メトロポリタンステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が東京競馬場で5月上旬頃に開催する、4歳以上の芝2400mのリステッド競走である。
概要
記録として確認できる最初のレースは1987年で、1989年から2002年までは芝2300mと100m短い距離で行われていた。余談だがこの東京2300mという距離は非常にマイナーで、現在年間を通して2レースしか行われていない(3歳未勝利と新緑賞(3歳1勝クラス))。
重賞ではないリステッド競走(2018年以前はオープン特別)であるが、有力馬の出走となる事も多い。
いくつか理由があるが、5月上旬頃は国内の中長距離路線は、GⅠの天皇賞(春)かハンデ戦のGⅢの新潟大賞典などがあるが、天皇賞(春)だと距離が長い、また新潟大賞典はハンデ戦である事と、京都競馬場や東京競馬場のGⅠと同じ日曜日の開催で主戦騎手であっても、有力騎手の騎乗が難しいなどの理由があり、このレースに出走することがある。
ただしこのレースの1ヶ月前に行われる中距離重賞の大阪杯がGⅠに格上げされたことで、今後は位置付けが少し変わってくるかもしれない。
このレースの勝ち馬の中には、サクラチトセオー、メイショウドトウ、ツルマルボーイ、タップダンスシチー、ナカヤマフェスタ、ラブリーデイといった後にGⅠ勝利する馬たちがいたりする。
2003年は東京競馬場リニューアル記念(勝ち馬タップダンスシチー)、2007年は東京競馬場グランドオープン記念(勝ち馬トウショウシロッコ)と名前を変えて行われていた。
トピックとして2019年は、5月4日(土)の第10レースの予定だったが、返し馬の段階から雹が降り出すほど天候が急変し、第11レースのプリンシパルステークス(L)も含めて開催中止に、ダービートライアルのプリンシパルステークスのみ1週間順延となった。
歴代優勝馬
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