がくっぽいどコンテストとは、GACKTにユーザーが作ったがくっぽいどの作品を聴いてもらおう!というコンテストである。
詳しくは特設ページ参照。
概要
2009年6月10日、GACKTを招いての2回目の生放送の終盤…
メガネ「ユーザーのみんなが作ったがくっぽいどの曲を聴いていただけませんか?」(要約)
GACKT「…いいよ。でも中途半端なモノ作ってきたら、二度と出ない!ていうかメガネぶっ飛ばす!!」(要約)
…かくして「がくっぽいどコンテスト」の開催が決まった。
募集期間は6月12日~8月31日。
当初は7月下旬までの予定だったが、本人が「まだまだ気合いが足りない!」と言ったのではないか、という風の噂により延長された。
12月15日23時からの生放送で再びGACKTを招き、本人が選考した優秀作品を発表した。
応募総数255曲から選ばれた10曲の受賞作品は以下のとおり。
受賞作品一覧
動画リンク | 曲名 | 作者 | GACKTによるコメント |
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グランプリ(賞金30万円) | |||
Episode.0 | カニミソP | 「本当にいい曲、今回の曲の中で一番泣ける」 「サビがいいんだよ」と口ずさむ 「曲のクオリティがすごく高い、曲自体は淡々と進んでるけど歌で引っ張っていて、いかに歌詞とメロディに説得力があるか」 「来年やる舞台の曲、これでいいじゃん」 ――『ダンシング☆サムライ』にも言及 「誰が作ったんだろうと調べたら同じ人でなるほどなあって」 「がくぽが広まったのもこれがきっかけなんじゃないかな。彼の功績はすごく大きいと思う」 |
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優秀作品(各曲賞金10万円) | |||
Paranoid Doll | SCL Project(natsuP) | 「絶対普通の人には歌えない」 「この曲いいなと思った、23万再生も頷ける」 「人間では有り得ないから聴いてて新しいし面白い」 「僕ならどこまで歌えるのかな、ツインボーカルとか、やってみないとわからない」 |
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stainless moon | maya | 「作り方が丁寧、いかに愛情をこめるかが調教に表れている」 「曲としてすごくいいし、サビも人が歌って気持ちいい作り」 「誰かの曲に似ているのでもない」 |
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Dream in Dream | どなたかP ★2曲受賞 |
曲の紹介中に口ずさむ。 「自分の曲や一番初期のL'Arc~en~Cielにも似ていて、好きな曲」 「優しい、歌ってて気持ちがいい」 「昔の自分の、高音を抜く歌い方に似ている」 |
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sad | 「彼の個性が出てきている」 「鍛えればいい曲書けるんじゃないかな」 「狙ってないけど自然に歌詞が入ってくる」 |
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鈍色の街 | だあくP | 「がくっぽいどには難しいアプローチをあえて歌わせてなお、難しい歌なのに他の曲に負けてない」 「自分で歌ったらすごくいい曲になるだろうな」 「がくっぽいどでは表現できないところがもったいない 」 |
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すばらしき人生 | たかP | 「この曲好きね」と終始笑顔。 「手抜きだなと思ったが、前のがくぽが目をぱちっぱちってしてるのに対して、後ろのがくぽのリップがよく合っているところに心打たれた、嬉しい」 「2番の歌詞が本当に良い、みんなに聴いてほしい」 |
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-ふらりゆらり- | marcury | 「AメロBメロがすごくいいんだけど、サビが惜しい」 「サビをもう少し変えたらもっと良くなる、という気持ちを込めて選んだ」 「がくっぽいどならここまでだけど、表現力でカバーできる、自分が歌ったらよくなる」 |
