箱庭の少女とは、mothy (悪ノP)が初音ミクを用いて制作した初音ミクオリジナル曲である。
概要
『七つの大罪シリーズ』に関連した曲の一つであり、一連の物語を繋ぐ重要な糸となっている曲でもある。
ストーリーは、閉ざされた部屋の中で暮らす一人の少女と、その【父親】の日常を描いたもの。一見、ただの可愛らしい曲に見えるが、その分最後に待っている『どんでん返し』は強烈だ。
なお、主人公の正体と、部屋の中から出てこないと言う事から『怠惰』の曲と間違えられる事があるが、怠惰の曲は別に存在している。
尤も、どちらの歌も担当は同じ人物(初音ミク)であるのだから、ある意味では紛らわしくなっているのではあるが…。
歌詞
この部屋の中にはあなたと私だけ
二人で唄を歌い続けましょう
外の世界なんて知らなくていい
あなたがそれを望むなら
歩けぬ私を気遣うあなた
部屋を美しいもので埋め尽くしてくれた
この部屋の中にははあなたと私だけ
二人で唄を歌い続けましょう
外の世界なんて知らなくていい
あなたがそれを望むなら
あなたはいつでもやさしいけれど
外の世界のことは教えてくれない
るりらるりらと私は歌うの
外の世界には聞こえないように
あなたのためだけに歌ってあげる
私がそれを望むから
あなたの口から聞いた《戦争》という言葉
どうしてお部屋が燃えているの?
燃え尽きた屋敷から見つかったのは
孤独な男の亡骸と
焼け焦げた
ぜんまい仕掛けの人形
関連動画
・オリジナル版
・PV
関連曲
物語の最後でビックリ仰天の『正体』が判明した「少女」だが、彼女は他の物語にも何度か顔を見せている。
・悪徳のジャッジメント
「少女」の「父親」が登場。彼のすべては、この可愛い『娘』を幸せにするために存在していたことが伺える。強欲で冷徹な「父親」も、娘の前では優しい表情を見せていたのであろうか?
・ハートビート・クロックタワー
姿こそ登場しないが、「父親」が残した映画館の館長に就任した事が主人公の口から言及されており、主人公は彼女を救うためにある選択をする。
・茶番カプリシオ
「少女」は「父親」の後を継ぎ、自らの法廷を開いた。しかし、心を持たぬ彼女の裁きは「全員有罪、死刑」と言うかなり無茶苦茶な物であり、彼女の前へ引き出された瞬間に『被告人』の運命はきまってしまうことになる。
関連商品
関連コミュニティ
トリヴィア
- PVは一人の絵師が描いたものではなく、ピアプロで公募した物。
- 副題に『ぜんまいじかけの子守唄2』と書かれているが、同シリーズとの関係は特にない模様。ただし、同じフレーズが登場しいるため油断はできない。
- 『茶番カプリシオ』が収録された【EVILS COURT】のブックレットには、彼女ついてある興味深い記述が書かれているので、是非一読していただきたい。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt