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もう付き合っちゃえよとは
「傍から見て殆ど付き合っている様子にもかかわらず、当人たちはその自覚がなくあと1歩が足りない。」
そんな甘酸っぱいようなもどかしいような気持ちに対する叫びである。
もう説明しちゃえよ
幼馴染や腐れ縁などの関係性が長年続いてしまい、なかなかその先の関係に至れないカップルに対して使われるワードである。表記ゆれに「付き合っちゃえよ」「もう付き合っちゃいなよ」など。類語に「もうお前ら結婚しろ」などがある。
よくある言い回しであるため、創作の中では特定の作品に限らず使用される。特に、ラブコメ作品で幼馴染キャラクターや鈍感なキャラクターや難聴系のキャラクター、一歩を踏み出す勇気がないキャラクターがいる作品ではこう言われてしまう関係性が形成されてしまうことが多い。
作中でカップルの共通の友人から言われることもあるが、読者・視聴者からのツッコミとして使われることも多い。
こういわれてしまう場合、当事者たちは互いの部屋に入り浸っていたり、毎日お弁当を作ってきていたり、言葉を発さずとも相手の心情を読み取れたり、身体が触れ合うことに何の抵抗もなかったりなどの、付き合い始めのカップルではやらなそうなことまで日常的に行っていたりする。それでいて、周囲に対しては「いや、別に付き合ってないよ」「別に好きとかそんなのではないよ」とのたまうのである。
もう「もう付き合っちゃえよ」とツッコまれる作品とカップル紹介しちゃえよ
もう『葬送のフリーレン』での使い方も説明しちゃえよ
近年で有名な用例のひとつは『葬送のフリーレン』で作中でこの言葉が使われたことである。原作「第35話 旅立ちのきっかけ」またはアニメ「第17話 じゃあ元気で」において、フェルンとシュタルクに対してザインが放った台詞である。
シュタルクが冬の外仕事で冷えてしまった手をフェルンのほっぺに当てるイタズラをしたらフェルンが怒ってしまったのを、ザインが僧侶として仲裁し仲直りさせるというくだりがあり、その後酒場でザインが飲みながら怒ったように言い放った。
ともに旅を続ける若い2人が恋を知らぬまま親密になる状況を目の当たりにしての大人の反応であり、多くの読者・視聴者を代弁したザイン先生には頭が下がる。
なお最年長のフリーレンはというと、エルフ特有の恋愛感情の乏しさ故に2人のちょっとしたやり取りから起きた感情の揺れ動きをくみ取れず、傍観者のように「なんだかフェルンの様子がおかしい」としか感じ取れなかった。おとなのおねえさん過ぎて逆に大人の対応が取れなかったのである。
当の本人たちは現状付き合っているという認識はなく、仲間や戦友と言った間柄である。もう付き合っちゃえよ。
もう関連動画も付き合っちゃえよ
もう関連静画も結婚しちゃえよ
もう関連項目も末永く爆発しちゃえよ
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こういわれてそうな作品とカップルを追加、関連項目のフリーレンをそちらに移動。関連動画に「かぐや様」追加。関連項目に「末永く爆発しろ」追加。見出しにネタ追加
