『ワクテカ Take a chance』とは、モーニング娘。51枚目のシングルである。
概要
読みは「ワクテカテイク・ア・チャンス」ではなく「ワクテカテカチャンス」なので注意。
モーニング娘。Youtube公式チャンネル内動画で初披露されたこの曲はファンキーロックをテーマに制作され、『恋愛ハンター』から顕著になったEDM路線のアレンジをタイトなファンクテイストにした楽曲…なのだが、実はAメロからFメロまで用意されている楽曲で、バックトラックだけで聴くとどうやったらあのサビにつながるんだと不思議に思う変態的な構成になっている。歌詞は「伝わるまでぶつかり続けろ!」というまっすぐな気持ちを歌った曲で、ラブソングと応援歌をミックスしたような内容となっている。無論、一人で歌うには困難な曲なので、カラオケで歌うには他人の力を借りるか、ソロで歌うなら一部は妥協して歌うかした方がいいだろう。
メインボーカルは田中れいな、鞘師里保、道重さゆみ、譜久村聖、石田亜佑美、佐藤優樹の6人で田中卒業後は小田・譜久村・佐藤に振り分けられた。更に、道重卒業後は鈴木・工藤・飯窪にもパートが割り振られるようになる。
そして、振り付けは前回にあたる『One・Two・Three』でも魅せたフォーメーションダンスを少し複雑にしており、この頃からステージ頭上にもカメラを設置するようになった(上から見ても楽しめるフォーメーションが存在するため)。ダンスはかなり難しく、本来なら「『ぷっ』すま」でオンエアされてたようにコピーするには骨が折れる難易度だったりする。
公式での動き
最初に「Dance Rehearsal ver」が公開され、続いて振り付けの先生やアシスタントによる「Dummy Dance ver」がアップロードされた。その後、石田不在の「仮 ver」を経て「Dance Shot ver」がアップロード。正規Music Videoは2012年10月6日にアップロードされたが、それに先駆けて一部編集や画面アスペクトが異なる「完成目前 ver」もアップロードされた。
後に小田さくらによるソロダンスバージョンはもちろんの事、℃-uteの岡井千聖率いるTeam岡井によるカバーバージョンがアップロードされ、アップアップガールズ(仮)とTHEポッシボーもライブでカバーしてみせた。
江頭2:50伝説
そんな高難度ダンスを物にする男がいた。その名は江頭2:50。「1クールのレギュラーより、1回の伝説」でおなじみの芸人である。これまでに数々の伝説を築き上げてきた彼はこの曲でも伝説を残した。
ことの始まりはユースケ・サンタマリアによる公私混同企画アイドルダンス部への乱入。ユースケのアレっぷりに嫌気が差したのか、江頭はこのコーナーに乱入、対決することにした。しかし、ユースケ側がメンバーによる振り付け指導に対し、江頭へ与えられた環境は決していいものではなく、与えられたのは小さなDVDプレイヤーと振り付けビデオのみ。その上、彼の場合は勝利条件がノーミスによる振り付けコピーであった。どうなるか不安と(お笑い的な意味での)期待を込めて披露したら…なんと、見事なまでの完コピでキレッキレに踊る50歳の姿がカメラに写っていた。
こうして、普通のダンス映像としては大金星だがお笑いとしては大黒星に終わったこの映像は伝説として語り継がれることになった。この映像はニコニコ動画だけでも50万再生を突破し、2016年10月中旬現在ではミリオン予備軍にリーチを掛けている状態である。
後日、イカ部でも披露…したのは良いがよりにもよって足場が不安定なイカ釣り漁船の上で披露。しかし、相変わらずキレッキレに、しかも船の揺れを物ともしない安定したダンスを披露し、再び視聴者と共演者を驚かせた。巻き込まれた尾形春水、野中美希、飯窪春菜については洗脳されてたので触れない方が良いだろう。
関連動画
- Dance Rehearsal ver
- Dummy Dance ver
- 仮 ver
- 完成目前 ver
- 公式Music Video
- Dance Shot ver
- 小田さくら ver
- Team岡井カバー
- アップアップガールズ(仮)&THE ポッシボーによるカバー(公式公開分・その1)
- アップアップガールズ(仮)&THE ポッシボーによるカバー(公式公開分・その2)
ニコニコ動画内だと下記動画の他にも沢山有るので確認してほしい。
関連商品
関連項目
- 楽曲の一覧
- モーニング娘。
- つんく♂
- フォーメーションダンス
- 岡井千聖 / スマイレージ(現:アンジュルム) / ハロプロ研修生
- アップアップガールズ(仮) / THE ポッシボー
- 江頭2:50
- 『ぷっ』すま
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