が、その時!!とは、
1. 『一方●●では…』同様、素人のリレー小説にありがちな常套句。『一方●●では…』が場面、登場人物等全取っ替え可能な万能ツールであるのに対し、場面は固定したまま急展開させるだけの機能しか持たず、使い勝手は悪いが、リレー小説そのものの連続性を比較的維持できるという利点がある。たぶん。
2. ラヴリーPのブログで自然発生したリレー小説の通称
本稿では2について記述する。
誕生の経緯
2009/04/09 18:56
ラヴリーPのブログに『小説書いてみた 』と題されたエントリが投稿された。確かに出だしは読者の興味を惹くに足るものがあったが、わずか13行のその作品は、山無し、落ち無し、意味無しのまるでエロ抜きの●●●小説であり、『わりばしおんな。』公開後に『残念ながら、絵を描く才能には恵まれなかったようだ。 』と評されたように『残念ながら、小説を書く才能にも恵まれなかったようだ。 』と言わざるを得ない状態であった。
が、その時!!
2009/04/09 20:08
ブログ常連であるはとたび氏が”本当に何気なく書いた”一言が事態を一変させた。氏の『続きを書いてみろ!』と言わんばかりの挑発的な書き込みに対し、RP03J 氏が作品をまっとうなものにせんとばかりにその続きを投稿し、ブログ主であるラヴリーPを筆頭にブログ常連達が続々とリレー小説に参加し始めた。元々当ブログの常連は(悪)ノリと団結力に定評があり、酷い時には延べ30名がイナゴのようにコピペコメントを投稿するというブログ主に対する嫌がらせとしか思えない行為に及び、ラヴリーPを恐怖のズンドコに陥れたこともあったが、今回はそのエネルギーが創作という方向性を与えられた為に良い結果を生んだと言える。
が、その時!!
2009/04/09 20:33〜20:35
約2分間の間に書き込まれた3つのコメントが読者及び参加者を恐怖に陥れた。『整合性がとれてない!』3つの内の2つだけであれば、まだ何とかなる、そんな状況の中で最後に表示されたコメントの投稿者は無責任にも拍手コメントでこのように述べている『削除キー設定しているけど放置wwwざまぁw(意訳)』。小説は暗礁に乗り上げた。
が、その時!!
2009/04/09 20:38
皆の小説を救うため一人の勇者が立ち上がった。嚔氏である。ニコニコ動画で残念な歌唱力や斜め上の発想を武器に活躍している某Pと同一人物かどうかは定かではないが、氏は事態の推移に困惑しつつも、なんとか2行を書き込む事に成功した。その時の氏の困惑の度合いは氏がコメントの題名欄に名前を記入し、名前欄をブランクにしたまま投稿していた事実からも想像できる。『とりあえず続いた…』読者/参加者はほっと胸を撫で下ろした。
が、その時!!
2009/04/09 20:40
一度は小説を救ったかにみえた嚔氏が、自ら投稿したコメントを再読して事態が改善していない事に気付いてしまい、敗北宣言を出してしまった。氏はラヴリーPの未投稿楽曲の歌詞を意味あり気に書き込み舞台から立ち去った。嚔氏、あなたはよく戦った!憎むべきは無責任なコメント投稿者である。
こうしてリレー小説はネット海の奥底に沈み、そのうち一連の事件は皆の記憶から消えてしまうのだろう、と思われた
が、その時!!
2009/04/09 20:45
ブログ主ラヴリーPが不屈の闘志を見せて立ち上がったのである。そのときPが取った解決法は、『夢落ち』であった。いいのかそんなことで?読者の胸にはそんな思いが去来した事だろう。よりによって夢落ちとは安易すぎないだろうか。結論からいうとPの一見安易とも思える選択は正解であった。絵の才能以外には色々な点で定評あるラヴリーP、さすが総合P、野生のクリエイター魂に導かれたその一瞬の判断が小説を救ったのである。あさがお、ラヴリーP!!以降2時間弱の間に17人が書き込み、小説は順調に発展していった。
が、その時!!
2009/04/09 22:20
しのみ氏が既存のキャラクターと一字違いのキャラクターを登場させた。『誤字か?』『新キャラか?』読者/参加者の間に再度衝撃が走った。
が、その後は何事も無かったかのように書き込みが続けられた。
この時、誤字を訂正する様な動きが生じていたら、後にラヴリーPをして『天才的』といわしめたあたたたPの神解釈は生まれなかったろうというのが定説である。たぶん。
リレー小説は順調に書き継がれ、4月10日午前3時12分までに感想等が一切差し挟まれないままの45件のコメントが投稿された。
が、その時!!
2009/04/10 07:51
4時間の中断が発生し、『これで小説は終わってしまうのか…』と、万一その時間帯に見ていた人がいれば思ったに違いない。
謎の中断はみと氏により破られたが、続く8時間に投稿されたコメントはわずか8件であった。
が、18時を境に再びコメントは頻度を増し、4月10日23時56分、竹しょー氏の秀逸な書き込みによって、一応の完結を迎えた。
が、その時!!
2009/04/10 23:56
書き込みが途絶えた。竹しょー氏によって上手くまとめられた小説ではあったが、『過去29時間にわたって行って来た共同作業を本当に終わらせてしまっていいのか?』、『ここで完とか書いたら本当に終わってしまう…』、『感想なんかかいたらKYって言われないかしら?』、『できることなら無理矢理続きを書きたい、だが俺にそんな力量はあるのか?』…読者/参加者の思いは千々に乱れ、ブログ内には緊張が張りつめた。
が、その時!!
2009/04/11 01:02
天使がブログに舞い降りた。
一人の少女(?)が皆を苦悩のスパイラルから救い出すべく書き残した一言は、一服の清涼剤のように読者/参加者の胸に滲み込み、緊張の糸は一気に解き放たれた。急激な緊張の緩和の反作用によりその書き込みの直後からブログは草にまみれた。これが後にいう『真のオチ』であるが、後に紹介する派生動画においては表現されておらず、わずかに竹しょーPによる第一派生動画のエンドクレジットにその名が見られるのみである。
が、その時!!
2009/04/11 12:23
164氏がまとめてみた。
が、その時!!
2009/04/11 13:21
[製作]
が、その時製作実行委員会
と表示したためリレー小説のタイトルが『が、その時!!』であると認知された模様。
一方ブログエントリでは…
2009/04/11 03:09
ラヴリーPが完結宣言とも見られるエントリを投稿、リレー小説に対する感想、BGMに関するリクエスト等多数のコメントが寄せられ、世界は祝祭ムードに包まれた。
一方ニコニコ動画では…
2009/04/11 22:56
竹しょーPが誰も予想していなかった『朗読してみた』動画を投稿していた。
一方ニコニコ大百科掲示板では…
2009/06/02(火) 13:06:35
関連動画
関連項目
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