アイビーステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が東京競馬場で施行する、2歳限定・芝1800mのリステッド競走である。
概要
古くは1965年から、中京競馬場で同名の旧3歳限定レースの開催が確認できる。1969年まで中京のオープン戦として開催、1970年には阪神競馬場で600万下条件戦として開催、1971年に再び中京のオープン戦に戻り、そこで中断する。
1984年、東京競馬場・芝1400mの旧3歳限定オープン特別として復活。2003年まで開催されたが、2004年から再び長い中断期間に入る。
2014年、東京競馬場・芝1800mの2歳限定オープン特別として再開。2019年からリステッド競走に指定され現在に至る。2025年現在、2歳限定のリステッド競走は本競走と萩ステークスのみである。
10月下旬頃の開催で、1週間後に行われる京都競馬場の萩ステークスと位置づけはほぼ同じ。早めに勝ち上がり年末の2歳限定GⅠを目指す関東の素質馬が集まるレースである。芝1800m戦としての再開後10年ちょっとで勝ち馬から既に4頭のGⅠ馬を出しているので、出世レースのひとつと言っていいだろう。ただ1ヶ月後に同じ府中・芝1800mの東スポ杯2歳Sがあるので、近い時期に条件が被る重賞がない萩ステークスに比べるとやや立ち位置は微妙かもしれない。勝ち馬もGⅠ馬以外は主な勝ち鞍:アイビーS止まりが多いし。
歴代の勝ち馬からは、1400m時代にはグラスワンダー。1800mとなって以降ではソウルスターリング、クロノジェネシス、ドウデュース、マスカレードボールがGⅠを勝利している。
複勝圏内からは、1400m時代にはコガネタイフウ、1800m時代にはペルシアンナイト、アスクビクターモア、レガレイラが後にGⅠを勝利している。
このレースのトピックとして、2001年は登録が競走成立する最低頭数の5頭しかおらず、しかも1頭競走除外となり4頭立てで開催された。特別競走で4頭立てのレースはこの後2022年1月の梅花賞(3歳1勝クラス)まで20年以上起こらなかった。
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