作者は、「理屈屋の難問」の作者でもある酒井りょうた氏。ニコニコでのユーザー名、およびcomicoでの作者名は「mr.yoda」名義。
概要
たまたま見つけた卵から生まれた謎の幼女を、2人の学者が育てていく全体的にほのぼのとしたストーリーである。
以前はニコニコ漫画(ユーザー)に連載されていたが、2014年8月にウェブコミック・小説サイト「comico」での公式化が決定し、そちらに移動して連載していくこととなった。2016年6月24日に完結した。
人物紹介
- アルフォンス=カカロン
博士様と呼ばれている青年。三代目らしい。
世界に存在する不思議な生物を研究している。
奇特な行動が多い変人ではあるが、博識である。ネーミングセンスはイマイチ。
子供のころはよく父の書斎に忍び込んで書斎の本を読んでいた。 姉がいる。
- カカロン家の父
アルフォンスの父親
認知症らしき病にかかり、もの忘れが激しくなっている。
昔はとても友好的な人物だったらしく、学舎長の先輩の関係だった模様。アルフォンスのネーミングセンスは彼ゆずりである。36話にて衰弱死してしまった。その後、残された家族と知り合いによる月葬(この世界の葬儀)により手厚く葬られた。
- メイリィ=パーパツキン
アルフォンスの助手を務める女性。
アルフォンスに振り回されることがしばしばあるが、面倒見のいいしっかり者である。
顔は清純で、かなりのナイスバディを誇る。
ヌウの事を生理的に嫌っている。
- カリウ
卵から生まれた謎の幼女
ちなみに卵の模様は、緑色の水玉に白色と、某スーパードラゴンに似た模様である。
頭の殻はアルフォンスがかぶせたもの。アルフォンス自身はふざけてかぶせたらしいが本人は気に入っているようで、いつも被っている。
しゃべることはできるが、メイリィ曰く、活字にしにくい悲鳴らしい。
鉄(お椀やハンマーなど)を食べる。それ以外の食べ物には見向きもしない。涎に鉄を溶かす作用がある。
ちなみにカリウという名前の由来は、カリウ草と呼ばれるカリウが生まれた卵の模様に似た草からとったものである。その正体はムカムチョン様であり、最終的には本来の姿になり、仲間たちの元へと帰って行った。
生物、植物等紹介
- 博士(はくし)
生物を研究している人たちのことを指す。アルフォンスもその中の一人である。
学舎で勉強中の博士は学士(がくし)と呼ばれる。
生物の研究や目撃情報などをもとにお使い様をあぶりだす仕事を請け負っている。
お使い様紹介
- お使い様
一部の生物の総称で、希少な生物。 人や動物と違い、死亡する際に粒子化して月に還る。
数十年程の調査をしているらしいが、その生態はほとんど不明である。
名前の由来は神に見立てて崇拝している月(を含む旧世界全体)から来たことからことから、
神の使い→お使い様 となった。
普通の生き物とは違いが分かりづらい。ちなみにお使い様と分かった生物は調査しに来た学士によって新しい名前を付けられることがある。
- モリノコ
シクラムソンという村の周辺の森に出没する"お使い様"の一種。姿形が柔軟で自在に伸び縮みできるので潰されたりしてもすぐ元に戻る。紙が大好物。
集団で森に住んでいるが、実は分裂を繰り返した同一個体のみの集団であり、1体の寿命は短い。
- タロー
村に住んでいるモリノコ。カリウとは仲がいい。
- クツルックルク
クランツ草原に住むお使い様。飛行船以上の大きさを誇っており、なおかつ哺乳類に近い性質を持つ。一日のほとんどを寝て過ごす。名前を付けたのは当時学士だったアルフォンスの父で、由来は頭から生えている毛(?)がクルクルしていたことから。
ピケティという名の木の枝の燃えたときの臭いを好んでいるが、妊娠時のみ臭いを拒むようになる。
あまりに言いづらい名前なので、ほとんどの人間は「クツ様」と略して呼んでいる。
- ムカムチョン
シクラムソンという村の「裂け目」と呼ばれる場所に住んでいるお使い様。
托卵(自分の卵を他の種族の巣に紛れ込ませ世話を託すこと)する習性がある。
卵の模様は、緑色の水玉に白色と、某スーパードラゴンに似た模様である。
雛の姿は托卵された種に似た姿になる。ただし完全になりきれない場合もあるようだ。
子供自体の長さはコピーした種による。成体に成長してからは鉄鉱石を食べる。
関連静画
ニコニコのものはcomicoへの移動の告知のみを残して削除されている。
関連項目
関連リンク
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- ページ番号: 5244955
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