ロキ(ドラマ)とは、Disney+で配信されているドラマシリーズである。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)所属作品。監督はケイト・ヘロン
概要
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で四次元キューブを使って逃げ延びたロキのその後を描いたDisney+独占配信のドラマシリーズ。
主役にはこれまでの『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』でヴィランを務めた「ロキ」が務める。ヴィラン主役の作品はMCUでははじめて。
Disney+で配信されるドラマ作品でははじめてのシーズン2が配信された作品である。
ストーリー
『エンドゲーム』でニューヨークの戦いから逃げ出したロキは「時間軸を乱した」という罪状でTVAという組織に捕らえられてしまう。
TVAは時空を自由に移動する技術を獲得しており、「神聖時間軸」と呼ばれる時間の流れを乱すものを排除する組織だった。ロキの能力はおろか、インフィニティストーンも陳腐化してしまうようなその超絶の技術力の前にはロキもなすすべなく、危うく抹消されそうになる。
しかし、そんなTVAが苦戦する存在がいた。それこそがロキの変異体であり、TVAの分析官のメビウスはTVAすら翻弄するロキ変異体捜索のためにMCUロキを使うことを思いつく。
登場人物
- ロキ
- 『エンドゲーム』で一瞬の隙を突き、アベンジャーズの拘束から逃げ出したヴィラン。
- 時系列的には『アベンジャーズ』第1作時点のロキなので、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』で義母フリッガを失うことやソーと共闘すること、また『インフィニティ・ウォー』で自身がサノスに殺されたことなどは知らない。
- TVAの調査に協力する中で、これまでのロキではありえなかった感情なども芽生え、新しい変化を見せている。
- メビウス
- 時間の流れを守る組織TVAの分析官。ロキの取り調べ担当となるが、ロキの変異体が闘争を続けていることを知り、同じ存在として思考が似通っているはずのロキを捜査に加えることを提案する。
- ロキとともに捜査をしていく中で、彼との間に友情のようなものも芽生えていく。
- ラヴォーナ
- TVAの判事。時間軸を壊そうとした存在に裁きを下している。メビウスとは上司と部下の関係だが、友情も感じている。
- ハンターB-15
- ロキを捕らえたTVAの実働部隊のリーダー。その後も捜査協力するようになったロキに何かと厳しい目を向ける。
- しかし、あることがきっかけで自分たちTVAへの疑問を抱くようになる。
- ミス・ミニッツ
- TVAの案内役、マスコット。時計を模したアニメキャラで表現される。
- 見た目こそレトロに見えるが、その実能力は高いアシスタントAI。
- シルヴィ
- TVAが長年追い続けているロキの変異体。女性。
- 幼少期にTVAに拉致されるも、逃走に成功。その際手に入れたTVAのデバイスを使って逃げ延びていた。
- TVAには強い恨みを持っており、TVAをつぶそうと暗躍していたが、MCUロキとの接触で彼女にも決断が迫られる。
用語解説
- 変異体 - 各キャラクターの別ユニバースでのバージョンのこと。バリアントともいわれる。同一人物ではあるが、各ユニバースでそれぞれ違う姿かたちをしていることが多く、本作ではロキの変異体が多数登場する。
- 神聖時間軸 - TVAが守っている本流となる時間軸。特殊な変異体により時間軸が分岐を始めるとTVAが駆け付け処理することで、神聖時間軸を維持している。
- タイムマスター - はるかな昔に時間軸の混乱を沈め、TVAを作ったといわれる3人。現在もTVAのトップに君臨しているが、謁見できる人間は限られている。
デッドプール&ウルヴァリンとの関連
2024年7月公開予定の映画『デッドプール&ウルヴァリン』。その特報及び予告編で映画にTVAが登場することが判明している。デッドプールはロキと同様に、TVAによって拉致・尋問され、戦場に送り込まれるようだ。
関連動画
関連リンク
関連項目
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- なし
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