血と灰の女王とは2017年より裏サンデー/マンガワンにて連載されているバトル漫画である。
概要
怪物に変身することのできる吸血鬼(ヴァンパイア)と呼ばれる人間たちの戦いを描く。連載開始時点ではコミックスが売れないと打ち切りになると公式が宣伝するほどであったが、現在では裏サンデーの中でも上位の人気を誇っている。2018年には「次にくる漫画大賞」のweb部門の7位を獲得している。
吸血鬼といってもそのビジュアルは多種多様で変身ヒーローの能力バトルものに近い。最後に勝ち残った吸血鬼は世界を支配する王になれるといういわゆるバトルロワイヤルものであるが、本作の特徴として吸血鬼の数は数百人もいる一方でその中でも真祖と呼ばれる高位の存在数名だけが実質的な優勝候補であり、各吸血鬼はそれぞれ自分の主として始祖の下について戦うことになる。吸血鬼が戦うメリットは金であったり、よりよき社会を作るためであったり色々。また吸血鬼は一切戦うことなく日常生活を続ける選択肢もあるのもバトロワものにしては珍しい。
登場人物
佐神 善
どこにでもいる平凡な高校生。ある事件をきっかけに自らが吸血鬼であることを知り、罪なき人を守るためドミノと協力して吸血鬼サバイバルを戦い抜くことを誓う。非常に優れた観察眼を持ち、日常のちょっとしたことから人の本質を見抜いたり、戦闘の中で活路を開いていく。
ドミノ・サザーランド
小柄な西洋人の少女。数百年生きる生きている真祖吸血鬼の一人。一見すると悪魔のように高慢で派手な振りまいが目立つが行動原理は良識的の一言。殺人を憎み、吸血鬼同士の戦いで傷ついた人間を救い、人の愛情や友情を解する。善をはじめ配下の吸血鬼と共に世界の王を目指していく。
狩野 京介
善の幼馴染で親友。並のチンピラ程度なら数人がかりでも敵わない。
狩野 京児
京介の兄。肉親の死にも何も感情が動かず、人の死に顔を見るのが大好きな狂人。
関連静画
関連リンク
関連項目
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