エドワード(Edward)とは、イギリスの子供向け絵本「汽車のえほん」(原題:The railway series)および、それを原作とした映像作品「きかんしゃトーマス」に出てくる中型テンダー蒸気機関車である。
声優は高戸靖広に始まり、第9期からは佐々木望が演じているが、初期から見ていたファンにはエドワード=高戸靖広が定着している。
原作の「汽車のえほん」では主人公のトーマスを差し置いて、1巻でヘンリー、ゴードンとともに初登場するが、テレビ版では第2話「エドワードのおてがら」で登場した。
概要
エドワード Edward |
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基本情報 | |
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性別 | 男 |
生年 | 1896年 |
車軸 | 4-4-0 |
車体番号 | 2 |
車体色 | 青 |
形態 | テンダー蒸気機関車 |
初登場 | |
原作 | 1巻 |
アニメ | 第2話 |
声優 | |
キャラクターテンプレート |
1896年生まれ。車体番号は2番。カラーリングはちょっと明るい青いボディ。
車輪配置-動輪は2軸(車軸配置4-4-0)、内側シリンダー式。
ちなみにエドワードの機関士にはチャーリー・サンド、助手にはシドニー・ヒーバーという名前がついている。
長年働いてた年寄り機関車だが、本来は本線の小列車を引く担当でもあり、ウェルズワース駅(エドワードの駅とも呼ばれている)では貨車の入れ替えをしている。またウェルズワースからブレンダム港へ分岐する「エドワードの支線」で働いてる。そして本線のウェルズワースからマロンにかけてのゴードンの丘(別名:呪われた丘)では、登れなくなった機関車(主にゴードン)の後を後押しして助けたりもする。
彼の魅力は子供には分からないらしく、大人のファンからは人気が高い。
性格
きかんしゃトーマスに登場する機関車の中で一番優しく真面目な性格をしている。
物知りで頑張り屋。ほかの大型機関車たちからはもう年を取っているので役立たずで時代遅れとバカにされるが、貨車や客車の扱いはベテランである。また他の機関車たちの悩みを聞きいれてくれて、かつ年寄り臭い話はしないため良き先輩の印象がある。
暴走するジェームスの悲鳴が聞こえていたり、ゴードンの丘でのダグラスの掛け声が聞こえているなど、かなりの地獄耳の持ち主でもある。
彼が話す怪談話は思いっきり怖いらしいが…実際に幽霊が出ているので彼の話は実話かもしれない。
エピソード
- 初登場話の第2話で、当時一番小さかったトーマスが存在していたにも関わらず、脚本の都合でエドワードが一番チビだと言及された事がある。その背景とは、元々原作「汽車のえほん」で一番最初に登場したのは意外にもトーマスではなくエドワードであったからだ。当時はトーマスやパーシーなど小さなタンク機関車はまだ登場してなく、実際に機関庫にいたのは大きなテンダー機関車ばかりだったので、その中でたまたま一番小さかったのはエドワードだった。
- トップハム・ハット卿は彼のことは気に入っているらしく「お前はいい子だ」と自分の子のように話していたり、第16話ではゴードンたちから「車輪が灰色だ!」と笑われて悲しむ彼を慰めるシーンがある。
第2期
- 第30話では、クズ鉄置き場にて同じ古い牽引車(または蒸気自動車)のトレバーが来週壊されると聞き、彼を助けた。それ以来トレバーとは親友となる。
- 第31話では走るとガチャガチャ鳴るらしく、同型のジェームスからは古い鉄くずでのろまで役立たずとも言われていたが、ジェームスが暴走してしまったときには無理してまで走り、暴走を止めたことにより修理してもらう。それ以降はガチャガチャしなくなった。
- 第49話ではついにクランクピンが壊れてしまうが、昔の機関車みたいな片側ピストンとなっても無事に駅にたどり着くなど頑張り屋である。
第3期
- 第68話ではトレバーから牧師館で催すパーティの話を聞き、何か役に立ちたいと思う。その後牧師が告知のポスターを張り忘れたためもう誰も来ないだろうと嘆くトレバーに自分の車体や客車にポスターを貼る事を提案し、パーティは無事成功した。
- 第73話ではトレバーと楽しく話をしていたところをダグラスに叱られ、ムッとする。直後にダグラスに会い、「君もトレバーに似たところがある。スクラップになりかけたことさ!」と話した。
第6期
- 第131話ではハーヴィーを変わった機関車扱いしていたが、パーシーを脱線から救った後で仲間として認めている。
- 第149話ではゴードン達からは歳のせいか「もうリタイアする必要があるな!」と言われたが、パーシーと機関士はトップハム・ハット卿と話し合い、とある作戦にて彼のリタイア話を撤回させた。
第7期
- 第176話では初めて脱線事故を起こした。そのため整備工場に行く羽目になり、ブラスバンドを迎えに行けず落ち込む。しかしブラスバンドを乗せたバーティが立ち往生した際、ブラスバンドが発した音楽がSOSであることに気づき救助に行くなど、頭の回転の良さを見せた。
第8期
- 第185話ではスペンサーと競争する。序盤はスペンサーが有利だったが、まるでウサギと亀の競争のような展開になり、最終的にはエドワードが勝利した。途中ゴードンに「お前はソドー鉄道の誇りだぞ!」と言われていた。
第10期
- 第236話ではゴードンと共にクレーンのロッキーのことを「力持ちだが役に立たない」と言っていたが、重いパイプを線路に落としてしまい、ゴードンが脱線した後にロッキーの助けを得て、ゴードンを線路に、重いパイプを線路に戻す姿を見て考えを改めた。
第11期
第14期
第21期
- 第509話ではジェームスの事故でティッドマス機関庫が半壊。フィリップの車庫で眠ろうとしたがフィリップがお喋りを辞めなかったため一睡もできなかった。その後も休める場所を探したがどこもかしこもうるさくて眠れず睡眠不足に陥り、ついに居眠り運転をしてパーシーと衝突しそうになったが、フィリップに助けられた。その後はフィリップの車庫が自分の支線に近かったためにそこに引っ越した。
第22期
他の機関車との関係
- 他の機関車たちの先輩としての存在。
- 長編10作ではトーマスの先輩ということになっており、トーマスを一人前にするために奮闘する。
- ゴードンたちからは年寄りのちび機関車とも言われる。普段はゴードンの丘でゴードンを後ろから押すことが多いが、感謝されたことがあまりない。
- 新しく登場するキャラクターなどを嫌ったりする(ハーヴィー、エミリー、ネビル、ロッキー)。その話に「悪ワード」というタグが付くこともある。特に上記の通りロッキーに対する接し方が悪く、海外でも反響があったほどである。ヒューゴについても仕事を取られるかもしれないと警戒していた。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
きかんしゃトーマス | |
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機関車 | トーマス - エドワード - ヘンリー - ゴードン - ジェームス - パーシー - トビー ダック - ドナルドとダグラス - オリバー - ビルとベン - ステップニー ハーヴィー - エミリー - ファーガス - アーサー - マードック - スペンサー - モリー - ロージー - スタンリー ヒロ - ライアン - ニア - レベッカ |
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