願望があり、周囲を困惑させた事もある。（ただし、正しい子作りの方法は以下略）
後に妹のヒナが生まれ、末っ子だった彼もいいお兄ちゃんとなった。
マヒル同様、「あおい海と森の動物病院」シリーズで彼の存在が語られているが、今のところ直接の登場はしていない。
関連人物
「0円眼鏡男子たちがお金持ちをめざす。」関連
ナガル・レン
「0円眼鏡男子たちがお金持ちをめざす。」の主人公でソルの父親。マヒルの従兄弟。
眼鏡が本体。
料理の腕は名人級、楽器の演奏も得意だが、ソルから「父さんの子守唄はちょっと忘れたい思い出」と言われるほど歌は壊滅的。
お人好しで抜けているところもあるが、いざという時には冷静な判断力を見せる一面もある。
家族をこよなく愛し、子供達の為ならどんな苦労も厭わないが、しばしば度を越してはドン引きされる親バカである。
『LOVE&JOY』ではエキストラとして参加している。
ツキ・レン
ナガルの妻。旧姓はパレード。
少々気が強いが姐御肌で頼もしい。常に夫のナガルを支える良きパートナーであり、子供達に対しても良き理解者である。ソルとユズは彼女の実子ではないが、ナガルと結婚する前から親しく接しており、彼らからも「お母さん」と慕われている。
『LOVE&JOY』ではエキストラとして祖母のサクラ、祖父のオネストと共に参加している。
リクシ・タチバナ
マヒルの兄でソルの叔従父。ナガルの従兄弟。
ワイルドで派手めな外見に反し、真面目で純朴な青年。
何かと紆余曲折しがちなマヒルの事をよく理解しているいいお兄ちゃんである。
将来の夢は一流バーテンダーになり、自分自身の店を持つ事。
『ELECT』ではDJ役で出演、『LOVE&JOY』でもエキストラとして参加している。
ティーンの頃、幼児だったマヒルを拾い、両親と共に弟として可愛がる。「マヒル」という名前は彼が名付けた。成人して家を出たのは、実はマヒルの本当の両親を探す事が目的だった。
後に夢を叶える為に料理キャリアに就職、予てより人柄に惹かれていたユズにプロポーズし結婚する。
ユズ・レン
ソルの姉でマヒルの従姪。見た目はソルより年下に見えるがれっきとした姉。
活発でポジティブなしっかり者。兄弟思いのいいお姉ちゃんである。
ちなみにケンカはメチャクチャ強い。
赤ん坊の時に家の前に捨てられていたところを、ナガルとリクシに拾われて育てられた。元の名はベル・ウッド。後にナガルが身勝手な理由で彼女を引き取ろうとした実の父親から彼女を守り、正式に親権を獲得した。（ちなみに、ソルが生まれる切っ掛けとなったアブられ事件はこの直後の事である）
ティーンに成長後、相思相愛であるリクシのプロポーズを受け結婚する。
ヒナ・レン
ナガルとツキの娘でソルの妹。マヒルの従姪。
片時もじっとしていないお転婆娘。
眼鏡一家は彼女を中心に回っていると言っても過言ではない。
宵っ張りでなかなか寝付かない為、夜は主にヴァンパイアであるマヒルが面倒を見ていた。ハロウィンに皆で押し掛けた事を切っ掛けに、ヴラドのおっちゃんの家にちょくちょく遊びに行くようになる。
現在は幼児から成長し、いいお嬢さんになったがお転婆ぶりは相変わらずである。
「エイリアン兄弟の収集録」関連
アララニ・モーガン
シグとザムの母親。ある意味全ての元凶。兄弟の体の文様や体色は彼女からの遺伝と思われる。
自由奔放な性格で何かとトラブルが絶えないが、持ち前の度胸と勝負強さで帳尻を合わせる強運の持ち主。さすがのシグも彼女には頭が上がらない。
4人の住むアパートを訪ねた際、4階のベランダから入ってくるという方向音痴の限界を超えた何か。宇宙でも帰り道に迷い、某星戦争の真っ只中に不時着した事もある。
本人も赤毛のせいか赤毛好きでマヒルの事は気に入っており、バレンタインには事務所を埋め尽くす程のチョコ（自分のポートレート付き）を贈っている。
XENOLIFE-FRIEND
シグとザムが所属する、地球在住のエイリアンで構成されたクラブ。
男子高校生シリーズに直接登場はしないが、モブキャラとして登場する事が多い。
『ELECT』ではメンバーの一人であるアヴァがDJ役で出演している。
その他
SZMS芸能事務所社長
4人が所属する事務所の社長で妙齢の美女。どうやら既婚者であるらしい。
デビュー後のSZMSの躍進振りを見ると、かなりのヤリ手と思われる。
ペット
4人がサンマイシューノからブリンドルトンベイに引っ越しした際に飼い始めた。
ザムが拾ってきた大型犬と子猫、シグとマヒルが弟達の為に用意した猫と小型犬の計4匹。それぞれどこか誰かに似ている？Twitter上では両氏により早々にペットの名前が公表されていたが、後に本編中でも小型犬：まひるわん、猫：しぐにゃん、大型犬：ざむわん、と判明。この伝の通り、子猫の名前は無論そるにゃんである。
それ以前からも魚の水槽があり、ソルの世話するカエルや宇宙生物がいた。
実はその他に、ミニチュア・ババロスの飼育用ハウスがある。
派生（ヴァンパイア）動画関連
ヴラディスラウス・ストラウド4世
ヴァンパイアの始祖。通称ヴラドのおっちゃん。
4人の大家兼アドバイザーを務める。貸家の他に自分の経営する店も持っている大地主。
実はSZMSの隠れファンである。
『LOVE&JOY』ではエキストラとして最前列で参加している。全然隠れてない。
カレブ・ヴァトーレ
4人の近所に住むヴァンパイア。
肝試しの時にシグから脅かし役を頼まれる。が、ホンモノの脅威が現れてしまい、そのまま忘れられる。可哀想。
余談だがSims4の公式設定では、見解の違いからヴラドのおっちゃんとは仲が悪いらしい。
『LOVE&JOY』では妹のリリスと共にエキストラとして参加している。
派生（霊能探偵）動画関連
ボーンヒルダ
骸骨のメイドさん。
事務所が多忙になった為、ザム達が召喚した。
かつて（というか現在も）タチバナ家に仕えている為、幼少期のマヒルの事をよく知っており、皆に彼の黒歴史を暴露する。あかんそれめっちゃ恥ずいやつや。
その見た目により容易に想像できるかもしれないが、マヒルにホラーなトラウマを植え付けたのは彼女である。後にマヒルは面倒をみてくれた彼女を恐れた事を反省し、トラウマ克服の為に自室に骸骨の模型を置いていたが、それが逆に彼女の不満を招く羽目になった。
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