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恐竜が嫌いな男の子なんていますか? (きょうりゅう――きら――おとこ――こ――) とは、とある掲示板にて黒ギャルが現実世界でほぼ見かけなくなっているのに、そういった女性を性愛対象とすることを揶揄する意見に対して、その反駁として用いられたフレーズである。
初出は画像からすると2018年8月20日と見られる。以後、様々なSNSで黒ギャル好きの男性への揶揄があるたびに引用され有名になった。本記事元となったスレッドに貼られていたと思われる写真の由来となるアダルトビデオとともに解説する。
概要
右記Tweetにて引用されている掲示板の書き込みが初出。レイアウトからおそらくはふたばちゃんねるの書き込みが元と見られるが、当該掲示板は一定期間が経過するとログが消えてしまうため断定できない。
もともとギャルはサーファーファッションから由来するため、本来はギャルといえば「黒ギャル」であるが、話題になった2018年当時ともなると実際絶滅はしていないが絶滅危惧種とも言える存在になっていた。その要因として、
- 初代ギャルのカリスマ・安室奈美恵の産休による引退と、その間をついた第2のギャルのカリスマ・浜崎あゆみのブレイクにより、浜崎の白い肌に憧れる女性が増加。ギャルの趨勢が「白ギャル」に移行する。
- 髪を染めずファッションだけギャルにすることで、普段は一般的な企業・学校に所属するOL・女学生に扮することができ、黒ギャルと違って職業選択・学校選択に自由が生まれるため、あえてタンニングせずにギャルとして活動する者が増加する。。
- 更に同時期の清楚系ブームにより、派手なギャルファッション・ギャルメイクが必ずしも女性の間で「イケてる」と看做されなくなってくる。
というものがあげられる。これにより、黒ギャルは実際絶滅危惧種ではあった。いわば本物の黒ギャルを街で見かけない時代に、画面の向こうの黒ギャルの性交・オーガズムを追い求めるさまを指して、掲示板ユーザーのひとりが、
絶滅してるのに黒ギャル好きなんてバカみたいじゃないですか
と揶揄したわけであるが、それに対して恐竜も絶滅しているがなお男児のあこがれであることを引き合いに、同様に絶滅しようが黒ギャルを性愛対象としてみることをおかしくないという反駁をしたというわけである。これは以後ある種の「名言」として度々引用されている。
なお当時AV業界では森林原人はじめ黒ギャルはいいと業界人からは評判がよい時期であり、「DMM.R18アダルトアワード (現:FANZAアダルトアワード)」で2016年にAIKAが黒ギャル女優初の優秀女優賞を獲得している[1]。
元作品解説
| ひろむ | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 発売日 | 2011年8年9日 - 同年9月8日 |
| 収録時間 | 1時間36分 |
| 販売元 | G-AREA |
| 出演者 | つばさ |
| ジャンル | 素人 黒ギャル |
公式サイトの紹介ページ
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| 販売・配信ページ | |
| PPV |
FANZA![]() ソクミル
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| 月額配信 | XCity![]() 楽天TV
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| 備考 | |
| AVテンプレート | |
元となった作品はG-AREAで配信されていた『ひろむ
』。主演女優は「つばさ」だが、作中ではひろむと名乗っている。顔立ちが近いことから「梨杏 (江角梨杏)」と勘違いしている者も散見されるが、梨杏は白ギャル系であることから区別可能。東北は山形から渋谷にやってきたという設定であり、最初はかつて存在した女性向けファッションビル「ONE-OH-NINE[2]」前で待ち合わせするところからスタートする。爪を長く、デコレーションした状態でiPhone片手に口を半開きにしながら車に近づいてくるつばさ (ひろむ) は、当時のアダルトビデオ製作層である中高年からみたギャル観・若者観を色濃く反映しているが、つばさ (ひろむ) にとっては素だったのか演技で意図的に「(当時の)若者っぽく」見せているのかは不明。
一通り渋谷の街をデートすると、それ以降は着衣のまま性的なシーンに移行する。本作は当時の渋谷のようすが垣間見える (映像資料としては使いづらいが) 。
つばさはAV女優としての活動当時はそこそこ作品もリリースしており、板野友代の別名で板野友美のそっくりさんとしても売っていたりする。なお公式プロフィールでは1992年生まれ、出身地は山形ということで、ひろむ名義であることを除けば18歳 (当時) の山形出身という設定は公式プロフィール通りということとなる。カラオケ店員という設定も自身の趣味がカラオケであることから来ているのだろう。
つばさが本作に出ていたのは2011年。プロフィール通りの年齢であったとしても引退して26歳になってからその写真がRUMIKAや泉麻那、愛菜りな、AIKA、相葉レイカなどを差し置いて黒ギャルの代表例としてネットミーム化するなどと、笑顔で渋谷の街を歩いたりホテルのベランダでしゃがんで放尿している時に想像できていただろうか。
関連リンク
関連項目
脚注
- *「いい」という割に当時の森林原人の出演作『史上最強ギャルファイター 上原花恋 最強ギャル上原花恋のキャットファイト5番勝負ギャルファイタードキュメント!!』では「ギャルは女じゃねぇんだよ……オマンコなんだよ……」と女性の尊厳を否定する発言をした挙げ句、上原花恋に対してキャットファイトは使い古しの女優の仕事だと発言したことで睾丸をキックされ、情けなく「テメー!何してんだぁ!!」と叫んでいたことは忘れよう。
- *渋谷109の関連施設で、109の当初の購買年齢層である20代向けのファッションビルとして開業した。撮影時点ではキーテナントだったHMV渋谷が撤退し、マルハンパチンコタワー渋谷としてアミューズメントビルに実質的に業態転換していた。その後マルハンはじめ全テナントが撤退し、跡地にMEGAドン・キホーテ渋谷本店が開業。
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