高木渉とは、名探偵コナンの登場人物である。声優の高木渉については、当該記事を参照のこと。
概要
警視庁捜査一課強行犯三係所属の刑事で、階級は巡査部長。年齢は26歳と推定される(28歳と推定される佐藤刑事の2つ下であるため。本人も『20年前は小学生だった』と発言している)。
目暮十三と共に、東京都内で発生した事件の捜査にあたる。
初めて登場したのはアニメであるが、その後原作にも頻繁に登場するようになり、現在は定番のキャラクターとなっている。
ポジション的には目暮警部のオマケだが、彼が主役になるエピソードも多く、警視庁関連の重大事件ではいつもヤマ場で大きな活躍をしてくれる。
時にはコナンすらも凌駕する推理力を発揮することも。
目暮と松本(現在は昇進した松本に代わり黒田)は上司で、佐藤と白鳥は先輩、千葉は後輩にあたる(千葉との関係:以前は原作では同期、アニメでは後輩と設定が分かれていたが、作者の気まぐれでアニメの設定に統一された。)
先輩の佐藤美和子に想いを寄せ、様々なアプローチを仕掛けていた。その甲斐あってか(?)今は周知の仲となり、逆に職場の仲間には恨まれている(死にかけたところに『死ねばよかったのに』とまで言われたがあくまで恋愛面だけであり、決して疎まれたりハブられたりはしない)。キスまで済ませた今となっては、結婚間近と言えよう。
明らかに目暮警部や佐藤刑事より頼りないが、コナンが警視庁に連絡を取るときはいつも決まって高木刑事である。
これは、コナンが高木と佐藤のカップルを自身と蘭に重ねて見ているのと、36~37巻の「揺れる警視庁」事件で、コナンの正体に一番迫った刑事であることに由来すると考えられる。決してヒマで扱いやすそうだからではない。
大のプロレス通であり、プロレスラーが殺害された事件では興奮してその知識をまくし立て、周囲から引かれたことがある。他に、ビデオ収集の趣味もある。
もともとはアニメの名無しキャラだったが、、こだま兼嗣の「刑事キャラを増やしたい」という要望があった(厳密にいうと事件の説明要因)ことに加え、茶風林がアドリブで名前を聞いたところ、高木が実名で答えてしまったことでそのままの名前として採用。以後原作ではその名前が定着し、現在に至るというなんとも珍しい現象が起こっている。
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関連項目
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