いてつくはどうとは、ドラゴンクエストの世界で選ばれし者のみが使える特殊技能である。
「いてつく波動」表記だったり「凍てつく波動」表記だったりもする。
なお、「いてつくはどう」表記だと記事が読みづらくなるので、本記事では「凍てつく波動」表記で統一する。
効果
敵パーティーに掛かっている呪文効果などを打ち消す、という特技。
採用されている各作品により効果は若干異なり、敵味方全員の呪文が使用不能になる「あやしいきり」(敵専用特技)やテンション状態なども打ち消す事ができる。
ゲーム終盤ともなればぜひとも使えるようにしておきたい特技であり、強敵の強化呪文(バイキルトやスカラ系など)の無効化、ザコが使うと途端に鬱陶しくなるアストロンやモシャスなどを打ち消すのに大変有用である。
ちなみに敵にルカニ系やマホトーン等の弱体妨害系の呪文を掛けていた場合、これも解除される作品もある。
反面、敵に使われるとイラッ☆となる特技の筆頭候補。
特にボス戦でやられると、せっせとかけ続けてきた強化呪文効果が一気に消滅させられるので、強化呪文のかけ直しとなってしまう。
また二回攻撃を行ってくるボスなどは、凍てつく波動→強力な全体攻撃という凶悪なコンボ攻撃を行ってくるので、場合によってはパーティー全員が一気に全滅状態になる事も起こりうる。
凍てつく波動→マダンテとかな!
概要
凍てつく波動を最初に使ったのは『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のラスボスであるゾーマである。
効果は自パーティに掛かっている呪文効果を打ち消すのは上記の通りだが、何故かゾーマ自身にかかっている呪文も無効化される。この時はゾーマ専用特技であった。
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』ではラスボス以外にも使用者があらわれる。
自パーティーに凍てつく波動を使える仲間はいないが、勇者専用装備の「天空の剣」を道具として使うと、凍てつく波動の効果がある。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』ではモンスター仲間の特技となった。使えるモンスターはキラーパンサーとキングスライムのみ。「天空の剣」があるのであまり使う必要はないが。しかもキングスライムは仲間にすらしにくいし。
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』では職業「勇者」が習得する特技となる。
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』では自パーティーでは覚えるキャラがいないという、その効果の割に不遇の扱いを受ける。
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』では職業「勇者」が登場しないので、かわりに職業「賢者」のスキルとなる。
『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』では当初は敵専用だったが、Ver.5.4で追加された職業「魔剣士」専用特技として味方側でも使えるようになった。また、賢者が敵単体のみにこれと同じ効果を持つ「零の洗礼(れいのせんれい)」という特技を習得する。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』では、主人公とロウ専用のれんけい技として登場。無論敵も使ってくるが、邪竜軍王ガリンガとウルノーガが使用してくる派生形の「青のしょうげき」はゾーンまでかき消す。
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関連項目
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