岡崎クミとは、アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」の登場人物である。
同作の派生漫画「カードファイト!! ヴァンガードG ストライドジェネレーション」にも出演している。
担当声優は佐々木未来。
概要
新導クロノや安城トコハのクラスメイトであり、トコハの友人。3月9日生まれのうお座。
やや癖のあるセミロングヘアーとタレ目が特徴。
マイペースで天然気味な性格であり、時折オーバーアクション。
トコハの必勝祈願のおまじない中にコロッケパンを誤って放り投げてしまったり、クエストで泥玉を全力投球していたり、ファイトの応援の時は周囲が驚くほどの大声で声援を送っていたりした。
実はクロノの性格の本質を察していたり、意外と鋭い場面も。
アニメG1期は物語の進むペースが遅く、トコハの他二人との合流が若干遅かったのもあり、視聴者からはトコハを差し置いてヒロイン扱いされていた。アニメではトコハより先にクロノとファイトしていたのも一因である。
ヴァンガードは初心者であり、全メディアでクロノと同時期に始めている。
そのため、トラブルこそあれどハイペースで必死にポイントを集めていたクロノよりポイントの溜まるペースが遅く、公式大会への出場はできなかった。
それもあって大会やイベントでは応援に回るが、日常回での出番は依然として多く、アニメG2期ではトコハと共にラミーラビリンスの二人の友情を取り持っていた。
GNEXT
しかし、続編「カードファイト!!ヴァンガードGNEXT」ではトコハと共に江西サトルとチームを組み、初めて作中の大きな大会に出場することに。作中では唯一クロノと同じ晴見高校に進学しているが、クラスは別であり、東海林カズマとクラスメイト。
ファーストステージまでは、単純に第二回U20チャンピオンシップを、そしてヴァンガードを楽しむためにファイトを繰り広げていた。しかし、そんな彼女に鬼丸カズミの身体を乗っ取った《忍竜 シラヌイ》が迫り、彼女のヴァンガードを否定し、蔑まれてしまう。
その場は江西の怒りにより救われるが、結果的にシラヌイが歪む一因となってしまった。勝手に当り散らし勝手に歪んだだけだが……。
後にチームの敗者復活戦が発生するが、その前にハイメ・アルカラスの導きで情報共有の場が設けられ、全ての真実を知ることとなった。
今まで戦いの舞台に立つことのなかった異変に関わっていくこととなるが、それでもクミは楽しいヴァンガードを貫き通す。チーム・ハイメフラワーズの一員として、準決勝で敗れるまで戦い抜いた。
本作のED3は、トコハが海外留学に出発してからチーム編成に至るまでのクミ視点のストーリーとなっている。
使用デッキ
「オラクルシンクタンク」を使用。【バトルシスター】を基軸としている。
同クランの宿命でパワーラインが低くなりがちだが、手札を増強し安定した戦いを望むことができる。
「バトルシスター」内でも各メディアで基軸のカードは異なる。
アニメでのフルファイトは機会が少ないが、GNEXT初のフルファイトであるU20チャンピオンシップ準決勝では《バトルシスター ふろらんたん》をメインとしたデッキを使用しており、切り札の《エキサイトバトルシスター しゅとれん》と併せ、手札交換・山札操作に加え今までの比ではないリアガード圧力を確保し、その成長ぶりを見せつけた。
漫画版ではオリジナルのGユニット《バトルシスター じぇらーと》を使用。後に同漫画の単行本付録《エキサイトバトルシスター じぇらーと》としてカード化された。
ゲーム「カードファイト!! ヴァンガードG ストライド トゥ ビクトリー!!」では、アニメ・漫画未登場の双闘ユニット《バトルシスター じゅれ》を使用している。
余談だが、全メディアにおいてクロノが異常に苦手としている相手であり、アニメG1期終盤では彼女にトリプルトリガーで敗北した様子が描かれている。
基本彼女のトリガー運は異様な偏りを見せるようで、GNEXTのU20準決勝でトリプルトリガーが出た時も、クロノが反応していた。
また漫画では、クロノが諸事情で使い慣れていないノヴァグラップラーを使用していることもあって、初めてのファイトでクロノを下している。
関連動画
関連項目
- カードファイト!! ヴァンガードG / カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
- カードファイト!! ヴァンガード
- カードキャピタル2号店
- ラミーラビリンス
- ハイメフラワーズ(GNEXTの所属チーム)
- 東海林カズマ(GNEXTのクラスメイト)
- 鬼丸カズミ(意図せず歪みの発端になってしまう)
- オラクルシンクタンク(使用デッキ)
- 佐々木未来(CV)
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