キラーパンサー |
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登場作品 | |
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ドラゴンクエストのモンスターテンプレート |
キラーパンサーとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
概要
ベビーパンサーの成体に当たる豹のような姿をした魔物。
「地獄の殺し屋」と呼ばれ、本来は人に懐かない。
が、結局のところは登場する殆どの作品で仲間にする事が出来る。
シリーズを通して「仲間モンスターの代表格」とも言うべき一匹。
実際、テリーのワンダーランドでは、撃破後、テリーにすぐ懐いたり、図鑑に結構人懐っこいなどと書かれていたりする。
DQ5
初登場作品。ベビーパンサーの頃にアルカパの子供たちに苛められていたが、レヌール城のお化けを退治した主人公とビアンカに助けられ、主人公に懐き仲間になる。
仲間に加わってからは、パパスに代わる主人公の相方として戦っていたが、古代の遺跡で主人公とヘンリーがゲマにさらわれた際に主人公と離れ離れになってしまう。
その後は何らかの方法で海に渡った上、時を経てキラーパンサーに成長。
それからはカボチ村の西にある魔物のすみかに潜みつつカボチ村の畑を襲撃していたが、魔物のすみかで成長した主人公と再会。ビアンカのリボンを出され、幼い頃の記憶を思い出し、再び主人公の仲間に加わる。加えて、ずっと守っていたパパスの剣を主人公に渡した。
仲間に戻った際は即戦力として活躍できるほどの高いステータスを誇っていて、以降もおたけびやいてつくはどうとなかなか優秀な特技を覚える様になる。攻撃特技はいなずまのみだが、素のステータスが高いため攻撃面ではさほど問題にはならないだろう。
一方で欠点は守備面で、耐性装備が貧弱なため敵の特技や呪文が苛烈になる終盤になるとモロさが目立つようになる。
ちなみにスーパーファミコン原作のみルラフェン周辺で出現する一般モンスターとしても登場している。
その際は魔物のすみかで相対した際の個体よりも全体的にステータスが低い上、残念ながら仲間にならない。
DQ7(3DS版)
DQ7ではプレイステーション版には登場しないが、ニンテンドー3DS版の追加モンスターとしてゲスト出演。
同作では通信時限定で登場するトクベツなモンスターとして分類されている。
トクベツなモンスターのステータスは本編に登場する通常モンスターのコンパチという事になっているのだが、今作におけるキラーパンサーはゲリュオン系統の側替え。
ゲリュオンはバギマを主に使用するのだが、これはすなわち今作のキラーパンサーは魔法主体で戦う事になっている。シリーズでも特に珍しい光景になっている。逆に言えばコレジャナイ扱いされやすい。
ちなみに、トクベツなモンスターは魔物ハンターの能力によってモンスターパークに加える事が出来る。
一方で、ニンテンドー3DS版では新規の職業の追加が無く、魔物職も原作と同様であるため、トクベツなモンスターを元にした魔物職は存在していない。このため転職でキラーパンサーになる事が出来ず、例外的に相棒として一緒に戦う事が出来ないキラーパンサーとなってしまった。
DQ8
するどいキバと すばやさで はやぶさのように攻撃する おそろしいモンスター。 まれに 人になつくというが? |
DQ8では、フィールド上で戦うモンスターの他に、フィールド上を高速で移動できる乗り物として登場する。
また、クリア後にある条件を満たすとモンスターバトルロード用のスカウトモンスターとして登場する。名前はゲレゲレ。攻撃力と素早さに長け、しっぷう攻撃や痛恨の一撃を使用する。
DQ10
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DQ10では、バージョン2から登場。転生モンスターはピンキーパンサー。偽のローヌ樹林帯、真のジャイラ密林、真のグランゼドーラ付近に生息。
その後他の仲間モンスター達から遅れ、バージョン4.1で念願の仲間モンスター入りを果たす。装備武器種はツメで、素早さと器用さに優れる。「おたけび」「いなずま」「しっぷう攻撃」「零の洗礼」など、歴代のキラーパンサー要素を意識した特技の他、自己強化や敵の弱体化も行える優秀なアタッカー。
他の仲間モンスターがプレイヤー強化の波に置いて行かれる中、満を持しての登場という事もあり、育ちきれば下手なプレイヤーよりもよっぽど活躍してくれる。その強さは、バージョン4.1で実装された上級者向けバトルコンテンツ『聖守護者の闘戦記』第一弾においてテンプレ構成入りする程である。
欠点は後衛職並の紙装甲と、消費MPの激しさによる持久力の低さ。この辺は味方でカバーしてあげよう。
