宇都宮ビジネス電子専門学校とは、栃木県宇都宮市にある私立の専修学校(専門学校)である。
愛称はビジ電、UBDC。
概要
1984年に実業家の大久保登志正が創設した専門学校で、現在は息子の大久保知裕が理事長を務めている。
情報処理、ゲームプログラミング、簿記会計、医療事務、幼児保育、販売、公務員養成コースなど様々なジャンルの学科を保有している。
資格取得に力を入れており、特に基本情報技術者試験などの情報処理技術者試験(情報処理の国家試験)の合格実績は栃木県内トップクラスである。
修学年数は学科にもよるが2〜4年制である(ゲームプログラミングと幼児教育は3年制。大学Wスクールは4年制。)。ただし公務員系コースの一部は1年制である。
学科によっては産業能率大学や自由が丘産能短期大学とのダブルスクール制度が利用でき、大卒や短大卒の学歴も手に入る。また幼児保育系の学科では豊岡短期大学とのダブルスクールが必修となっている。
姉妹校として宇都宮アート&スポーツ専門学校もあり、こちらは主にスポーツやサブカルチャー(漫画、アニメ、声優など)に関する学科が置かれている。
オリオン通りなど宇都宮市の中心部に近く、立地が良い。最寄り駅は東武宇都宮線の東武宇都宮駅(東武宇都宮百貨店直結)。ちなみに東北新幹線などが停車するJR宇都宮駅からは遠いが、ここからもスクールバスが運行されている。
対外関係
グループ企業としては宇都宮ケーブルテレビがある。また、通信制高校の宇都宮クラーク高等学院(クラーク記念国際高等学校宇都宮キャンパス)も姉妹校である。
大手芸能プロダクションのホリプロと親しく、ホリプロの創業者である堀威夫がビジ電の名誉顧問を務めている。また、宇都宮アート&スポーツ専門学校の校歌「夢に向かって」はホリプロ所属のシンガーソングライター、松浦有希が作曲したものである。
取得を目指す主な資格
情報処理系
- 基本情報技術者試験
- 一部の学科では基本情報技術者試験の科目免除制度も使える。
- 応用情報技術者試験
- 情報処理安全確保支援士(情報セキュリティスペシャリスト)
- 情報セキュリティマネジメント試験
- ITパスポート試験
- J検(情報検定)
- サーティファイの情報処理技術者能力認定試験
簿記・会計
医療事務、ビジネス系
保育系
就職について
ただし、斡旋を利用せずに自力で就職活動することも可能。ちなみに学歴としては専門学校卒業になるので、高卒や中卒が応募できない一部の企業・職種にも応募することができるが、大卒以上または短大卒以上が条件となっている企業・職種を目指す場合はダブルスクールが必要となる。
また、ハローワークとしての機能も持っており、卒業してから10年以内に限り、ビジ電の卒業生の再就職先・転職先を斡旋してくれる制度がある。
関連項目
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