セグウェイとは、パーソナルモビリティと呼ばれる移動補助機械の先駆けとなった電動立ち乗り移動機械である。
概要
一般にはブッシュ(ジュニア)元大統領の転倒シーンや、小泉元首相が首相官邸で使用している場面などで知られる。
発売当初は売れ行きに難があり、また、道路交通法などとの兼ね合いから普及は難しいとされていた。
現在は、米国の官公庁(主に郵便業務や警察のパトロールなど)で使用されたり、観光ツアーで利用されたりと、速度を必要としない場面における移動手段や、宇宙開発への技術転用への利用価値が見直されている。
また、ニコニコ動画や2ちゃんねる等のネット文化圏においては、しばしばネタとして用いられる。
なお、2ちゃんねるでは、コードネーム「ジンジャー」として発表された当時から、アスキーアートで以下の通りに紹介され広まったため、「ジンジャー」の言う名前で覚えてる者も居るとか居ないとか。
-= ∧_∧ ついに待ちにまったGingerの正体が明らかに!!
-=≡ ( ´∀`)ヤホーイ! Gingerの生みの親は,2000年に米国技術功労賞を受賞した
-=( つ┯つ Kamen氏と,同氏が設立したニューハンプシャーの企業
-=≡/ / // DEKA Research and Developmentです。
-=≡(__)/ )
-= (◎) ̄))
ディーン・ケイメンは2009年にセグウェイを英国の資産家に売却した。2015年にはチャイナのNinebot社の手に渡り、生産が続けられていたが、2020年7月に生産を終了することが明らかにされている。[1]
本邦におけるセグウェイ
本邦においては道路交通法などとの兼ね合いで、公道での使用は禁止されている。法的解釈においては50cc超の普通自動二輪車として扱われるが、車軸が1軸というイレギュラーな車体であるため、正式な分類は保留されている状態である。
但し、私有地における運用や、所轄の警察署に申請して公道の使用許可を取ればイベント等の開催も可能である。
なお、セグウェイの公道における運用については、急制動できるブレーキの搭載が必要となるが、このようなブレーキを実装すると、セグウェイの構造上転倒してしまうので、現行法上はナンバープレートの取得が不可能であり、公道での一般使用は目下、完全に不可能である。
また、試作段階ではあるが、トヨタ、ホンダ、スズキなどの自動車メーカーが開発に意欲を見せている。
関連動画
関連商品
関連リンク
関連項目
脚注
- 1
- 0pt