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声 | タンバリンP | 「レンジが広い、普通の人じゃ歌えない」 「低音と高音の両方の表現ができる人はいない」 「がくっぽいどならではの音域」 |
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Broken Heart | リノ | 曲の紹介中に口ずさむ。 「音の仕上げ方が丁寧、これぐらい丁寧に作れる子たちがいるんだなって感動」 「サビがもったいない、展開の仕方が」 「MALICE MIZERの『Je te veux』という曲の展開に似てる」 |
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番外 | |||
バタフライ | ナタP | ※応募作品ではないが、特に優れているとして紹介 「応募してなかったけれど、聴いたときにもったいないと思った」 「歌詞がすごくいい」 「サビがいいんだよ」と歌いながら、 「『え』で伸ばすんだよ!普通の人には浮かばない」 |
※優秀作品は生放送での発表順に掲載。順位ではない。
総評、そして・・・
GACKTの総評に拠ると、255曲の中から優秀作品を選考するに当たり、最初に注目した曲のタイプは
① 曲として特にクオリティが良い
のどちらかの(或いは両方の)タイプの曲であったと言う。①に関しては「普通の人が歌ってとか、聴いてとかで、いい(曲)。」であり、②は「普通の人では歌えない、VOCALOIDじゃないと歌えない曲、って言うのも面白いかなぁって思った。」との事。具体的には、「どこで息継ぎをすればいいのかわからないくらい、声を出しっぱなしにしなければいけない曲」と、「レンジ(音域・声域)の上下の展開が極端すぎて、普通の人間ではまともに歌えそうにない曲」であると言う(普通の作曲家がこんな歌を自分に歌わせるために作ってきたらまずクビw)。
そしてその中から、作曲・アレンジ共に丁寧な曲作りが成されている作品、歌詞が琴線に触れた作品、意表をつく展開があった作品、自分が歌ってみたら曲に新たな息吹を吹き込む事が出来そうな作品、パーフェクトじゃないけど作曲者としての未来を感じさせてくれそうな作品、などに順次絞り込み、最終的に残った10曲を優秀作品とした。
そして番組の終盤、GACKTが発した一言が思わぬ急展開を見せる。
「やっぱりこう・・・本当に感動した作品にはさ、特別賞あげたいよね。グランプリとかさ。」
突然の提案に戸惑うやまだひさしとメガネ。そんな二人にGACKTは更に、
「と言うかさ、もう少し賞金上げなよ。」
と追い討ちをかける。そんな決定権の無い二人(と、運営コメ担当のあきふみ)は、すがるようにFooさんに事態の収拾を依頼。そしてついにFooさんが動いた。
「プラス20万でどうでしょう???w Fooさんのポケットマネーから出します・・・w」
MCの二人とユーザーから歓喜と絶賛の声と弾幕が乱舞した瞬間であった。それと同時に、Fooさんの財布が一気に軽くなった瞬間でもあったw。
しかしまだまだ話は終わらない。何と今度はGACKT自ら受賞曲を歌い、それをCD化する計画が浮上!?
公式からの発表を待て!!
CD製作企画
※未確定情報を含みます。最新情報、詳細は公式ページを確認してください。
生放送時に発熱のため「ねつっぽいど」状態だったGACKTの発言から以下の企画が立ち上がった。
その名も「がくっぽいどっぽくないど」!?
- 受賞作品10曲全てをGACKTがレコーディングしてCDを作る。
- オケ、アレンジはGACKTの歌に見合うクオリティの高いものを、作者が責任を持って作る。ニコ動内でのコラボも推奨。
- その際、1曲でも歌うことに無理があるとGACKTが判断した場合は企画は白紙になる。
- 進行状況は動画で報告。ユーザーの反応によって企画が左右される可能性もあるのでコメントは慎重に。
・・・そして企画から2年経過した2011年5月22日。ニコニコ大会議in台湾にて
Episode.0とParanoid Dollの2曲がGACKTの手によってアレンジされ、
2011年7月13日(水)にCDとして発売することを正式発表!
GACKT曰く、
「かなり激しく、熱く、そして、かなり心が震える曲になったんじゃないかと思います。
是非みんなも聞いてみてください。」
発売を待て!!
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関連項目
関連リンク
外部記事
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