ライウンとは、フロムソフトウェア制作のゲームソフト、『アーマード・コア ネクサス』及び『アーマード・コア ラストレイヴン』に登場するレイヴンの1人。
概要
ACNX時代
『アーマード・コア ネクサス』においてはセリフやミッションでの出番が一切無く、アリーナの対戦相手の1人として登場するのみである。この時点での人物像は全く分からないものの、ゲーム開始時点でアリーナにおけるランク7に位置していることから相応の実力者であったことは推測できる。
搭乗AC名は「ストラックサンダー」。紫を基調にしたカラーと皿頭が特徴的な重量逆関節機体で、武装はレーザー兵器オンリーの重装甲(対実弾防御重視)・高火力機といったところか。
最大の特徴は背部に装備している両肩レーザーキャノン「CR-WBW98LX」で、その威力は初期機体ACのAP(機体耐久値)を一発で25%削るほど。この巨砲によって無惨に葬られたレイヴンも多い筈。一方、右腕の武装は連射性に優れたレーザーライフル「WR19L-HOLLOW」だが、左腕には大して役に立たない光波ブレード「RAIJIN」を装備しており、腕部の武装は平凡と言える。
ライウンは強化人間なのでジェネレーターなど基礎性能は優れているが、機動力はそれほど高くなく、AIも賢くないので、主砲にさえ気をつけていれば大して苦労せずに倒せてしまったりもする。
ACLR時代
彼の知名度を一気に押し上げたのが続編『アーマード・コア ラストレイヴン』での活躍である。
LRでは烏大老やΩといった他の多くのNX時代からのレイヴンと同じように、ジャック・O率いるバーテックスの一員となっている。人物像としては単純で思慮が浅く、ジャックの言う事に疑いを全く持たずにただひたすらジャックの為に戦っていると分析されている。しかし、登場ミッションの状況を考えるとジャックの真の目的のため当て馬にされている感が否めないのがまた悲しいところ。だが、後述の理由も重なって、LRに登場する全レイヴンの中でも屈指の強さとインパクトを持っているのは間違いない。
搭乗ACは相変わらず「ストラックサンダー」。頭部を除いたフレームパーツを一新し、元から強固だった実弾装甲はそのままに、武装も右腕のレーザーライフルはより性能バランスに優れた「WR05L-SHADE」に、左腕の武装は弾速と瞬間火力に優れたデュアルレーザーライフル「WL15L-GRIFFON」へと変更しており、より危険度が増している。主砲に当たらないように気をつけていたら、SHADEとGRIFFONのラッシュで削りきられていたなんてこともザラにある。GRIFFONの弾切れに備えてか、ハンガー内には小型パルスライフル「WH11PU-PERYTON」まで内蔵している念の入れようである。
当然ながら強化人間なので重武装・重装甲と、ある程度の機動力を両立できており、逆関節脚を活かした大ジャンプで敵機の上空から主砲やレーザーライフルを撃ち下ろす戦術を得意としている。
何よりの恐怖はコイツがゲーム開始直後のミッションに何の前触れも無くいきなり登場するということであろう。詳しくは「管理局強行偵察」の項目を参照してほしいが、依頼料の高さに目が眩んで、偵察だけだろうと油断していた多くのプレイヤーを新人、熟練問わずに消し炭にし、呆然とさせたのは、LRのプレイヤーの間ではあまりにも有名な話である。
しかし、重武装故に旋回性能の低さが目立ち、強化人間の補正で何とか並と呼べるレベルになっているといった感じなので、熟練のプレイヤーにはそこに付け入られて倒されることが殆ど。相手にするレイヴンの実力次第で評価が大きく割れる人物と言える。
関連動画
関連項目
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