喫茶翠屋の白い天使とは、「とらいあんぐるハート3 ~Sweet Song Forever~」のサブキャラクターおよび原作版「魔法少女リリカルなのは」の主人公「高町なのは」、すなわち『なのちゃん』を端的に指し示す言葉である。
『なのはさん』は示さないので注意。
概要
アニメ「魔法少女リリカルなのは」シリーズは主人公の高町なのはにストイックな戦士のイメージを植え付けた。それは同時に「悪魔」や「魔王」などのきわめて悪質な俗称をも生み出し、高町なのはのイメージを逆に侵食し始めた。そして何時からか「なのはを見たら魔王と思え」と言わんばかりの状況を生み出した。それはついに原作ゲームのなのはにまで被害を及ぼすようになる。
その状況を大いに嘆き悲しんだ原作ファンが、やさしく愛らしく暴力をとことん嫌う家庭的な原作版高町なのはの尊厳を護るため、「なのはさん」ファンの増長への抗議を込めて生み出したのがこの呼称、「喫茶翠屋の白い天使」である。
これは、「管理局の白い悪魔」や「管理局の白い冥王」などと同じくなのはを指すが、同時にそれらすべての対義語となる言葉である。原作のなのはにとっては「英雄」や「勇士」ですら蔑称と同義なのである。
原作のなのはは愛らしい子なのである。きつねと友達になるために神社に通い詰める子なのである。やさしさに溢れ、暴力をきらい、暴力におびえる子なのである。心から翠屋を継ぎたいと思う子なのである。力ではなく愛の魔法で世界を救った子なのである。その偉業を成し遂げながら、婿をむかえて住み慣れた世界でありふれた幸せを立派につかんだ子なのである。
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関連項目
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