ゲームグラフィックTV (げーむぐらふぃっくてぃーびぃー 略称:GGTV、ゲーグラTV) とは、洗車の入氏が個人で製作している動画シリーズである。
概要(CV:古谷徹)
うp主である洗車の入氏が制作しているコンピュータゲームを題材にしたシリーズ。
毎回、テーマに沿って深くゲームを掘り下げ、特にレトロゲームにスポットを当てることが多い。その内容は、最初期のコンピューターゲームとされる「Tennis for Two」や、ゲーミングパソコンやマイナーハードの歴史、果ては移植列伝と銘打った比較など非常にマニアックで、コアなゲームファーンを喜ばせ、スマッシュヒットを飛ばし続けている。
元ネタは、テレビ朝日→BS朝日製作の自動車情報テレビ番組「カーグラフィックTV」から。
古谷徹氏の淡々とした語り口、硬派な番組内容、そして時折暴走が見える点など再現率は高い。
たまに松任谷正隆(しょうにんやただしりゅう)、田辺憲一(でんべけんかず)の二人組が登場するのだが、大抵は予定調和なオチで締め括る。これはかつて本家でよくあったやりとりのネタ。第二期である新ゲームグラフィックTVの末期には小林章太郎(しょうりんあきらたろう)なる第三の人物が登場。
また、GGTVといえば「滑舌が悪い」事と、独特でパンチの効いた言い回しも大きな特徴である。特に前者はいい意味で欠かせない要素でもある。
2009年10月8日に第1回が配信。その後も驚異的なペースと圧倒的なクォリティで配信が続き、ついには2010年5月24日に第100回を達成した。ところがその直後の第101回、突如として配信終了が告知され、心待ちにしていたユーザーは混乱に陥る。…のだが、2週間後に再開を発表。かくしてコアゲームファーンの密かな娯楽は、今日も配信され続けている。
洗車の入氏本人曰く、当初は3回ぐらいで終わる予定だったとのこと。しかし、これまでの彼の動画作品の中では長寿シリーズとなった。また、前身作品として戦車の人時代に製作した『タンクグラフィックTV』『ミリタリーグラフィックTV』が存在し、現在のゲームなグラフィックTVのスタイルはここで確立していた。
しかし、諸事情ネタ切れでゲームグラフィックTVは2010年11月に、第143回で終了。しばらくの後、懐かしいものにジャンルを拡大した「レトログラフィックTV」として再スタート、コミュニティも改称した。
と思いきや、2011年7月に「新ゲームグラフィックTV」として再スタート。メインテーマはオリジナルとなり、スポンサーもついた。ただしコメントが荒れることを恐れてか、公開はコミュニティメンバー限定となっている。こちらも2013年元旦公開の第67回(通算210回)、同年7月公開の総集編2を以って幕を閉じた。
だが、2013年9月には、一般向けとしてシーズン3となる「ゲームグラフィックTV3」がスタートしている。
連載回数は、新旧・スペシャル併せて210回を超えている(2013年9月時点)。
派生作品に駄菓子屋グラフィックTVが存在し、後のレトログラフィックTVの原点というべき作品となった。
2015年7月頃、諸事情につきゲームグラフィックTV3でゲームグラフィックTVシリーズの終了が明かされた。動画・コミュニティはそのまま残す方針であったようだが、2020年11月14日頃に突如としてコミュニティが消滅、本人投稿分の動画は全て削除されている状況である。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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