ダメおやじとは、古谷三敏による漫画作品、及びそれを原作とするナック製作のアニメである。
概要
原作は週刊少年サンデーに掲載されており、当初は古谷の師匠である赤塚不二夫がゴーストライターとして関わっていた。このため、連載初期（＝地獄のオニババ編）は徹底したバイオレンスギャグが特徴的な赤塚の作風が前面に押し出されていたが、古谷が赤塚のアシスタントを卒業し単独で執筆するようになってからは後の薀蓄漫画に繋がる古谷自身の作風（＝マイウェイ編）の漫画へと転換していった。アニメ版では前期の赤塚関与時代のエピソードを中心にアニメ化されたが、夜7時台の放送ということもありバイオレンス描写はソフトなものに仕上げられていた。
1974年に東京12チャンネル（現：テレビ東京）で放映され、チャージマン研！で悪名高い有名なナックが製作した。作画崩壊はそれほどひどくないが、たまに塗り忘れや指が6本などボロがチラホラ.....。主人公雨野ダメ助が家庭、会社でひたすら苛められるアニメ。時々ダメ助も悪い時もあるが、とにかく理不尽な理由で苛められる。（当時はまだ父親の権威が高かったため、ギャグに見えたのだろう）妻の冬子はもちろん、息子タコ坊や娘の雪子にまで苛められる様はもはや虐待。でも雪子には踏まれたいかも。よい子はマネしないでね。ダメおやじはイワーク並の防御力があるにちがいない。一番まともな登場人物は犬である。
今やアニメ王国の名を欲しいままにするテレビ東京の記念すべき新作アニメ第1号である。
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