小俣駅(栃木県)単語

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小俣駅(おまたえき)は、栃木県足利市小俣町にあるJR東日本両毛線の駅である。無人駅であるのと、栃木県内で最西端の駅になる。

※三重県にある近鉄の同駅名もあるが、この駅との読み方は異なる。
　　→ 小俣駅(三重県)

概要

明治時代の1889年10月10日に開業。当初は両毛鉄道の駅として足利～桐生間に開設したという百年以上昔の歴史がある。その後の路線は、国有化として日本国有鉄道両毛線、そして1987年に国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道両毛線となった。なお1968年より休止中で、当駅－山前駅間に挟んであった葉鹿駅は国鉄分割民営化の施行と同時に廃止となった。2001年より新たに「Suica」というIC カードの利用が可能となった。

当駅は島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅として構造されている。駅の出入口は南側のみとなる。駅付近の幼稚園前に両毛線の踏切があり、踏切の設置場所は足利駅方面より300 メートルほどの位置になる。かつては直営駅であったが、2003年 12月以降より無人駅(2駅隣の足利駅が管理)となった。駅構内に簡易Suica 改札機と簡易自動券売機の両方が設置されてある。

栃木県最西端の駅であり、西隣の桐生駅は群馬県内の駅となる。

市内にある足利大学は、当駅より隣の山前駅が確実に近いとされる。足利大学まで最寄駅から徒歩20分程度になる。なお、当駅からでもバスで足利大学の前へ移動できる手段はある。

JR東日本　両毛線
番線	方向	行き先(方角)	隣接駅
１	上り	桐生・前橋・高崎方面(西)	桐生駅
２	下り	足利・佐野・小山方面(東)	山前駅

＊場所の詳細および当駅からのアクセスを一言で解説（周辺地図を確認）

足利市路線バス「あしバスアッシー」が運行している。駅を出てすぐ右方向に進み歩いて5分程度で小俣駅入口停留所が上りと下りのそれぞれ置かれている。だが、便数は非常に少なく一日数本のみとなっている。

小俣駅入口（あしバスアッシー・小俣線所属）
- 小俣北町行き：終点まで30分以上の目安となる。ただし、最終バスの場合は次の下濁沼停留所以降は乗車不可という制限があるので注意。
- アピタ／東武足利市駅行き：足利大学付近、JR 山前駅前、足利赤十字病院を経由する路線バスである。ほとんどがショッピングモール「アピタ足利」までの行き先となっており、アピタ停留所終点まで約45分かかる。なお東武鉄道の足利市駅行きの路線は、小俣北町停留所始発から運行するバスの場合、平日・土曜の朝1本のみしかバスが来ないとされる。