宝くじとは、日本では公の機関が委託して行う公営・準公営ギャンブルの1つである。
概要
その起源は江戸時代の寺や神社の修復のために発売された富くじに由来する。
みずほ銀行が発行、販売を担当している。
現在では、後で抽選する方式の「開封くじ」、スクラッチくじのように一部が覆われている「被封くじ」、
宝くじの役割
よく、高校数学の授業で年末ジャンボ一等当選確率および期待値なんて計算させられる。そしてあまりの確率の低さと期待値の無さに唖然とさせられ、裏切られる。所詮宝くじなんて損するようにできてんのさ。そう、お金は額に汗水たらして稼ぐものなのだ!
でもちょっと待った。じゃあその宝くじの胴元のもうけはクジ売り場のおばちゃんがせしめているのだろうか?
無論答えはノーである。たまに広告が出ているが、宝くじの収益は(もちろん売る側の運営にも充てられるが)公共の福祉のために使われている。
たとえば日本赤十字社の献血車をつくったり、
博物館貸し出し用の車椅子やベビーカーをつくったり、
防犯協会が防犯ガイドをつくったり、
地方ローカル線の車輌をつくったり、
僕らの暮らす社会を充実させる目的で使われており、その割合も売上の約40%と決して少ない金額ではない(詳しく知りたい人は内訳が宝くじ協会のサイトで公開されているので読んでみよう)。
まあ、ハズレても宝くじを買うために使ったお金の4割は社会のために寄付したものと捉え、回りまわって自分の暮らしに役立つと思えば、負けたとしても少しは報われるだろう。
ただ、要するに「宝くじを買うこと=寄付をすること」には違いない。一攫千金なんて夢見ちゃだめだ!諸君、「悪銭身に付かず」とはよく言ったものだ、勤労で得たお金こそ本来の価値があるのだ!そこの君、この文章を読んだらすぐに就職かアルバイトを探しに行こう!
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関連項目
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