キット・フィストーは、映画「スター・ウォーズ」、およびそのスピンオフ作品に登場するキャラクター。
マスターの称号を持つジェダイであり、旧共和国時代の末期に活躍した。
アニメ「クローン・ウォーズ」において日本語吹き替えを担当した声優は速水奨。
ライトセーバーの色は緑。
概要
ノートランと呼ばれるエイリアン種族。水の惑星グリー・アンセルム出身。男性。
頭髪のない頭部から後方に伸びた幾本もの触角と、瞳のない大きな黒色の眼が特徴。
映画本編での登場シーンは少なく、「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」において、脇役として登場する程度(エピソード2の終盤において、心ならずもジェダイと敵対してしまったC-3POをフォースで転倒させ、破壊せずに無力化したのが彼である)。
というか、映画本編だけ見ている人には完全に「誰それ?」なお方。名前も出てこない。
大きな活躍は外伝的なアニメ作品、「クローン大戦」と「クローン・ウォーズ」によって描かれた。
「クローン大戦」(シーズン1エピソード5)では水中戦を制して水の惑星モン・カラマリを奪回し、「クローン・ウォーズ」(シーズン1エピソード10)ではグリーヴァス将軍を相手にライトセーバーで互角に渡り合い、生還している。
人物と能力
ジェダイの規範に則った理性的で誠実な人物。
ユーモアのセンスもあり、敵地にあってもふてぶてしさを失わず、してやったりといった笑み(通称フィストー・スマイル)を浮かべることも。
戦闘能力はジェダイの中でも特別に高い。
ライトセーバーの扱いに関しては、正統派のフォーム1:シャイ=チョーに習熟しており、隙のない剣技を見せる。数々のジェダイを葬ってきたグリーヴァス将軍を相手に互角以上に渡り合い、生還を果たしていることからも、彼の剣士としての能力の高さが伺える。エピソード3は黒歴史。
高位のジェダイとして重要な外交・交渉の能力は、劇中での描写が少ないため計りかねるものの、ジェダイ最高評議会に座を連ねていることから、特に不得手ではないものと推察できる。
(とは言え、クローン大戦末期になってからの評議会入りであり、その時期の評議会には戦時ということもあってか外交を苦手とするエージェン・コーラーのような戦士寄りの人物もいたことから、断定はできない)
他の誠実なジェダイと同じように堅物といってよいキット・フィストーだが、同じジェダイであるアイラ・セキュラとは、ジェダイでなければ別の関係に発展していたであろうほど、深い尊敬と友情を抱き合っていたという。
関連動画
以下は黒歴史
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関連項目
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