清水町(しみずちょう)とは、北海道の十勝地方にある町(地方公共団体)である。上川郡に属する。
概要
| 清水町(2021年4月1日時点) | |
|---|---|
| 面積 | 約402.25km2 |
| 人口 | 9,106人 |
| 町の花 | すずらん |
| 町の木 | ななかまど |
| 隣接 市町村 |
十勝総合振興局 上川郡:新得町 河西郡:芽室町 河東郡:鹿追町 上川総合振興局 空知郡:南富良野町 日高振興局 沙流郡:日高町 |
1898年に実業家・渋沢栄一が設立した十勝開墾合資会社をルーツとする、十勝地方西部の町。町の西側には芽室岳・ペケレベツ岳・剣山などの日高山脈の山々が連なる。この日高山脈を国道274号が日勝峠(日高町との境)で越え、道東自動車道の開通前は狩勝峠(新得町・南富良野町)と共に十勝の玄関口としての役割を一手に担っていた…が、日勝峠は線形が悪い上に霧で見通しがきかないことが多く、事故の絶えない難所として恐れられており、道東─道央間のアクセスの困難さの一因ともなっていた。この状況も、2007年に道東自動車道の日高山脈越えが実現したことでかなりマシになった。
元々この地は「ペケレペッ」と呼ばれていた。これはアイヌ語で「清澄な川」を意味する言葉で、現在の清水という町名はこの和訳を由来とする。なお、全国にある同名の地名(特に静岡県駿東郡にある同名地方公共団体)との混同を避けるため、旧令制国名を冠した「十勝清水」と呼ばれることもある。
主要な産業は酪農・畑作など。特に牛は十勝若牛・神居牛などのブランド牛があり、清水町産の牛肉を使用した「牛玉ステーキ丼」というご当地グルメもある。道内の大学の学食等で提供されている「牛トロ丼」の牛トロフレークも、清水町で製造されている。畑作は小麦・ビート(甜菜)の他、にんにくなどを生産している。
主な立地企業
- 株式会社鳥せい商事(十勝地方を中心に鶏肉店「鳥せい」を展開する)
- 有限会社十勝スロウフード(牛トロ丼に使われる牛トロフレークを製造する)
- 株式会社丸三伊藤商店(十勝豚丼の老舗「ドライブインいとう」を清水町内と新千歳空港に構える)
名所とか
| ▲十勝千年の森 |
交通
道路
高速道路
国道
鉄道
町の中心駅は十勝清水駅で、特急「とかち」の全列車と特急「おおぞら」の一部列車が停車する。
かつては十勝清水駅と御影駅の間に羽帯駅があったが、利用者僅少のため2018年に廃止された。
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関連項目
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