元から強かったためか、バージョン5.1で仲間モンスターのステータスに大幅なテコ入れが行われた際は、あまり恩恵を受けられなかった。
それから時が経ち、一世を風靡したキラーパンサーも度重なるプレイヤーの強化について行けず置いて行かれていたが、バージョン6.5では再び仲間モンスター達にテコ入れが入る。まず前期ではネックだったHPやMPが改善され、生存能力と継戦能力が向上した。次いで後期では特技の上方修正が行われた他、転生15回目で習得できる「ネコ科Ⅱ」スキル50Pでキャットハート(敵を倒す度にMPが回復)を獲得。特技の強化は他のアタッカー系仲間モンスターのそれと比べると控えめだが、耐久力と燃費の改善が嬉しく、モンスターバトルロード外で連れまわす際の使い勝手が大幅に向上した。
DQ11
多くの冒険者が なぜか キラーパンサーを見かけると 勝手な名前で呼んでくるので そのたびに 戸惑っている。 |
DQ11ではデルカコスタ地方で登場。子供であるベビーパンサーを遊ばせ、自身は眠っている。その他バンデルフォン地方に生息している。世界に異変が起きた後は強化版がデルカダール地方、バンデルフォン地方、ユグノア地方に出現する。世界に異変が起きた後では痛恨の一撃、ツメむそうを使用する強化版が登場する。
DQ11Sではカジノで手に入るキラパン呼びの鈴を使用することで乗り物として搭乗できるようになる。
外伝作品での登場
キラーパンサー |
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登場作品 | |
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ドラゴンクエストのモンスターテンプレート |
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは初代作にあたるテリーのワンダーランドより初参戦。
原作において仲間モンスターとしての印象が非常に強いのか、初参戦以降は全ての作品に登場する皆勤賞モンスターになっている。
種族は獣系(GB2作)→魔獣系(キャラバンハート)→自然系(ジョーカー~)
スカウトランク(ジョーカー以降)はC(ジョーカー~)→E(ジョーカー3~)
「テリーのワンダーランド」では「おもいでのとびら」のとびらのぬしとして登場。このとびらの最深部は魔物のすみかを再現した様な構造になっていて、そこで起こるイベントの内容もDQ5の物を踏襲している。
この頃は幼体であるベビーパンサーは容量の都合もあってか参戦しておらず、配合の際に作り出す際には獣系を親にしてドラゴンを相手にした場合に作る事ができる。正直言ってツッコミしかない組み合わせなのだが、ドラゴンは少し前に「まちびとのとびら」のボスとして戦った後に確定で仲間に出来るため、彼自身の作成難易度は非常に低い。
一方で、彼を配合素材として使用した場合は様々な物が存在するが、中でもキングレオが序盤における一線を画す物として存在感を発揮していた。詳細はキングレオの個別記事にて。
その様な事もあったのか、次回作の「マルタの不思議な鍵」でも配合が解禁された段階から彼を作る事が出来るものの、残念ながら彼を元にキングレオを配合で作り出すルートは削除される形となった。仕方ないね。
GB2作でのパンサー族はソフト容量の都合も関係していたのか、残念ながら成長態である彼のみの登場となっていたのだが、次世代ハードであるGBAで発売されたキャラバンハートにてベビーパンサーがモンスターズ初参戦。これにより遂に親子共演が実現する事となった。
ちなみに、以降に発売されたモンスターズシリーズでは全ての作品で親子出演している。
ヒーローズ
ドラゴンクエストヒーローズでは移動速度、攻撃範囲が広い上に攻撃モーションが速いモンスターとなっている。
ビルダーズ
ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよではNintendo Switch版でベビーパンサーが登場していたが、その後の物語を描く第2作目となるドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島より参戦。
ジメジメ島の強い魔物として登場。倒すとキラーパンサーの像を落とすが、仲間にすることもできる。乗り込むと2段階ジャンプができる。かいたくレシピ達成のために欠かせない仲間モンスターとなる。
ライバルズ
ドラゴンクエストライバルズ エースでは第1弾からベーシックカードとして登場。敵ユニットが3体いる場合、即行動できるという効果を持つ。第9弾から登場する「慈愛のキラーパンサー」はベビーパンサーを1体手持ちに加えるという効果を持っていた。
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