阿笠博士とは、名探偵コナンの登場人物である(アニメでの担当声優は、緒方賢一)
概要
工藤家の隣に住む自称天才科学者。52歳。お尻のホクロに毛が一本生えている。
コナンの正体を知っている数少ない人物の一人で、小さくなったコナンのために、蝶ネクタイ型変声機、時計型麻酔銃、ターボエンジン付スケートボードなどの様々な発明品を授ける。その発明品の技術はかなりのもの、というかノーベル賞取れそうなレベル。映画版ではくだらないダジャレクイズを出題するのが恒例となっている。
本名は阿笠博士。博士と書いてひろしと読む。つまり正式には阿笠博士博士(あがさひろしはかせ)となる。
名前のモデルはエルキュール・ポアロやジェーン・マープルシリーズで知られるイギリスの小説家、アガサ・クリスティ。
黒幕説
阿笠博士は黒の組織のボス(あの方)の正体として、最も有力視されていた人物の一人である。
主に挙げられている根拠
- 作者のインタビュー。「実はボスの名前は既に原作のどこかにでている。捜してみて下さい。」
- 灰原曰く「ボスは想像もつかないような信じがたい人物」。
- 1巻でコナンの話を聞いて、知らないはずのジンとウォッカの顔を回想している。
- 蘭が新一に「犯人がありえないような人物、例えば阿笠博士などの身近な人物が犯人だったら…」と問うシーンがある(フラグ?)
- ピスコ編で博士との電話中に突如電池切れ。その直後ボスからの命令を受けたジンが、ピスコを射殺している。不自然なタイミングの電池切れといい、あの時点で事件の真相とジン、ピスコの状況を把握できていた博士が怪しくなる。
- アガサという名前のカクテルがある(組織のメンバーは皆酒のコードネームがついている)。
- 過去に不明な点が多い(唯一小学生時代の話のみ明かされている)。
…など、阿笠黒幕説は根強い人気を持つが、それを批判する意見もまた多い。
具体的な反論の例
- 当初は博士を黒幕にする予定だった可能性もあるが、ここまで長期連載化して、国民的アニメとなってしまった今、最も身近な人物である博士を悪役にするのは難しいのではないかという意見(映画では子供たちだけにはしておけないと、自ら子供たちと死をともにしようとするシーンもあり、もし黒幕だと全部台無しに…)。
- 知らないはずのジンとウォッカの顔を回想しているのは、単なるミス、漫画上の都合、単純にそこまで考えていなかったという可能性もある。
- アーント・アガサという名前のカクテルは確かに存在するが、アーント・アガサを日本語に直すと「アガサおばさん」になるので、すなわち阿笠博士の叔母「阿笠定子」を指し示していることになってしまう(別件で定子黒幕説も存在)。
- 組織のプロジェクトが始まったとされる約半世紀前には、まだ博士は2歳前後なので、無理がある(ただしボスの座を引き継いだ可能性はあり)。
- 詳細については2ch「名探偵コナンの「あの方」を予想するスレ」のまとめサイトが詳しい。
2011年10月のクラブサンデーの公式ブログで、作者直々に否定したことで、この説は崩れてしまった。
最後にどーーーーーーーしても気になることを質問させて頂きました!!
ズバリ、「黒ずくめの組織のボスは誰ですか!?」衝撃のその答えは……!!
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「阿笠博士じゃないよ(笑)」
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関連項目
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