概要
2003年7月に開催された「FLASH★BOMB」というFLASHアニメのイベントで発表された作品。
作者は「しぃのうた」などでも有名なこしあん堂のたけはらみのる(NNSJ)氏。
一見すると、ほのぼのとした内容だが、細かい部分を一つずつ検証していくと
恐ろしい設定が背後に隠されていることがわかる。
まぁとりあえず見れ。
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解釈
以下はネタバレを含むため反転文字。
重要と思われるシーンとその解釈の一部を列挙する。
ただし公式発表ではなく、視聴者側の予想のため無関係の事象や誤った解釈を含む場合あり。
0:07 看板に「死」を崩した文字
0:14 失恋?シーン
0:19 出発駅が「EAR・・・」 →EARTH(地球) 背後に地球と思わしき大きな青い星
0:19 地球と魚(モナーの乗る電車)は三途の川を指す
0:19 流れ星のモニュメント 流れ星は伝承で人の死と関連付けられる
0:21 大きな虹 「虹の橋」は現世と死の国を繋ぐ
0:32 看板に「HASi(橋)」 矢印は進行方向と逆
0:34 「F」の文字の像
0:38 子供たちの旗が歓迎の「紅白」ではなく、弔事の「白黒」
0:47 7/20/23:36「着」 しかし、その時刻にしてはとても明るい
0:53 ハート型の屋根に、光の加減により線が入っている
0:56 微妙な表情でカップルを見るなつみ
1:03 仲のいい>>1と八頭身モナー(設定上ありえない現象)
1:06 夜の駅シーン 一人元気なくホームに立つなつみ
1:08 電車がせまる 駅の時計は23:36頃をさしている
1:11 散る花は血を暗示 散華
1:15 雲の後ろに建造物 しかし、雲の下には空しかない
1:23 モナーの背景に大鎌 死神や冥府の河の渡し守カロンを連想
1:29 看板に「TEN59(天国)」「Gi59(地獄)」の文字 なつみの向かう方角は……
1:29 子供たちとの別れ 賽の河原の子供たちは決してあの世に行けない
1:50 鎌をモチーフにした門 門の上にはロダンの「考える人」と同じポーズをとる猫
1:55 黒い太陽
「普通に失恋から立ち直るストーリーを『なんかつまんねー』と途中でストーリーを変えた」
と語っている。
余談
スタジオぷYUKAI制作の、茨城発信の農業推進アニメ「あぐかる」や「怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜」、「異世界かるてっと」等の作品で、作者のたけはらみのる氏が
キャラデザ・作画監督として参加している。
愛くるしく可愛らしいキャラクターは健在なので、ぜひこちらもチェックして頂きたい。
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関連項目
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