核戦争とは、核兵器が実際に使用される戦争のことである。「核戦争後の荒廃した世界でギャル達が生き抜く」
概要
原子爆弾や核ミサイル、水素爆弾などが抑止力としてではなく実際に使用されるような戦争のこと。
現実世界では第二次世界大戦で広島市と長崎市に原子爆弾が投下されて以後は、一応起ってはいない。が、キューバ危機など何度か核戦争が起こりかけたことはある。
実際に起きてしまえば、戦争当事者の国の多数の人が死ぬだけではなく、土地や作物が放射性物質で汚染され、無関係な人も被爆し、舞い上がった煤によって太陽光がさえぎられる「核の冬」によって作物は枯れ、飢餓や被爆によって無関係な国の無関係な人たちまで多数死ぬなど文明の崩壊や世界規模の混乱、さらには撃ち込まれた国の核兵器による反撃などで人類が滅亡する~激減するなどといったことになりかねない。このため、核保有国であってもおいそれと核攻撃ができるわけではないが、核保有国が増えるたび、また戦争当事者になるたびに核戦争が起きるのではないか、という不安の声が上がる。
核戦争の危機が囁かれると、冗談めかして「肩パッドと釘バットを準備するべきか」などとネットに書きこまれることがある。また、全てがリセットされるのではないか、治安が崩壊して好き放題できるのではないか、ということで「核戦争起きないかなー」「核戦争後の世界でヒャッハーしたい」などと書き込む者もいる。が、仮に起こって世紀末な世界になっても、ヒャッハーできるのはわずかな時間で、多くの者はモブの名もなきモヒカンか、名もなき女ザコとして、たまたま通りがかった世紀末救世主か奇声を発する男に「あべし!」「ひでぶ!」「たわば」されるか切り刻まれるなどして虐殺されて終わりであると思われる。
創作
-北斗の拳-
核戦争が起きれば社会や文明は崩壊し、多数の人が死に、地獄のような世界で、仮に生き残っても生きていかねばならないことは想像できる。また、冷戦期は「実際に核戦争が起きてしまうのではないか」という懸念が今よりも強くあったため、創作では核戦争(乃至は核兵器以上の超兵器の使用)によって文明が崩壊し、治安も著しく悪化した世界を描いた創作、所謂終末もの(ポストアポカリプス)と言われるような作品が存在する。「風の谷のナウシカ」「北斗の拳」「攻殻機動隊」などが有名である。特に前述したようなネットの書き込みは「北斗の拳」の影響を受けた書き込みであり、核戦争後=モヒカン、釘バット、肩パッドなどというイメージを植え付けたのはこの作品であると言える。
古代核戦争説
オカルト界隈では、超古代に核戦争があったのではないか、という古代核戦争説という都市伝説が存在する。古代核戦争説の記事も参照のこと。
関連動画
関連静画
関連項目
- 0
- 0pt