当記事では劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場する制御装置について記述する。
概要
ブロリーこそサイヤ人そのものだった……。
生まれついての桁外れの戦闘力は、成長するにしたがって、
親の私が恐怖を感じるほど、増大し、凶暴化していった……。
本能の赴くままに暴れまわるブロリーを操るために、パラガスがタコ科学者に作らせた装置である。
対象の頭・首・腕にそれぞれ取りつけるリングと、使用者が右手に取りつける腕輪状のリモコンで1セットとなっている。
リモコンに気を送ることで対象のパワーを抑制することができるが、極大なパワーが加わると壊れてしまう。事実、パラガスが使用した際も最初はよく働いてくれたものの、カカロットとの3回目の遭遇ではブロリーのパワーが想定外の範囲まで高まったためリングが破損、伝説の超サイヤ人へと覚醒し暴走してしまった。
モデルはブロリーが「もうひとりの孫悟空」というコンセプトから、西遊記の孫悟空の頭につけた輪っか「緊箍児」と思われる。
「スーパーブロリーステージ」における制御装置
よい子のみんな、よぉ~く見ておけ……この制御装置を、カカロットにつけてやる!
グリーンランドで開かれたショーにも制御装置は登場したが、いくつか変更された点がある。
- 対象へ取り付けるリングが胸飾りのようなタイプとなり、強度が上がった。ブロリーとお揃いのものである。
- リモコンがジョイスティックの付いた箱のようなものとなった。また、故障しても修復することで再利用できる。
また、リモコンをよぉ~く見てみると、劇場版にてパラガスが付けていた腕輪を思わせるラインが入っている辺り、割と芸が細かい。・・・再現度が高いんだか低いんだか。 - 一度に複数のパワーを制御できるようになった。劇中ではブロリーと同様にカカロットのパワーも抑制した。
- 制御装置が作動した時の効果音が変わった。具体的には「ピピピピピ…」から「ピッピーッ、ピュイッ、ピロピロピ」という感じ。
ブロリーMADにおける制御装置
親父ぃ………………何だぁ…ヘアッ!?
(デェーン♪ テッテレッテ♪ デッデーン♪ デェーン♪ テッテレッテ♪ デッデーン♪)
上記はパラガスがブロリーの力をいかにして操られるようになったかを語るシーンの一部である。唯一無防備となる寝込みを狙うという危険なもので普通なら手に汗握る緊迫したシーンであるはずなのだが、デデーンがそうであるようにMADに見慣れてしまうと嫌でも吹いてしまうシーンとなっている。このシーンはよく「親父ぃ(デッデーン」と略される。
他にも「消し去ってしまえー!(ピロロロロ」というコメントに代表されるように、この装置はたびたびその効果音やそれに前後するパラガスの台詞と共にネタにされる。
まさか……壊れたのかお? (´;ωメ`) くそう!
またスーパーブロリーステージにおける、故障してしまったときのこのセリフもしばしば利用される。
多くの場合で制御装置は「ブロリー以外を操れる」「グモリー彗星を操れる」「制御装置以外の用途」などのオリジナリティあふれる改変が施されており、一人用のポッドと共にパラガスを代表するキーアイテムの一つとなっている。特に印象深い制御装置を生み出した者には「装置リスト」の称号が与えられる。
関連動画
元ネタ
前者は3:22~、後者は14:21~から制御装置が登場する。
MAD
制御装置が重要な役割を担う設定のMADは結構多い。中には「制御装置が主人公格」というものすらある。
関連項目
- 4
- 0pt


