エージェント・カーターとは、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のヒロインペギー・カーターを主役にしたスピンオフ作品である。
概要
MCUに属するテレビドラマ作品。もともとは2013年にショート・ムービーとして制作された作品だが、発展してテレビドラマ化した。おなじくMCUに属するテレビドラマ『エージェント・オブ・シールド』の休止期間に放送され、SHIELDの前身となる戦略科学予備軍(SSR)で活躍するペギー・カーターを描いている。
時系列的には映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースがヒドラの爆撃機と共に北極に墜落し行方不明になったまま第二次世界大戦が終結した直後のアメリカを舞台としており、主役のペギー・カーター(演:ヘイリー・アトウェル)をはじめとして映画のキャストの多くが続投している。
2015年にシーズン1全8話、2016年にシーズン2全10話が放送された。
あらすじ
キャプテン・アメリカとの最後の通信が途絶えてから1年後、ペギー・カーターはアメリカの戦略科学予備軍(SSR)でエージェントとして働いていた。しかし、いまだ男尊女卑がはびこっていた第二次世界大戦直後、彼女の仕事といえば電話番や書類整理などの事務作業ばかりだった。
そんな折、かつてともにキャプテン・アメリカを支えた天才技術者にして実業家のハワード・スタークが大量破壊兵器になりえる発明を敵国に流したという知らせが入る。ハワードは自分はそんなことはしていないと執事のジャービスを通じてペギーに助けを求め、ペギーはSSRの仲間にも秘密でハワードの無実を証明しようと行動を開始した。
解説
キャプテン・アメリカの自己犠牲の後、彼が復活するまでの約70年の間、彼の恋人だったペギーはどのような人生を歩んでいたのかを描いたスピンオフ作品。
主役のペギーはMCU作品にちょくちょく登場しているが、やはり第二次世界大戦から現代までの約70年の時間は重く、過去のワンシーンでちらっと映るだけだったり、年老いてベッドに横たわっていたりする。そんな彼女が凄腕のエージェントとしての活躍を見せることができるのがこのシリーズである。
敵と戦うだけでなく、まだまだ男社会だった時代の中で活躍するカッコいい女性エージェントは非常に魅力的である。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- エージェント・オブ・シールド
- ジェシカ・ジョーンズ
- キャプテン・マーベル(映画)
- シャン・チー/テン・リングスの伝説
- ワンダヴィジョン
- ファルコン&ウィンター・ソルジャー
- ホークアイ(ドラマ)
- ロキ(ドラマ)
- ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
- ミズ・マーベル(ドラマ)
- シー・ハルク:ザ・アトーニー
- ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
- シークレット・インベージョン
▶もっと見る
- 0
- 0pt