東武宇都宮百貨店とは、栃木県内で百貨店を運営している企業である。
概要
東武鉄道のグループ会社の一つで、「東武百貨店」ブランドの店舗のうち栃木県内の3店舗(宇都宮店、大田原店、栃木市役所店)を運営している。
ちなみに池袋本店と船橋店を運営している「東武百貨店」とは別の企業という扱いである。(向こうも東武鉄道のグループ会社であることには変わらないが)
店舗
宇都宮店
本店。
宇都宮市の中心部にあり、オリオン通りや宇都宮地方裁判所、宇都宮ビジネス電子専門学校などが近くにある。なので立地は良い方だが、JR宇都宮駅からはかなり遠い(徒歩だと20〜30分くらいかかる)のが弱点か。ただ、JR宇都宮駅からの路線バスの本数はそれなりに多い。
建物は13階建てだが、立体駐車場側の部分は5階建てになっている。また、一般客が出入りできるのは地下1階〜地上9階までであり、10〜13階は東武宇都宮百貨店の本社の事務所になっているため一般客の出入りは不可能である。
かつては立体駐車場側の屋上(6階相当)に遊園地があったが、現在は営業していない。しかし現在でも屋外型の休憩スペースとしての利用は可能。
書店(本屋)は5階に、レストランは8階にある。
立体駐車場側の3階部分に東武宇都宮線の東武宇都宮駅が併設されているため、この店舗が事実上の駅ビルとなっている。
現在、宇都宮市内で全国百貨店共通商品券が使える唯一の店舗となっている。(パルコは栃木県から撤退、福田屋は厳密に言えば百貨店ではなくGMSなので使えない)
また、宇都宮市内に存在する唯一の百貨店でもある。(西武百貨店、ロビンソン百貨店、上野百貨店が撤退したため)
フロア構成
大まかなフロア構成は以下の通りである。
- 10〜13階:東武宇都宮百貨店本社
- 9階:エステティックサロン、ビヤガーデン(※ビヤガーデンは夏のみ営業)
- 8階:レストランが中心。占いコーナーもある。
- 7階:ダイソー
- 6階:美容室、フィットネスクラブ、リサイクルショップ、屋外型休憩スペースなど
- 5階:家具売り場と子供向けコーナー(おもちゃ売り場、サンリオ、ミキハウスなど)が中心。他にも落合書店(本屋)、タリーズなどがある。また、イベントコーナーでは北海道物産展などが開催されることも。
- 4階:紳士服、学生服、スポーツ用品がメイン。外商サロンがあるのもここ。
- 3階:婦人服、和服など。東武宇都宮駅の改札口があるのもここ。
- 2階:婦人服、靴、鞄など
- 1階:高級ブランド(ルイ・ヴィトンなど)、化粧品、アクセサリー、和菓子・洋菓子など
- 地下1階:デパ地下(食料品売り場)
大田原店
大田原市にある、東武百貨店で唯一の郊外型店舗。また、栃木県北部(那須郡地域)で唯一の百貨店でもある。
郊外型店舗ではあるが大田原市の中心部に近いので自家用車があれば便利である。ただし、そもそも大田原市の市街地に鉄道路線が通っていないので自家用車が無いと結構行きにくい。一応、JR宇都宮線(東北本線)の西那須野駅(那須塩原市)からの路線バスはあるが…。
建物は3階建てで、地下駐車場が別にある。宇都宮店と異なり書店が無いので、時間潰しはし難いかもしれない。また、レストランは無いが、代わりにフードコート(軽食コーナー)がある。
ちなみにこの建物は元々、上野百貨店の店舗だったが、この会社が倒産した後に建物を東武宇都宮百貨店がそのまま使う形で引き継いでいる。
栃木市役所店
栃木市役所の1階部分にある小型店舗。主に食料品やお菓子、ギフトなどを取り扱っており、実質的には高級なスーパーマーケットに近い属性の店舗となっている。
ちなみに現在の栃木市役所は元々は福田屋百貨店(FKD)の建物だったが、福田屋が撤退したため市役所がここに移転してきたのである。
最寄り駅は栃木駅(JR両毛線、東武日光線)または新栃木駅(東武日光線、東武宇都宮線)。
物流センター
鹿沼市にある。近くには栃木県運転免許センターもある。
東武宇都宮百貨店の各店舗で売るための商品を管理している場所がここ。
関連静画
関連項目
- 栃木県民ホイホイ
- デパート(百貨店)
- 福田屋百貨店(FKD)…ライバル企業。百貨店とGMSを足して2で割ったようなショッピングセンターを運営している。
- ベルモール…ライバル。イトーヨーカドー系列のショッピングセンター。
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