帆風潤子とは、「とある科学の超電磁砲」「とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ」に登場するキャラクターである。
概要
常盤台中学の3年生。食蜂操祈の派閥グループの側近(ナンバー2)で、実質上の管理運営役。
初期こそ名前が判明しておらず、アニメ2期においても「縦ロール」としかクレジットされていなかったが、「超電磁砲」のスピンオフにあたる「アストラル・バディ」にて主役に抜擢され、名前と能力も判明した。
その特徴的な縦ロールは常盤台指定の美容師、坂島道端の思いつきで変えられたらしく、元のみつあみに戻そうとも思ったのだが食蜂より「愉快力の高いヘアスタイル」と褒められて(?)以降は縦ロールを維持している。面白がられてるだけでは
食蜂のいたずら(と余計なおせっかい)によってエクレアの早食いなどを強制された(能力による操作のため本人に記憶がない)結果かなりスタイルが良く、バストサイズも食蜂と同じくらい。ただし重度のゲコラーで、下着にもゲコ太グッズを使用しているためサイズが合わずかなり抑え込まれているらしい。そのため一見するとスレンダーには見える。本人はダイエットしてるのになぜか体重が増えると悩んでいる模様。栄養が全部乳に
食蜂への忠誠心は本物で、美琴に渡したインディアンポーカーの内容からとことんまで食蜂に付き従うのを至上の幸せとしている様子。とはいえ、派閥メンバーとしては食蜂のためなら意見や苦言を呈することもできる希少な存在でもある。
箱入り娘のお嬢様のためかR-18方面の知識が皆無でBLAUが語ったエロ妄想発言に対してもよくわからない顔をしていた。
同じくゲコラーの御坂美琴とは比較的良好な関係で、食蜂と美琴との親睦を深めようとするもののお互いの仲は悪くいい結果は出せずにいる。なお、この行動にはゲコラーのよしみだからという理由だけではなく他にも密かに秘めた願いが隠れている。
後述の修行がてら、武術指南書と同時に少女漫画も嗜んでおり、彼女の描く絵柄にもそれが反映されている。
天衣装着(ランペイジドレス)
帆風の能力。レベル4。体内の電気信号を操作し、筋力、五感などのリミッターを解除して強化する能力。さらには身体の再生能力まで向上する。また、多少の傷であれば即座に再生可能。五感が強化されるため匂いで対象の追跡が可能なほか、麻酔薬を振りかけられた際もその飛沫を見切って目に当たらないように回避することもできる。
あくまで「身体能力を強化する」という能力であるものの骨や関節などは強化されないため過度の使用は良くて筋肉痛、最悪筋繊維の断裂や骨折を引き起こしかねない諸刃の剣でもある(硬いものを殴り飛ばしてもその拳を保護できないため反動は受ける)。上記の通り再生能力も向上するため肉体に掛かる傷などはすぐに治癒するが、能力の過剰使用は肉体のみならず脳にまで負担をかけており、あまり力を使いすぎると強烈な群発頭痛に襲われることとなる。
電気系統の能力のため、御坂美琴にもある程度の再現は可能のようだが、思いの外精密操作が必要な能力であるがためか、手ほどきを受けたときは制御に難儀していた。
過去に起きた事件以降は強化された肉体を活かすため、各種武術を修めており徒手空拳においてもかなりの実力がある。柔軟性も高い。
内部進化(アイデアル)
能力者研究機関・才人工房(クローンドリー)の研究室のひとつ。他には弓箭猟虎、弓箭入鹿、蜜蟻愛愉が所属していた。
小学生ぐらいの頃より能力がレベル2からレベル4と大幅に向上したことから、同じく内部進化に所属していた能力者たちから羨望の的だったのだが、この頃は常時群発頭痛に悩まされるばかりか能力の制御すらままならないくらいだった。この群発頭痛は見かねた食蜂操祈によって改善されたのだが、本人はその相手が食蜂であるということに気づいていない(食蜂の所属部署は別)。「みさきちゃん」という名前だけは聞いていたものの、処置をされて以降は顔を合わせたことがない。
またこの頃は群発頭痛からどうやら中二病に発症していた時期で、この時の記憶は彼女の中では黒歴史。
そこに所属していた研究者、遠峰叶里とは1度冷たい態度を取られたことから苦手意識はあったものの、それが演技であることを知って以降はその認識を改めたのだが…
関連動画
関連イラスト
関連項目
- とある科学の超電磁砲
- アストラル・バディ
- 食蜂操祈
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