言葉のいらない約束とは、うちはタツヤの究極幻術sanaのデビューシングルである。テレビ東京系列アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』33代目エンディングテーマ。2015年5月27日、MusicRay'nよりリリース。
概要だぞ、柱間ァ!!
2015年4月から流れる『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の新エンディングの情報が発表され、アーティストのsanaがニコニコ動画の歌い手出身という事もあり、アニメNARUTOファンの間では期待と不安が広がっていた。
が、
いざ放送されるとそのエンディングの映像が、なんとクレイジーサイコホモうちはマダラをメインとしたものになっており
- 無限月読を背景に、綺麗な笑顔で手を差し伸べるマダラ
- 暗澹としたトーンで流れる血塗られた忍の歴史
- 半裸で忍連合軍相手に大暴れするマダラ
- マダラの仲間風に登場するグルグルと白ゼツと黒ゼツとわかってんだよおじさん
- 千手柱間と出会った子供時代
- ラストの「胸に眠ってる」(物理)
- 未登場の卑劣様
という、この上無くクレイジー且つハイクオリティな演出・作画のアニメーションが、可愛らしい声の前向きで爽やかな歌と一緒に流れるという幻術としか思えない内容で、多くの視聴者を無限月読の夢の世界へと誘った。
一見極めてミスマッチな組み合わせに思えるが、歌詞・映像ともにNARUTO本編における「うちはマダラ」というキャラクターが持つ作中でもトップクラスの狂気・複雑な内面をあらゆる意味で完璧に表現しきっており、一周回って奇妙なマッチングを見せている。
オンエア前は不安視されていたアーティストについても「マダラの心情を表現した力量凄い」「うちはサナ…これ程とはな…」「sana影様は犠牲になったのだ…」「歌手の人可哀相」といった感想が寄せられた。
なお、オンエアを見たsanaはTwitterにて「良かった。。うまく言葉が出ない..一緒にみてくださったみなさん ありがとうございました。」とコメントしている。わかるってばよ…
やはり…うちはタツヤか…!?
今回のEDアニメの絵コンテ・演出・作画監督を担当した小柳達也氏は、以前にもうちはオビトがメインとなった「わかってんだよ」でお馴染みの『虹(真空ホロウ)』でも演出・作画を手掛けており、その大した手腕もさることながら、余りもうちは一族への造詣が深過ぎるため、万華鏡写輪眼を開眼しているとも言われ、何時しか「うちはタツヤ」と呼ばれるようになった。やはり天才か…
PVやHoneyWorksの特集記事を見ればわかる通り、本来この曲はナルトとサスケを意識したものであったのだが、コンピレーションアルバム「NARUTO THE BEST」のブックレットにて、タツヤは「ナルトとサスケの映像にするべきか悩みましたがこの映像が使われている間、二人とも瀕死状態であまり出番がないと聞き、こう言う形にしました。」とコメントしている。
やはり、うちはは悪に憑かれた一族…!
なお、タツヤは続編である『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の第2期ED「サヨナラムーンタウン」でもうちはサラダがメインとなるEDアニメを担当しており、うちは一族ED担当として不動の地位を築きつつある。
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