キャプテン・マーベル(映画)とは、アメリカンコミック原作の実写映画である。
MCU所属作品。日本では2019年3月15日公開。米では2019年3月8日公開
日本では4月26日の『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開に合わせて、前日の4月25日で公開終了となる。
概要
| タイトル | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 監督 | アンナ・ボーデン&ライアン・フレック |
| 脚本 | アンナ・ボーデン ライアン・フレック ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット |
| 音楽 | パイナー・トプラク |
| 製作 | ケヴィン・ファイギ |
| 配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
| 公開 | 2019年3月15日 |
| 映画テンプレート | |
MCU初の女性ヒーローが主人公の実写映画。物語の舞台は1995年と、公開時期から20年以上前の設定となっている。
興行収入は4月4日時点で全世界で10億ドルを突破[1]。MCU作品で10億ドル突破はこれで7作品目となる。
あらすじ
90年代のアメリカカリフォルニアのレンタルビデオ店「ブロックバスター」に墜落してきたのは記憶のない女性戦士「キャプテン・マーベル」だった。
宇宙に大きな勢力を広げている「クリー帝国」の精鋭部隊「スター・フォース」所属で、「フォトン・ブラスト」という強力な能力を持つ彼女はS.H.I.E.L.D所属のエージェントニック・フューリーと出会い、彼女の記憶を探る旅に出る。どうやら彼女の記憶には何か大きな秘密が隠されているようなのだが…。
一方そのころ、クリーと長年争いを続けてきた「スクラル」もキャプテン・マーベルの記憶を狙って暗躍をはじめていた。
キャラクター
- キャプテン・マーベル
- 演:ブリー・ラーソン
- 記憶を無くし、その代わりに大きな力を得たクリー帝国の精鋭兵士。劇中ではヴァースと呼ばれている。
- 地球に墜落し、ニック・フューリーと記憶を取り戻す旅に出ることになる。
- ニック・フューリー
- 演:サミュエル・L・ジャクソン
- S.H.I.E.L.Dのエージェント。キャプテン・マーベルの旅に同行する。
- これまでのMCU作品ではS.H.I.E.L.D長官としてアベンジャーズの結成に努力するなど活躍してきたが、今作では若き姿で登場する。
- ヨン・ロッグ
- 演:ジュード・ロウ
- ヴァースの所属する部隊「スターフォース」の隊長にして、ヴァースの教官。「フォトンブラスト」の制御に苦しむ彼女を指導する。
- ヴァースがタロスにさらわれたのを追って、部隊を率いて地球に来るのだが…
- タロス
- 演:ベン・メンデルソーン
- スクラルの軍人。ヴァースの記憶に秘められた重要な秘密を探り、地球へとやってくる。
- ロナン
- 演:リー・ペイス
- クリー軍のエリート部隊「アキューザーズ」の指揮官。その容赦のなさは味方からも恐れられている。
語句解説
- クリー
- 銀河に大きな勢力を広げる恒星間国家。映画の中ではスクラルとの長期間にわたる戦争が続いている。
- スクラル
- クリーと長年戦争を続けている緑の肌をしたトカゲ型宇宙人。
- 他の種族そっくりに変身できるという能力を持っており、他の星に潜入しての工作活動などを得意としている。
- C-53
- クリー側の地球の名称。実はMCUにおいてクリー人が地球に来たのは今作が初めてではない。
他のMCU作品との関連
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- エンドクレジット後に流れた映像にて、サノスの指パッチンで消滅する直前にニック・フューリーが特徴的なポケベルを起動している。このときの連絡先がキャプテン・マーベルと言われている。
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- 『キャプテン・マーベル』公開の翌月に公開されたアベンジャーズ第4作にも出演した。
- エージェント・オブ・シールド
- フィル・コールソンが主人公のドラマシリーズ。物語の舞台が90年代の本作ではフィル・コールソンも若い姿で登場する。MCUの映画作品への出演は『アベンジャーズ(第1作)』以来。ドラマではクリー帝国関連のエピソードも多い。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(第1作)
- 本作にも登場するキャラクター、ロナンの初登場作品。GotGではクリー人のロナンはクリーとザンダーの和平に反対するテロリストとして描かれたが、今作では正式なクリーの部隊に所属している。
続編『ザ・マーベルズ』
3人のスーパーパワーを持つヒロインが協力して宇宙の危機に立ち向かう。
公開まで
2019年7月20日のイベント「コミコン」にて、キャプテン・マーベル単独作続編の制作が発表された。2021年にタイトルが『ザ・マーベルズ』と決定された。
ドラマシリーズ『Ms.マーベル』の後の話であり、Ms.マーベルが本作でMCU劇場作品に初登場する。また、前作『キャプテン・マーベル』では幼少期の姿で登場し、ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』で活躍したモニカ・ランボーも今作に登場する。2023年2月にはこの三人が縦に並ぶ新ポスターが公開された。
当初は2022年11月に公開予定だったが、新型コロナの影響などで遅れが生じ、撮影開始が2021年5月にずれ込んだ。公開予定日は2023年2月17日と変更された。その後、2022年4月に『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』と入れ替わる形で公開予定日が2023年7月28日まで延期された。2023年2月にさらに公開予定日が2023年11月10日にずれることが発表された。
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関連リンク
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- エージェント・オブ・シールド
- エージェント・カーター
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- シークレット・インベージョン
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