走るガンガーとは、異常にぬるぬる動くガンガーのシーンが元となった素材シリーズである。
概要
元ネタは「チャージマン研!」で有名なナック制作のアニメ「アストロガンガー」25話『ブラスター・デビル -悪魔の眼-』のクライマックスの1シーン。
ガンガーの攻撃で得物のショーテルを取り落としてしまい、予備武器と思われる直剣を構えたブラスターデビルと、落としたショーテルを利用しようと閃いたガンガーが両者同時に駆け出したシーン。
素材を見てもらえば分かるが、この時のガンガーの作画は1973年にも関わらず非常に滑らかに動いており、アストロガンガーという作品が「ナックの本気」と呼ばれる片鱗が見える。
その素材がこちらである。
2013年に投稿された動画だが、実はこのGBが「アストロガンガン」で使用されるガンガーの元ネタ。
非常にぬるぬる動いているため分かりづらいが、白クマくんに殴られ続ける動画が量産され続けたあのカットが混ざっているのだ。
「全ての元凶の元凶」である白クマくん素材よりさらに古い素材だったため、「全ての元凶の元凶の元凶」という立ち位置だったが、2017年にはこれを元ネタとした走る手描き素材が発生しはじめ、さらに前後のシーンで走っていたブラスターデビルの方もこの段階でGB素材が作られたため、走るガンガー自体が広がりつつある。
手描きの方は頭と体のバランスが、巨大ロボットであるガンガー並になっており、凄まじいインパクトを残している。
また「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」から話題となった一連のセリフ「止まるんじゃねぇぞ…」、そこから派生した動画『止まらないオルガBB』の元ネタとなった動きでもある(記事最下部の関連リンク参照)。
良くも悪くもこれがヒットしてしまった結果、「アストロガンガー」「鉄血のオルフェンズ」双方の流れが取り込まれ、「走るガンガー」のネタを使った動画に「鉄血のオルフェンズ」のOPの一つ「RAGE OF DUST」が使われることも多い。
逆にガンガー側の他のGBが、ネタとして弄られているオルガ・イツカで手描き再現されることもある。
アストロガンガー全体の活性化のためか、該当シーンで対峙していたブラスターデビルまでもが連鎖してネタにされるようになり、GB素材が地味に増殖し続けている。
また、無関係の筈のアニメ「ポプテピピック」第1話に、若干似たポーズで走るシーンが存在したため、これも素材対象となって本タグがつけられるケースも存在する。最早ガンガーと全く関係はないのだが。
更に6年後の2023年11月30日には、「止まらない吉沢亮」と題されたWebCMがSoftBank公式YouTubeおよびTwitter(現:X)から投稿され、企業公式CMへの進出を果たした。出演者が吉沢と渡部陽一の2名である事や、背景画像が青空になっている事から、「止まらないオルガ」だけではなく、本家アストロガンガーの該当シーンも意識されているのではと言われている。
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https://twitter.com/SoftBank/status/1729983577247367651
関連素材
本家GB動画説明文のURLリンク先に各コマの画像版も収録されている。トレース元素材として活用できるであろう。
関連動画
こちらで元凶が出たので急遽掲載
こちらで派生動画が出たので急遽掲載
こちらでブラスターデビルの動画が出たので急遽掲載
こちらで類似した構図のあるクソアニメが出たので急遽掲載
関連静画
関連図解
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https://twitter.com/koichil/status/1114486828743049216
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