アイスクライマー |
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ジャンル | アクションゲーム | |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
発売 | 任天堂 | |
開発 | 任天堂 | |
発売日 | 1985年1月30日 |
アイスクライマーとは、1985年1月30日に任天堂より発売されたファミコンのゲームである。また、ディスクシステムやアーケードでも展開している。
ファミコン版はGBAソフト「ファミコンミニ」、Wii・Wii U・ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター」、「ニンテンドースイッチオンラインファミリーコンピューター」でもプレイが可能である。
アーケード版は2019年2月22日よりアーケードアーカイブスとして家庭用に初配信。ファミコン版とは演出面も山の種類も結構違うので、興味があればスイッチオンラインのサービスで遊べるバージョンと比較して遊んでみてほしい。
概要
雪山を登って、山頂にいるコンドルにつかまることを目指すのがゲームの流れ。道中に立ちはだかる敵はハンマーで倒し、氷はジャンプでつついて壊す。
8層に分かれているふもとから中腹を登ればクリアとなり、その上から山頂まではボーナスステージである。ボーナスステージで落ちたりタイムアップになったりしても次の山に進むことが可能。タイトル画面で32番目までなら開始する山を自由に選択できる。
開始から4層に行くと強制的に1層移動し、その後は1つ上に行くごとに1つ下の層が消える。そのため、2Pで協力プレイをしている場合、1人がどんどん登っていくと片方は死亡してしまうので揉めることが多々ある。かといって長く一つの層に留まると層を強制的に押し上げる敵が出てくるので注意しよう。
その仕様がゲームとしての面白さを引き出しており、協力プレイをするアクションゲームとして、または対戦ゲームとして遊ぶことも可能である。
プレイヤーキャラの名前は1P(青)がポポ、2P(桃)がナナ。「パパとママ」のように連続していて覚えやすいから、というのが命名の由来だそう。
アーケード版の特徴
ファミコン版とは違い、32ある山セレクトはアイコン化かつ未クリアの山を自由選択可能。どの山をクリアしたかが可視化され、頂上にたどり着いた方の姿が残るようになる。ちなみにどっちも頂上に登れていないとアザラシのトッピーの代わりの謎のチビ雪男(こっちも名前はトッピー)で埋まる。8ステージ分クリアするとスーパーボーナスステージを挟み、先ほどと違った色合いと組み合わせの32の山セレクトに飛ぶ。どっちの組み合わせも32つ、計64山全部回り終わってスーパーボーナスステージが終わった後にクリア状態はリセットされる。
マウンテン選択後にごくたまに風が吹き荒れる。またステージクリア数がかさむとリフトに上下移動が加わることになり、立ち止まっての安全確保に一苦労する。
アーケードオリジナルの色合いである秋模様風の山の頂上では、なんとコンドルではなく蛾が飛んでいる。役割はコンドルと同じだが、リフトと同様に上下に動いて凄くつかみにくい。
ステージBGMは通常・ボーナスともに追加パートがあり、PICOPICTというDSiウェアのパズルゲームでもその一端を聞くことができる。結果発表終了時にもボーナス成功・失敗でそれぞれBGMが付いている。ちなみに蛾がコンドルのままという違いはあれども、ディクスシステム版はアーケード準拠の移植になっている。
関連動画
ゲーム動画
BGMなど
CM
手描き・MMDなど
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
「大乱闘スマッシュブラザーズDX」「大乱闘スマッシュブラザーズX」そして「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」にプレイヤーキャラとして参加している。
二人一組で戦うファイターで、2人そろっているときは火力がトップクラスで戦術も豊富である。
特に熟練プレイヤーは二人の行動に時間差があることを利用して「切り離し」というわざと相方との距離や攻撃のタイミングをずらした戦法を用い、相手を翻弄する戦い方ができる。
難易度が高いが非常に凶悪な投げ連を持っている事でも有名である。Xではこの投げ連が猛威を振るった。
ただし相方がやられてしまうとかなり弱体化してしまうという欠点がある。
スマブラでのCVは小林沙苗(ポポとナナの一人二役)。
なお「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」 ではWiiU上では動いたが、3DSのマシンパワーでは動かなかった事が原因で外したと桜井氏が週刊ファミ通のコラムで述べている。
ちなみにSPECIALでの投げ連に関しては「投げのモーションに入ると相方が応援、つかまれると相方がパニック」という方法で封印、しかもパニック状態の慌てぶりがかわいい。だが「切り離し」をしているとゲームスピードがXから速くなったのも相まって疑似的に投げ連みたいな動きをする。その動きに慣れているプレイヤーを相手するときは油断しないように。
E32018ダイレクト動画:1:57あたり
キャラクター紹介動画:5:43~
関連商品にもある通り、2019年2月15日にスマブラシリーズカテゴリーでamiiboが発売された。
ナナは台座から浮いているが、後ろの氷部分と靴がくっついているので棒いらずというデザインである。
関連項目
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